ずっとこうしていられるのに。」
『・・・・・・・・。』
女の子は黙って泣いていました。
もう人類の役目が終わろうとしているからだと思う。」
『・・・・・・・・。』
すると、それまで黙っていた女の子が、泣きやんで口を開きました。
『・・・わたしもそう思う。そうやって人類は滅びるんだわ。』
男の子は続けました。
「今、大人が子供を憎んでいる。子供は大人を信じられずに育っていく。
そして僕らは子供を残すことが出来ない。」
『きっとそうよ。ねえ、今、とてもいいことを言ったわ。ねえ、もう一度言って。』
男の子は言われたとおり繰り返しましたが、
そして二人は、部屋にともしたろうそくの灯りの下で、
あんなにいやがっていたキスを、何度もしたのでした。
http://anond.hatelabo.jp/20070530223420 なんかシンクロニシティを感じた。 http://anond.hatelabo.jp/20070531181842
なんかシンクロニシティを感じた。 http://anond.hatelabo.jp/20070531181842