元を読み返してみると、
今の学生さん、若い人は大変です。ハードルの低い事のほとんどは機械やソフト、派遣さんがやってくれます。雑用をやる必要がほとんど無いのです。つまり本来あるところの本業そのものをやってくれる人が欲しいだけなのです。だから即戦力の人しか欲しくないとなってしまう。
これは論理的におかしくない?ハードルの低い雑用以外には本業しかない、っていうロジックが変。
http://anond.hatelabo.jp/20080401093016
もう一箇所は
いやおかしいでしょ。
「雑用が無くなったから即戦力が欲しくなった」っていう論理は。
中略
それはつまり、雑用の有無と即戦力を求めるかどうかは無関係ってことじゃん。
http://anond.hatelabo.jp/20080401164057
論理的におかしいってのは、常に正しいわけではなく場合によっては正しくないケースが存在する、ってことだよ。
というのがどれをさしているのかはわからない。
だが、この増田の言う
「雑用が無くなったから即戦力が欲しくなった」っていう論理は。
自体が少しおかしいのだろう。
本流の仕事以外は派遣とかでまかなうことが会社として理に適っているのだから、新卒の正社員をわざわざ本流以外にはめ込むことは合理的ではない。
だから、
それに対して俺は、ちょっと頭使えば即実務じゃなくたってやらせられることはいくらでもあることがわかるでしょ、って言ったわけ。
即実務じゃないけどやらせられることはあることはあるのだろう。しかしそのレベルの仕事は、教育にかかるコストを考えれば、ちょー即戦力の派遣にやらせることが会社としては理に適っている。だから新卒の正社員にはやらせない。やらせること自体が無駄であって、やらせたこの増田の会社が合理的ではなく、この増田は給料泥棒だった、ということだな。
ちょー合理化しすぎたあまり、こぼれる人が多くなった。じゃあこぼれる人に教育すれば良いじゃんというが、それは新たに教育システムを構築するにはコストが見合わない。見合わないので教育しないまま放置プレイにするので、新人君は期待されたほど働けない。働けない目処が立った二年目あたりに、やはり即戦力がほしくなる、即戦力をいれると、新人君の非力さが目立ち、旧新人君は鬱でやめる。やめた旧新人君をみて、新新人君は鬱になる。よって医療費がかかって困る、ということだろう。
よくおっさんが言っているけど、雑用は無料の教育システムだ、とまでは言わないけど、ほどほどに無駄が全体としては経済的なんじゃない。ギャップを埋めまくったほうが効率的なのだろうけど、埋めるためにコストをかけるほどのギャップなのかといえば、実際そうでもなく、一定の時間と一定の何かがあれば、割と埋まるものなのだろう。まあ何かが古来からある雑用でいいのかはわからないけど、まあ何かだよ。