最後だしということで飲みに行った。言うほど仕事上の接点があったわけではないけど芯が通ったところとか、一匹狼的なところ、努力家なところをこっそり尊敬していた。あと人生が充実してそうに見えるところもあって、自分には違う世界に生きている人のように感じていた。そんな人が何を思って会社を辞めるのか、そして次に何をするのかということに興味があったので、お酒でも飲みながら聞き出そうと思った次第だ。結果として特に…
昨春、大学を卒業し、広告代理店で働いている。学生時代の印象と一番違ったのは、働いている人はとにかく忙しく、働いていない人はとにかく働かない(仕事がまわってこない)ということだ。社会人ってみんな忙しく働いているイメージがあったが、そうではないらしい。そして、仕事していない人(若い先輩も多い)は、朝から晩までタバコふかして、新聞読んでいる。ああいう毎日で楽しいのかね?と思うのだが、みなローンなどがあり…
死にたい。「生活レベルを落とせば死ぬ事なんて有り得ない、生きろ」という言葉をたまに見かける。でもそう言っている人達は絶望なんて想像した事がないんだろう。自分は決して高望みなんてしていない。衣食住があって、仕事か何らかの形で社会貢献できる場があって、通常の人間関係も存在している状況が欲しいだけだった。もうすぐ住所不定になってしまうし、子供の頃から長年引きこもっていたせいで大した経歴もなく(最終学歴中…
中学・高校・大学と何かしらの部活動に属していた。この10年間、自分は先輩に随分可愛がってもらえたと思っている。先輩を尊敬していたし、相談事もした。自分もこうなりたいと思っていた。が、いざ自分が先輩の立場になってみると、上手く行かない。どうも、後輩には慕われないタイプの人間らしい。後輩と飲みに行く同期が羨ましかった。自分は単なる優しい先輩であって、相談事を持ち掛ける様な理想としてた先輩にはなれなかった…