今日はあなたの決戦日ですね。
彼に自分の気持ちを伝える、あなたは私に教えてくれました。
あなたは自分の気持ちを決めたとは言うものの、
伝えるのが怖いと言うので、
どうやったら勇気を出せるかやどうやったら一歩を踏み出しやすいか、
そんなことを私は丁寧にいろいろと説明しました。
最後に、がんばってね、と言うと、
ありがとうおかげでなんとかなるかも、そう答えてくれました。
今にもどこかに消えていってしまいそうだった声が、
何時間かの電話の後には少しはいつもの明るさが戻っていたので
きっと何とかなるだろうと思いましたが、
胸が苦しくて苦しくて勝手に涙が流れ出してきました、
止まらない、止められない、どうして。
決戦の結果がどうなるか、私は知っています。
彼は私の親友だからです。
なぜ私がこんなにも苦しくなるのでしょう。
結果は私にしてみればむしろ喜ばしいことなのに。
何もしないところには何も起こらない、
そう私は言って励ましました。
谷に蹴落としたのは私でしょうか。
祈ります、少なくとも何らかの成功があなたに訪れますように。
学生時代の苦い思い出がよみがえるなぁ…。 泣きながら友達から電話がかかって来たのは予想通りで 話を聞くだけしかできなかったんだ。