2007-12-04

とあるバッドエンドな風景

崩れ始める回廊。

光を失い、逃げるべき道も見いだせない。

がらがらと崩れていく音が、世界の崩壊を告げ

ぐらぐらと揺れる足場が、自身の終わりを告げる。

もうここまでなのか。

ここまで来たのだから十分なのか。

もう、できることは何もないのか。

どんなに目を見開いても、真っ暗な空間は何も答えない。

足場が僕の体重を支えきれなくなったとき、

断末魔の叫びが辺りにこだました。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん