2024-01-18

将棋鉱脈終わった問題

将棋の強い手は金脈のようなもので、坑夫(=棋士)がツルハシ(=人力)で掘りまくって、たまにデカい金塊(藤井システムとかゴキゲン中飛車とか)がゴロリ発掘されるのが面白かった。でもAIがガーっと重機人間がとても掘れない深さまでひっくり返してしまって、「振り飛車はクソだったぞ、一番デカい金塊は角換わり腰掛け銀だけど先手必勝だったぞ」とか神目線で言ってくるわけ。

かつては振り飛車は対居飛車に慣れているけど、居飛車は対振りを相居飛車ほどやってないって非対称性(対抗形だけに)があったので、居飛車は対振りでハメられないように細心の注意を払わないといけなかったんだけど、今の居飛車は自信満々で、「これで大丈夫ってAIも言ってたし」状態プレイヤーなら分かるけどこれは振り飛車の気分としてめちゃくちゃ苦しい。今はAIより前の人のこだわりとかでまだ多彩さが維持されてるけど、今後は奨励会とかも居飛車じゃないとプロになれなくなって行って、プロレベルの対局は全部同じような序盤になっちゃうんじゃないかな〜

もう人が掘れる極限を超えてしまっているから新定跡とか新手とかも発見されないわけだし、AI将棋面白くなったって言うけど一過性のもので、プロ将棋寿命はかなり縮んじゃった気がする。

  • 先日のたややん・渡辺明九段のYouTube配信を見て、 【ゲスト:渡辺明九段】将棋AI対談企画「水匠実験室」新春スペシャル!【将棋AI水匠/たややん】 (2:30:08) https://www.youtube.com/watch?v=94g...

  • 将棋の寿命が終わったら、棋士はどうなるの?廃業!? 100年後はプロがいなくなり、趣味の世界に。 悲しいね。。

    • 何の問題があんの? むしろ優秀な頭脳が将棋界とかいう村で消費されなくてプラスなのでは

    • 将棋は日本の伝統なので、プロにはわりと真面目に将棋を広めるとか文化振興とかをやってほしいんだが 将棋の強さとかはおまけでいいので

  • 絵柄が消費されていく~とか言って絵師がAI絵に逆恨みしてるのを思い出した 全体が俯瞰出来て効率化されるからむしろ棋士は嬉しいでしょ

  • シーズンごとに使えるコマの種類が変わっていきどのコマを並べて戦うかから考えるゲームにすればまだまだいける。

  • その辺りだったらまだいいけど、こういう交代番子に手を指していくゲームは後手必勝・先手必勝・千日手的引き分けのどれかであることがゲーム理論で示されているから、その答えが...

  • ほな次はスイカゲームもAIやな

  • AIに壊されないゲームを作ろう

  • 原付きがあるからってマラソンや陸上競技が死んだわけでもないし、チェスもオセロも解析が進みまくってるけど普通に人気だしTASがあろうがRTAやEスポーツは一定の人気があるだろ 解析...

    • 将棋電王戦が始まった2011年頃から、もう棋士ではAIには勝てないって理解は広まってたと思う。 当時のAIはバグというかスキがあって、棋士がそのスキを見つけたら勝ちみたいなノリで...

  • まだ掘れてねーって。 今の学習の仕組みと演算能力なら将棋という山のせいぜい四合目に届くかどうかというとこだろう。 前例のない意味不明な手筋が絶対に埋もれてるって。 おれは...

  • 将棋って人間の脳みそで理解できそうで理解できないちょうどいい塩梅の問題クラスだったんだろうな

  • いやよくない? 将棋って遊戯がそもそも、AIをつくるためにあったと思うし すべてのボードゲームは、一部のプロ以外にとっては、頭脳戦で頭を鍛えるためにあるし 考えなければ勝て...

  • 2ch名人 はてな民、「将棋の鉱脈終わった問題」を解説 https://i2chmeijin.com/blog-entry-19194.html

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