2016-06-01

「助けて」が言えないアラフォー世代

一緒に仕事してる中で、この世代だけはどうしても「助けて」を言わない。

50過ぎる人たちは普通に「助かるよ」を使うし、20代だって普通に「助けてもらえるとありがたいです」とか口にしてくる。

でも、アラフォーは違う。まず口をつくのは自分以外に対する文句だ。

例えば納期が間に合いそうもない時、突然仕事を放棄してその仕事のスケジュールを組んだ担当者の責任だとわめき始める。

それはそうかもしれないけど、その前に仕事を終わらせることが先だろう。

それに、仕事を受けた以上は自分にも責任があるのだから、人に助けてもらってでも終わらせようとなぜ思えないのか。

ほかにも自分が何かの問題に突き当たると、決まってそれの原因を世の中に求めたがるのもこの世代だ。

保育園落ちた日本死ね?はぁ?保育園入れません。日本助けて下さいの間違いだろ。

死ねなんて言われて気持ちよく協力する相手いるか?よくてもしょうがないからやってやるかくらいの結果にしかならんだろ。

お互い気持ちよく物事を運ばせようと思うなら、「助けてください」→「任せて下さい」→「ありがとう」→「どういたしまして」の流れが自然じゃないのか。

それを「死ね」とか「ふざけんな」の関係で進めようと思えば協力できるものもできなくなるし、それは何とか解決できたとしても、それ以降絶対に関わりたくないと思うのが人間というものだ。

考えてみれば、「お願い」に対しても自分の都合を優先したがるのもこの世代だ。

マタニティマーク論争なんかまさに顕著な例ではないか。

何が「自分のほうが疲れている」だ。お前の未来と赤ん坊の未来とどちらが将来性あると思っているんだ。

彼らは確かに就職業氷河期という不遇の時代を強いられたかもしれない。

でも、その被害者意識をいつまで引きずるつもりなんだ。

そろそろ周囲との良好な関係を正しく築き上げるために、「助けて」と言える人間に生まれ変わるべきだ。

結局その呪いに苦しめられているのは、ほかならぬ自分たちなのだから。

周囲がそういう人間ばかりで本当にいやになる。誰か助けてくれよ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん