今の炎上だとか祭りだとかに見られるような事は
前からあったんじゃないだろうか…。
とくに昔から気にかかっていたのは、
女性蔑視を叩く団体のヒステリックさ。
富士銀行だとかとしまえんだとかの
広告に対して抗議をしていたのを思い出します。
抗議をしたり叩いたりする側に
大義があるかどうかは別にして、
中心に渦が出来て、それが周りを巻き込んで
広がっていく様が似ていると思います。
検索してみて出てきたもので(古いけど)、
「ワタシ作る人、ボク食べる人」というので
女性蔑視だと抗議があってCMを中止した事例が
見つかりました。まあねぇ、言ってることは
わからなくもないけども… 大義として
振りかざしやすいのはわかるんだけども…
結局、昔は「婦人団体」という隠れ蓑があって
今はそれが匿名になって、ってことじゃないのか、
とも思うんです。ま、そこに参加している人が
主婦中心なのか、ねら~中心なのかってのは
あるかもしれないんだけども、人と結びついて
なにかに向かう、なにかに影響を与える、
という行為が面白いってことが
ポイントなのではないかと思います。
抗議をしてそれが通ったら、その抗議をした人たちは
悲しい顔というよりも嬉々としてそうだものね。
あ、これは僕の思い込みですけどね。
ただ、祭りも抗議も参加者に残される達成感が
重要なのではないかと思います。
炎上してしまったブログの運営者は、
祭りの参加者にどう達成感を与えるか、
それを考えたらちゃんと終息(収束?)するのでは
ないかなんて思います。
祭りや炎上ってのは、昔からあったもんだから
今の病理みたいにしなくていいんじゃないかな、
そうじゃない人もいるし、そういう人もいるって
ことで、なんて考えています。
僕は、そういういちゃもんつけるような
女性団体はだいっきらいですけどね。
■女性蔑視の境界線
○「ワタシ作る人、ボク食べる人」
このコピーだけからしか判断できませんが、別にいいんじゃね?
○TV番組の「負けると水着になるといったコーナー」
嫌々やってるんじゃなければいいんじゃね?
△NECの「浅田真央15歳です!」のCM
うん、まあ、微妙だけど、女性蔑視とは思わない、かな?
×石原都知事「ババアは有害」発言
彼がどう思っているかは別にして、公の場でいうことじゃない。アウト。
△女性専用車両
差別とは思わない… 大奥だったり女子高だったり、
ちょっと考えるところもあるし、いいんじゃね?
△NHK紅白歌合戦に「裸」の女性ダンサーで抗議殺到
蔑視とかじゃなく。ドーピングして見つかった感じ。