初めて選挙の投票に向けて、どのような党がどのような考えを持っているのかを調べてみた。と、いってもマニフェストを読んで違いを比較することくらいしかできなかった。
各党のマニフェストを読んでいて、投票に行かない人の気持ちがわかった気がした。
本当の本当に、どこに投票すればいいのかわからない。投票したい党がない。
マニフェストを読んで比べれば比べるほど「この党のこの考えはいいけど、これはちょっとな・・・」「こっちの党も、こちらはいいけど、これはどうもよくない」。結局、どこかで妥協しなければ、投票なんてできない。各個人の考えにピタリと当てはまる党なんて、ありえないのだろうけど、これでは投票する側のモチベーションが下がるのも納得できる。
妥協に妥協を重ねて、どこかの党に投票したとする。それは、その投票した人の求めているものの、大まかな、とっても大まかなものにすぎない。投票者が何を考えて、その党のどこを評価して投票したのかが、わからない。「わたしが投票したところで、何が変わるわけでもない」。投票しない人の多くの人が考えていることは、つまりこういうことだったのではないかな、と思う。
それならば、投票するときに各党の名前を隠して、各党の考えを「生活」「経済」「国際」など簡単にカテゴリ別に選択できる、yahooの『マニフェストマッチ』みたいなものを導入したらどうだろう。それなら自分の考えに沿ったマニフェストを選択していくことで、自分も政治に参加しているという自覚を持てる。『マニフェストマッチ』をした後で、自分の入れたい党に投票すればいい。
当選するのは得票の多かった党。ただし『マニフェストマッチ』をしたことで、当選した党の考えのどこが支持されたのか、どこが支持されなかったのかがわかる。それを踏まえたうえで、国を動かして行けばいい。
だめかな?
「わたしが投票したところで、何が変わるわけでもない」。投票しない人の多くの人が考えていることは、つまりこういうことだったのではないかな、と思う。 正確には「変わるかも...
男子普通選挙とか婦人参政権運動って、なんであんなに盛り上がったんだろうね?
世の中が今ほど固定化されていなかったから。 今の社会は頑張っても結果は同じというムードが蔓延してる。 選挙権イラネって言ってる人間すらいる。