2007-02-13

なんとも思わない (Sonnet)

増田を見ながらごはん食べていたら舌を噛んだ。

食器を舐めたら血が付いた。

でも、あまり痛くなかったのでそのまま食べ続けた。

血は、じきに止まった。

 

最近特に、血を見てもなんとも思わない。

痛いのは嫌いだ。そういうことで言えば、血が出るような事態は避けたい。

血を見るのが好きなわけでもない。

ああ、栄養分が、もったいない、ぐらいにしか思わない。

 

よく言う。血を見てびびるのは女の子よりも男の子のほうだと。

理由は、女の子のほうが見慣れてるからだ、という。

でも、怪我や傷の血はどうなんだろう、これはイーブンなのではないか。

私は、怪我も傷も見慣れてしまった。

 

体を巡る血が生きる証だとするならば

体の外へ流した血は死の予行演習

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