2024-02-20

心の中で天使と悪魔がバトルする描写

これは20世紀になってから発展したお約束表現のようだ

現代日本漫画でもよくみられるコレ

https://twitter.com/gokushufu_comic/status/1634195330173648897/photo/3

wikipediaにも詳しく記載があった

Shoulder angel - Wikipedia

天使と悪魔が人を良心と誘惑のどちらに導くかの綱引きをする概念自体は太古の昔からあるようだ

映像イメージが伴うようになったのは20世紀に入ってから

Shoulder angelwikipediaのページに記載はないが『ドナルドの腕白時代』(1938年)がその表現の中でかなり最初のものになりそう

ドナルドの腕白時代 - Wikipedia

ある朝。起床の時間となり目覚まし時計が鳴るが、ベッドで熟睡するドナルドはなかなか起きられない。すると心の中の天使が現れ、ドナルドに早く起きるよう促す。渋々起きようとするドナルドだが、本当はまだ寝ていたい。すると今度は心の中の悪魔が現れ、もっと寝ていろよと囁きだす。悪魔の誘いに乗り二度寝してしまいそうになるドナルドだが、天使は大声を出してドナルドを強引に起こし、学校に行く支度をするよう叱りつけた。

このQuoraでも質問されている

When and how did the concept of a devil on one shoulder, an angel on the other, develop? Did it ever appear in pre-20th century paintings? | Quora

別の調べもの副産物で、心の中の天使と悪魔がバトルする概念歴史についてもわかったのでメモ

日記

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こちらも詳しい

『インサイド・ヘッド』やカタリナファイブなどのような脳内会議ネタの初出って何でしょう?マサル会議とか『ぱにぽに』『ボボボーボ・ボーボボ 』なんかにも出てきていましたよね。 | Quora

Quoraの内容鵜呑みにしていいのかよ?という話もあるが

先行研究というか、調べ始めるたたき台としては参考になる

この回答者自分と同じく『ドナルドの腕白時代』に辿り着き、それが初出ではないかという説を述べている

天使と悪魔はともかく、脳内会議は未調査

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今回調査をさぼっている、光輪の歴史を調べていてついでに拾った情報だけでメモを書いている

天使と悪魔が人を良心と誘惑のどちらに導くかの綱引きをする概念自体は太古の昔からあるようだ

の一文ですましちゃ本当はいけない

不完全なメモ

あー、しまったな

これは20世紀になってから発展したお約束表現のようだ

という書き方にしたら嘘になってしまうか

お約束としては20世紀よりはるかに古くからある、ビジュアルイメージを伴ったお約束として表現が固まったのが20世紀以降……が正確か

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荒野の誘惑』が調査の網から漏れていた

体系的に学ばずに雑学つまみ食い的に情報うからこういうことになる〜

しかし『荒野の誘惑』には良心役の天使が登場せず、誘惑役の悪魔のみ登場する

どの時代から誘惑する悪魔とセットで良心役の天使が登場するようになったのか?を調べると面白そうだ

というか、shoulder angel本質は「良心擬人化して天使として描写する」ことにあるのかも

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明日やることのメモ

History of sholder angel」でぐぐって上位に出てきたページを総ざらいして読む

https://www.quora.com/Symbols-Whats-the-origin-of-the-shoulder-angel-and-the-shoulder-devil

https://scifi.stackexchange.com/questions/260271/what-was-the-earliest-depiction-of-the-angel-devil-on-your-shoulder-trope

https://ucatholic.com/blog/do-you-know-the-christian-origins-of-shoulder-angels/

https://dansalyers.wordpress.com/2015/03/18/origen-the-angel-on-the-right-shoulder-and-the-devil-on-the-left/

ここらへんを訳して読んで関連した資料を探す

やっぱり手抜きはよくない

ざっと単語だけ拾い読みした限りだとファウスト由来が濃厚に見えてくるが……部分部分は近くても微妙に違うんだよな

やっぱりキリスト教文化について調べるの面白いな、延々と掘れる

……って、なんか単語を拾い読みするとイスラム教についての言及がそこそこあるな、アブラハム宗教という括りで語らないといけないくらい古くからある概念ってこと?

うーーーーーーーーん、イスラム教についての知識ほとんどない……困った、調査モチベを維持できるかどうかが勝負

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肩にのるくらい小さな姿になったのが20世紀になってから、という風に書かないと嘘だなこれ

15世紀らへん……

良い天使と悪い天使がセットで現れるのは神秘劇のお決まりパターン、みたいなことが書いてあるな

神秘劇って何?とりあえずwikipedia読みましょうか

神秘劇または聖史劇(しんぴげき、せいしげき 仏:Mystère、英:Mystery plays)は、15世紀フランスを中心に中世ヨーロッパで発達した宗教劇で、旧約・新約聖書に題材を得て、イエス・キリストの生誕・受難・復活の物語主題とした劇のこと。奇跡劇(奇蹟劇、Miracle plays)とも。

そうか、劇だと人が演じないといけないか肩にのるくらい小さな天使悪魔という表現はやりようがないしやる必要もないのか

ドナルドの腕白時代』でも肩にのるようなミニサイズではなく普通人間サイズドナルド人間ではなく鳥だが)だった

カートゥーン表現されていくうちにいつのまにかサイズが小さくなっていったのか

なるほどなあ

冒頭で迂闊な書き方しちゃったなあ

取り消し線しとくか

取り消し線はdelタグ

wikipediaの『Shoulder angel』のページで『ドナルドの腕白時代』についての言及がない理由もなんとなく想像が出来る気がする

In modern mediaの項では文字通り肩にのるサイズ描写に絞ってるのかもしれないな

……ってわけでもないのか、『Angel on My Shoulder』って映画が反例になる うーん謎 まあwikipediaだしな

  • ほんまかいな。神話で悪魔とか地獄とかの描写がまさにそれなんじゃないの

  • 天使も悪魔も言ってることほとんど同じっていうパターンが好き

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