自分が正しくて。みんなが間違ってる。
コミュニケーションがうまくいかないのは、みんながそうだからだ。
だからそこで自分の正しさを説明し(そして理解されず)無駄骨を折ったり、
自分の正しさと、他人の正しさを共存させるために努力しても、相手の無努力で水泡と化す。
WIN-WINの結果を得る事は不可能ではないが極めてむずかしい。なぜならこちらはWIN-WINを考えていても、相手は自分のWINしか考えていないから。
ましてや LOSE-LOSE を避けるために LOSE-WIN なんかを選択した日には、向こうは味をしめて更なる地獄に堕ちる。
自分もみんなも正しい、ということは理想であるが、実現は極めて困難だ。
だから「間違ってる人(=他人)」とのコミュニケーションは、ギリギリ最小コストで行うべきだ。
うまく行ったら、それは自分が賢かったのだ。(もしかして相手も賢かったかもしれない)
うまく行かなかったら、それはもともと相手が間違ってるのだ。
いずれにせよ、コミュニケーションコストは低めにとることが重要だ。
いざというときのために。
メーカーだったので、Win-Winの関係をとか言っていたら 商社の人にそんなものは幻想だ、世界はWin-Loseの関係で俺たちがWinになるんだ。 と言われたのを思い出した。 以後 商社系の人に...