2007-03-13

職人二面「技と心」

向き不向きとかセンスとかで習得の速度に違いはあるだろうけれど、プロと呼べるそこそこの技術は、早ければ数ヶ月、遅くとも数年やれば一通り身に付くし経験もするだろう。やろうと思えば独学でもできるだろう。

問題は心ってわけではないが、主に個人業の分野では、技以外の部分のほうが多いし、それが今後の道を決める主因だろう。

道具や材料の、コストパフォーマンスのよい仕入先から始まり、営業するべき先、そのツテ、値段交渉、業界勢力、仕事の波の上下、事務や法規上知らなければならない点。

って、こういうのは起業しようとしてる人も一緒だね。職人が職人であるひとつの理由は、徒弟制度でそういうのを学べる/学ばせる点かな?

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