2007-02-10

文藝春秋』三月号「我らが青春芥川賞を語ろう」より

石原慎太郎村上龍綿矢りさによる鼎談。

村上 僕たち三人には、いくつか共通点があって、十九歳から二十四歳というとても若いときに受賞していること、それから最初の候補で受賞して、落ちた経験がないこと、受賞作が世間で評判になったこと、まあ、僕らの責任じゃありませんけど。……それに加えて、どうでもいいことだけど、三人とも見栄えもさほど悪くない(笑)

石原 自分で言うかい(笑)。若くして世に出ることはとてもいいことだよ。感性にシミがついていない、汚れていないから。「大器は早成する」だよ。

村上 そうですか?

綿矢 自分で言うんだ(笑)

そんな綿矢りさだったらいいのに。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん