2007-08-15

結果的ストーカー

久しぶりに異性と接する恐怖が首をもたげてきた。

もうそんなもの消え去ったと思っていたのに。

女性恐怖症とは微妙に違う。

なぜなら、女性恐怖症は女性との関わり全てを恐れるからだ。

しかしながら、日常生活の中で女性と話すことなどは怖くないので、女性恐怖症ではないといえる。

こちらから何か働きかけをした後が怖い。

例えば、何か誘いのメールをした後で返事が来ないことはかなり怖い。

どれぐらい怯えるかというと、正気を保つために思わず自傷してしまいそうなぐらい怖いのである(という表現で、どれぐらい怯えているかわかっていただけるだろうか)。

自傷をしないと正気が保てないのは既に普通ではない思う。

絶対過去に何かあると思って超高速でイントロスペクトした。

たしか、高校生ぐらいの頃、メール遠距離な同世代ぐらいの異性とやりとりをしていた。

その時、誘いか何かを入れた後でパッタリとメールが来なくなって、これは何かおかしいと思っていたら、それとない経路伝いで、彼女君のこと怖がってるよ、と言うようなことを言われた。

別にこいつをストーカーしてやろうとかそんな他意も持たず、ただ単に(僕からみたら自然な)やりとりしてただけなのに、いつの間にかひとりの女性を追い込んでいた自分が酷く怖く、また信頼するに値できないものに思われ、2ヶ月ぐらい正気を失っていたことを思い出した。

まさにultimate crashである。

大抵のストーカーは、「ストーカーしてやろう」と思ってやっている訳ではないことは知っている。

彼らは彼らなりのピュアな気持ちから行動しているのだが、そのピュアな気持ちのピントがずれてしまっているため、結果として世間的にストーカーと言うことになっているのである。つまりストーカーは自分自身でストーキングをしていると言うことに気づくことができない。

と言うことは今でも私自身のピュアな気持ちのピントがずれていて、"結果的ストーカー"になっている可能性があると言うことである。

これは非常に危険である。また誰かを追い込むかもしれないからだ。

だから、どんなに好きになったとしても、自分から働きかけることは極力しないことにしている。

"結果的ストーカー"になる可能性があるからだ。

そしてそれは犯罪だからだ。

世の中の男性は自分のピュアな気持ちのピントがずれないためのキャリブレーションをどのように行っているのだろう。

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