2009-08-21

ばななの件も飽きてきたなと思いながら、

Tumblrで見た文章をふと思い出したので駄文を。

『誰しも少年少女時代はファンタジーの中で生きている。つまり、発展途上国の子供達には

少年少女時代がない。』みたいなやつ。

発展途上国の子供達は、子供の頃から食っていくためには、なんと言い訳しようが、

現実と向き合わなければならない。

大抵の日本人も、就職を機に現実と向かい合わざるを得なくなる。

しかし、40歳を過ぎてもファンタジー(スピリチュアルでもなんでもいいけど)の

世界の中にいて、現実と向かい合っていないよしもとばななは、未だに少女をやっている訳だ。

ソドムとゴモラではないが、うわっ、そんな国は滅びてしまえ!と少し思ってしまう。

マスコミ主導の高度成長、戦後民主主義とポストモダン資本主義が生んだ化け物。

もっとも、そういう部分は、現代の日本人は誰しも持っているものなのだろう。

今元気の良い、オタクにせよ、アラフォー独女にせよ、一方で現実と戦いつつも、

一方でご都合主義・少年少女のファンタジー全開の世界観を持っている。

……もちろん、俺とて例外ではないが。

結局、全員死ぬのだし、逃げても逃げても現実は追いついてくるのだろう。

よしもとばななのような「あちら側」の人間と、西原理恵子的「たくましい女」の違いが

「地獄を見てきたか」にあるのだったら、一度日本は、酷い目に遭った方が良いと思う。

……心配しなくても、日本の未来は暗い?ハッハー!そうかもな!

  • 作家とか芸術家とかなんてリアルピーターパンだらけだろう。 世の中がどう酷いことになっても、そういう連中は消滅しないと思う。 リアルピーターパン予備軍はいっぱいいて、競争の...

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