2007-03-25

あるドラックディーラー

昔、ドラッグディーラーとして働いていた人がいた。

彼は毎日吸ってブリってそんな毎日が一生続けばいいと思っていた。

しかし、彼は働きながら色々知っていった。

ドラッグディーラーの上にはドラッグマネージャーがいる、

結局、搾取の循環から逃げようにも搾取される側にいたのだ。

そして、毎回警察に捕まるのはマネージャーではなくディーラーだった。

働けば一定以上の金持ちにはなれる、それなりの生活できる。

しかしそれ以上を求めると、命を狙われる仕事をしなければいけない。

一生刑務所を覚悟しないといけない。

ドラッグビジネスファミリービジネスとなっている。

あるグループがある一定地域を縄張りとし、そこから出ると

そのグループは他のグループに通報されるか、潰される。

そんな事をしていて、一体幸せとは何なのか悩む事になる。

将来は闇しか見えない。

悩めば悩むほど止めるしかない事に気づく。

そんな彼に神が止める切欠を与える。

彼の相棒がアーミーへ行く事を理由に手を洗うことになったのだ。

彼も同時にやめる事を決意する。

マネージャーは今までの仕事ぶりと真面目な性格を汲み取り

2人を信用し止めることを許してくれた。

結局代わりは腐るほどいるのだ。

彼にとって新たな人生が始まった。

それはストリップ劇場掃除から始まった。

そして、大学へ通い出した。

彼は今、どんなに辛くなっても、あの頃よりマシだと自分を騙して生きている。

糞だけど少なくとも闇は見えないじゃないか。

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