美しい生き方だというのもそれとなしに理解は出来るんだけど。
でも一角の男にしては足りなさ過ぎるというか。
うーん、胸に響かない。この構造的理不尽さがいいのか?ヤバイ中でも生活を噛み締め堅実に生きる男がいいのか?
でもそれにしては小太刀の達人じゃねえか。
あああ、駄目だ。やっぱり3年しか生きていないのにそれでよかったとするナレーションがわからねぇ。神からの視点がわからねぇ。
あぁ、小太刀の達人だったから戦争に借り出されたんだろう。しかし、しかし。さっぱりしない。
一角の人物であるということと、「学があれば自分の頭で物を考える事が出きるようになる、それは世の中がどう変わろうとも変わらない」ということと、彼の生き方と、無常観。
あのような人物が無常観を持つことがことさら格好良いのだろうか、美しいのだろうか。彼らしく生きたということなのだろうか。本人は足りてるからそれが全てなんだということなのだろうか。
駄目だ、幸せになってすぐに死んでしまうことが自分にとってこの映画を不可解にしている。3年生きれりゃ充分なのか、あか、わからん。無常観を出したいのなら、こんなに出来る武士である必要はあるのか。。。
結婚の幸せにしてもこっちには中途半端だ。あぁ、わからん。ナレーションを受入れることが出来ない。
無欲か。そして武士か。そんで、子供思いだったから、自分は死んでも幸せなお母さんが子供にできればそれで男はいいのか。決められたリズムか。そうか。
最後のは、なんというか武士の時代を表すための適当な不条理とその中で無常観を感じながらも生活に足りる良さなのだろうか。そこにこだわっちゃった俺の負けか。そこも受入れるべきか。そうか。