2007-12-20

遅ればせながら「本当に考えたの?」を読んで

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/12/post_1581.php

とても正論だと思う。

どんなに屁理屈をこねても、やらなかったことはやれないのである。

ただ、森氏には森氏自身が作家であり、"考える"ことが得意、好き(と思うが?)という点が過小評価されている。

好きなことをする時、苦労感が薄くなるのは誰にも経験のあることだと思う。

そして逆の時、苦手なことをするというのが酷く苦痛に感じるというのまた誰にも経験があるだろう。

そして、森氏は"考える"という行為自体もまた過小評価していないだろうか?

考える、という行為は別に重労働や精密作業、長時間作業などと違い、一見消耗しない行為に見え、コストがかからない、故にやるだけ、やれば良いだけの行為に感じる。それをやらないというのは怠慢に見えるだろう。

しかし、苦手な人には、人が思っている以上に"考える"という行為は難しい作業である。

あなたが苦手なこと、嫌いなことと同程度に。

「俺だってやってきたんだから、君もそれくらいやれば良いのに。何でやらないの?」ではなく、「そうだよな、俺もあれはなかなか出来ないもんな。じゃあ、どうしたものかな。」これくらいの暖かさを持ちたい。

  • 森のその手の意見にマジレスするのって芸人のボケにマジ突っ込みするようなもんじゃないの? 極論を語ることによって「自分は目新しいことを言える人間です」って主張したいだけだ...

  • 森さんが言ってることは物書きなら誰でも言ってることじゃないかなあ? 中島らもしかパッと思いつかないけど。

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