男の人生は、悲しい時も嬉しい時も寂しい時も、オナニーと共にあります
ttp://d.hatena.ne.jp/TERRAZI/20090314/p1
オナニーというのが、セックスできないときの代用品だと思っている方が多いのですが、オナニーは男性にとってセックス以上のものです。
女性と関係を持つ何年も前から、男の子はオナニーを覚え、なんだか訳もわからずオナニーにふけります。気持ちいいから、というのはもちろんですが、男の人生は、悲しきときもうれしいときも、さびしいときもオナニーと共にあります。
例を挙げれば、北極を犬ぞりで横断した植村直己さんが言っていますが、彼はその旅の途中、テントの中で毎日オナニーをしていて、極論すれば.「オナニーなしに北極圏横断は無理だった」と・・・。これは、性欲解消という意味より、極限状態におかれたとき男は自慰をすることで理性的に行動できるということ*1です。精神医学的に考えて、この話はものすごく説得力がありますし、男にとって自慰とは何か?を考える場合の、大きなヒントになると思っています。
結婚するずっと前から、男は自分の手と付き合っています。うれしいとき、悲しいとき、さびしいとき・・・ 男は自慰とともに大人になるのです。
思春期の男の子をお持ちのお母さんが、自慰というものを理解しないと、自分の子供が自慰を始めたとき、慌てふためき対処を誤ると、子供が性的な異常者になることさえありうると思います。