2007-08-04

WEB2.0が大嫌いである。

WEB2.0が大嫌いである。

といっても、いわゆるWEB2.0的とされているサイトサービス全てが嫌いというわけではない。

むしろその多くは好きだ。

ただ僕は、WEB2.0という『括り』が大嫌いなのである。

なぜなら、WEB2.0という言葉馬鹿人間を引き寄せる力をもっている。

WEB2.0に引き寄せられたバカは、WEB2.0的とされるものならなんでも受け入れてしまう。

さらに、WEB2.0の理念に反しているとされるサイトゴミ虫を見るような目で蔑む。

本末が転倒する。

それが自分にとって便利か、面白いかという枠ではなく、

WEB2.0的かどうかという枠で物事を見てしまう。

しかし彼らはバカであるからして、理念に執着はない。

執着がないどころか、デザインWEB2.0っぽかったら、WEB2.0の理念に反しているものでもWEB2.0的だと思いこむ。

一度WEB2.0っぽいと思って気に入ってしまったサイトは、二度とWEB2.0的でないということを認めたがらない。

こんなバカどもを作り出してしまうWEB2.0が、僕は大嫌いである。

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