2007-05-21

http://anond.hatelabo.jp/20070521143201

公訴時効の制度趣旨はいろいろな理由があるんだよ。

証拠が散逸してしまい、捜査が困難になること、

また証拠の"賞味期限"が切れたりして、そんな証拠で有罪とされるのは適正手続に反すること、

年月がたてば応報感情・処罰感情が薄れること、

犯罪者といえども法的に安定させる必要があること。

ちなみに現行法じゃ改正されて25年になったよ。

DNA鑑定など、鑑定の技術が向上したことが大きいと思われます。

外国の立法例をみると、殺人などの凶悪犯罪に限っては公訴時効自体がない国もけっこうあります。

日本も段階的に無期限になっていくかしら。

記事への反応 -
  • http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/m20070521k0000e040074000c.html 短く感じる。人の命を奪っているのだから時効などなくてもいいようにも思う。 永遠に捜査本部を置いておく費用がないとか言う理...

    • 公訴時効の制度趣旨はいろいろな理由があるんだよ。 証拠が散逸してしまい、捜査が困難になること、 また証拠の"賞味期限"が切れたりして、そんな証拠で有罪とされるのは適正手続に...

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