2007-06-01

今まで、家によくわからん宗教の勧誘ぽい奴とかなんかの訪問販売とか営業とか来るたびに冷たい対応をしてさっさと帰ってもらっていたけど、ある時そういう人が、一家を支える為に、怒鳴られながらも各家を回っているというようなドキュメンタリーを見てしまい、それ以降強く言おうとしてもそれが頭にチラついて強くいえなくなってしまった。「いらねえよ、今忙しいんだよボケ」と言ってやりたいが、この人も仕事でやっているのだ、別にしたくてやってるわけじゃないのだ、この人は若いから新人かもしれない、なんだか凄く緊張しているようだ、そんな人に強く言ったら傷つかないだろうか、……etc。そういう事が頭をチラついてチラついて離れない。勿論断るが、前よりすっぱり断れなくなった。非常にマズい。

「人は色んな事情を抱えている」

そんな事当たり前だったのにそれを意識し出した瞬間から、町行く人を全く疑えなくなってしまった。そんな自分が怖い。いつ騙されるかわかったもんじゃない。そう意識していてもどうしても人と話すと大抵いい人なのだと思えてきてしまう。疑えなくなっている。怖い。困った。どうすればいいのか。あれから何をするにも「でもこの人も何か事情があったのかもしれない」、よっぽどの事がない限りそう思うようになってしまった。マズイ。怖い。

  • コーヒー話が盛り上がる。お茶目な姉ちゃんにはてブが集まる。そんな増田が好きだ。だから、治らないのかなって増田や、不器用な親父がガンだった増田や、振られた増田にも愛の手を...

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