人生ってなんなのだろう?
そんなの知らん。
でも考えればすぐに分かること。
自分がおかしい。
こんなん最悪だ。
友達が話しかけてきても、頷くだけ。
こっちから話すことは無い。
困っちゃうんじゃ?疲れるんじゃ?
そう思う内にこんなことを言われた。
「もっと話したら?」「影薄いぞ」
あまりにもストレートだ。
でも中にはこんなことを言う人までいた。
「別に気にすること無いよ」
励ましてくれたり、むしろ触れないでくれた。
でもさ、どっちも嫌なんだよ。
心の中でどうせめんどくさいなとか思っているんだろう。
ああ、そうに違いない。
こっちは話さないのだから。
小さい頃から人の目を見て話すなんてことができなかった。
おまけに声まで小さい。
だから頷くしかなかった。
それが一番伝わりやすいから。
でもはい、いいえだけじゃ表せない事だってある。
だから頑張ったんだ。
それでも無理だった。
そして残されたのは、
人を極力避けて生きること。
でも避けている内に人と話すのがすごく怖くなった。
いざ、という時すら話せなかった。
もうこうなったら終わりだ。
どうせ自分がいなくなったって誰も気づかないだろう。
どうせ自分がなにをしても気にしないだろう。
ウイテルンダヨ
シカイハセマクナリハンブ
ンニナル
モウジカンダ
イイヒトタチダッタ
イイカゲンニシテ
カタチスラナクナリ
ナガイヒビガオワル
なあ、お前のうしろにいるの誰だよ?