2007-04-29

http://anond.hatelabo.jp/20070427112514

a1:きちんとした「文章の書き方」の指導方法を全国の教師に身に付けさせるコスト (莫大)

a2:きちんとした「文章の書き方」の指導によって増大する「国語力」から得られるメリット (大きい?)

a3:きちんとした「文章の書き方」指導で発生するデメリット (小さい)

b1:生徒の国語力向上を「読書感想文を書きましょう」で済ませるコスト (小さい)

b2:「読書感想文」で全読書量を増やすことで得られる「国語力」の増大メリット (普通

b3:「読書感想文」で「読書嫌い」を増やすかもしれないことのデメリット (小さい)

a2 だけをとって、それが b2-(b1+b3) よりも大きい、というのはまあ当たり前だと考えて良いと思う。

けども、それはa1a3を考慮しない発言ではないかなと思った。

実際に政策として行うことを考えると、a2のメリットを得るためにはa1a3というコストがかかる。つまり必要な比較は

a2-(a1+a3) と b2-(b1+b3)

なわけで、現在の所、前者についてa2がやや過小に、そしてその分a1が過大に評価されているため、前者後者より少ないとみなされているということではアルマイカ。

記事への反応 -
  • 同意。読書感想文は、かえって読書離れの要因になると思う。 デジタルゲームが好きな子供でも、そのゲームの感想文を毎週原稿用紙3枚以内にまとめて提出しろなんて言われたら、も...

    • 普通に本を読む人間にとって  = 読書感想文は苦痛ではない 全然本を読まない人間にとって = 読書感想文は苦痛 「全然本を読まない人間」はそもそも「本好き」ではないのだ...

      • 「読むこと」が好きな人が必ずしも「書くこと」を好きだとは限らない。 読むことも書くことも好き = 読書感想文は苦痛ではない 読むことは好きだが書くことは嫌い = 読書...

        • 「本を読んで考えたことを文章にする方法を教えるべき」ってのはまったくその通りだと思う。 ただ、考えたことを文章にする方法(文章の書き方)を教えるのであれば、別に「本を読...

          • ただ、考えたことを文章にする方法(文章の書き方)を教えるのであれば、別に「本を読んで」の部分は必須じゃないのよね。 ああそうだね。 1つ目に「本の読み方」が書いてある...

            • a1:きちんとした「文章の書き方」の指導方法を全国の教師に身に付けさせるコスト (莫大) a2:きちんとした「文章の書き方」の指導によって増大する「国語力」から得られるメリッ...

        • http://anond.hatelabo.jp/20070427102835 読むことが嫌いだけど、書くのが好きな人もいるよ!

      • 普通に本を読む人間にとって  = 読書感想文は苦痛ではない その大前提はどっから持ってきたのよ。普通に本を読む人間だが、小中学校でやらされるような「読書感想文」書けな...

        • http://anond.hatelabo.jp/20070427100345 ヒント:課題図書利権。 小中学校で読書感想文コンクールが開催されるのは、課題図書を売るため。 その利権に巻き込まれて読書嫌いや作文嫌いの子供...

          • 「もしも太陽の光に利権があったならば」 男は深いため息をつく。 「我らの飛空船は今頃太陽発電で飛んでいただろうよ」 http://anond.hatelabo.jp/20070427101349

            • 作文書くのが嫌いな子は、教師や親が気に入るような建前を書こうとするから辛くなるんだと思う。 本音で馬鹿を晒す増田のようにはいかないよ。

    • つまり感想文という存在そのものが微妙であると。確かにその通りだ。そういやー就活のエントリーシートってのもそれ系なんじゃねーの? 就活なんかしたことない(つか学校行くの飽き...

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