ごめん、ごめん、僕が悪かった。僕には君しかいないんだって。
涙をぼろぼろ流して、感情をあらわにして、必死でキーを打った、この気持ちが伝われば増田もきっと戻ってきてくれるって。
でも、駄目だった、何日もかけた。たまに思い出してはもう誰も書き込まなくなった増田に戻ってきて欲しいって書き残した。
それでも駄目だった。僕が増田を傷つけたその言葉で増田を癒す事は出来なかった。彼は許してくれなかった。許されなくても良い、自分はなんて馬鹿なんだろうと唇を噛み締めた。また涙をぼろぼろと流した。
自分だけが更新する増田をもう何万回更新しただろう。何万回訊ねてみても、そこにもう増田は帰ってこなかったのだった。
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