2006-12-11

実のところ、ウイルス感染していないPCはほとんどない

どんなにセキュリティを万全にしても、ウイルスは絶対入り込む。新しいPCを買ってきてネットに繋いだその日の内に、何らかの仕込みを受けてるものと思っていい。

じゃあどうしてそれが問題にならないかと言うと、被害が表面化しないから。少しでも具体的なアタリがつけば、すぐに原因を特定されて対策される。だから、ウイルスには「発覚しないこと」が何よりも重要だ。発覚さえしなければ、ずっと潜伏していることも難しいことじゃないから。

新種のワームが猛威を振るっています、なんてニュースが流れるけれど、ぜんぜん大したことじゃない。あんな派手なのすぐに対策が立てられるし、そうなれば騒動はそのうちに収束する。本当に怖いのは、潜伏してる奴の方。

たとえば日本だと、一台のPCにつき平均で100匹近いウイルス感染している。その内の半数は完全な時限性の潜伏型で、何もせずにずっと息をひそめている。当然検出なんてされない。そういうヘマをしないのが生き残るわけ。世界のSPAMの80%は10人の男によって作られているって話があったけど、同じことはこちらでも言える。ただしこっちでは、10人じゃなくて4人になるのだけれど。(あやねとかダカとか)

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