■http://anond.hatelabo.jp/20070518175038

カレーライスは幸福な満腹感の記憶と強く結びついている。それは胃袋がもう小さいとはいえなくなっても、好みが甘口から激辛に変わっても、やはりそれだけは変わらずにいて、鍋一杯のカレーを見ると幸せになってついつい食べられるだけを詰め込んでしまう。

一人暮らしをして初めてカレーを作る。鍋の中のカレーを一人で好きなだけ食べてもいいという幸せに浸って、動けなくなるまで食べてしまう。そうして片づけが面倒になってやがて惨劇が始まる。食べたカレーは腹に付着し、食べ遺したカレーは羽が生えて台所を飛びまわる。

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