「ウルカヌスに驚かされるマルスとヴィーナス」ルイ・ジャン=フランソワ・ラグルネ作
である。
この絵はヴィーナス(嫁)が愛人(マルス)に寝取られて鬱勃起している夫(ウルカヌス)である。
この絵はどこに飾ってあったかというと、ルイ16世のベッドルームであり、おそらく性的興奮を得るためにこの絵が描かれたと考えられているようだ。つまりルイ16世は寝取られ性癖であったというわけだ。今どきならNTRAVの愛好者ということになるだろう。
この絵は楕円形のキャンバスに描かれている。これは窓から覗き見ていることを描写しているらしい。つまりルイ16世は寝取られ性癖の他に覗き趣味がある。今の世の中なら女子更衣室や女子トイレにカメラを仕掛けるような人物であろう。