あそこの国は、自由で快適らしいぜ!と評判を聞く一方で
それを聞くたびに、感心したり、ガッカリしたりしていたが
突然ふっと気がついた。
別に一つの国の事でも、国ってのは滅茶苦茶広いんだから、結局はその人の身の回りの事なんだよな。
それで更に、受け取る側の見方もあるし。だから極端な話、たとえば様々な差別でがんじがらめだという
評判の国にいっても、運がよくて差別主義者じゃない、割と温和な人たちに囲まれて、そんな事を意識せず
暮らしていく可能性もあるわけで。
そんでもって現代は、より一層、そこら辺物凄くシャッフルされている気がする。
建前上、法律上は大概の先進国なら一応は「ちゃんとした」ものになってる。
でも実際それは建前に過ぎないよ、ってなるか、それともきちんとそれが守られているか、
そういうのって日本も含めて、結局は自分の身の回りの人たちがどのくらいいい人たちかってことなんだろう。
やばいな、ネットでレッテル貼りを見るのに慣れてしまったからか、
どんなカテゴリにもいい人もいれば悪い人もいる、色んな人がいる、という当然の事実をうっかり忘れそうになっていた。
そう考えると、人生、運の要素でかいよな。