8月末で会社を辞めることになっていた先輩社員が
先方に返さなくてはならない資料を送るよう
9月に入り、先方から「資料が違う」と送り返されてきた。
社内では「辞めたアイツが指示を間違ったんだ」ということになったが、
実は総務さんが送るべき資料を勘違いしていた、というのを
総務さん本人の口から発せられた。
喫煙所での出来事だったので知っているのは俺ともう一人だけ。
ついさっき、その件に関して社長と辞めた先輩が
責任の所在について言い争っていた。
真相を知ってる俺からすれば不毛なことこの上ない。
そして、真相を知ってるはずの総務さんが
「私には関係ない」とばかりに平然としている姿を見て
無性に腹が立った。
まあ知ってるのに知らぬ振りをしている俺も同罪なんだが。
人に任せて責任だけ取らされるよりも、
やれることは出来る限り自分の手でやったほうが
性に合うな、と思ったサラリーマン見習いより。
そんなときこそ怪文書の出番です
こういうことはありそうですが辞めた立場でもきついでしょうね。 辞めた人は悪者にされがち。