2007-11-15

第二の地獄賢明地獄で、失敗の奈落よりも高き所にあるのに、キチガイ地獄よりも栄光から遠い。

そこにいるのは、たとえばFランカー、童貞ニートたち。

彼は賢くて、一見、そこにいるのが不思議に思える。

けれども、彼は賢くあろうとするから、失敗も成功もしない。

彼の賢さは、失敗しないから見える幻。

彼は常に安全地帯にいて、「君子危うきに近寄らず」、賢人として愚者の中に君臨している。

だけど、彼はそうやって安全地帯に閉じこめられて、抜け出せない。

愚者だらけの安全地帯に防壁を築き上げて、自分で自分を閉じこめて。

そうやって、偽りの賢さに縋り付いて離れられなくなる。

だから、賢明であろうとする敗残者は、みんなこれに注意するべきなの。

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