100円ぴったりのコーラを、最近になって気になり、自販機で買ってみたんだ。味は、かの有名なコカ・コーラより炭酸も甘みも薄く、今までコカ・コーラのコーラしか飲んだことのない僕には、物足りなさがなかったと言えば、ウソになるであろう味であった。
また、「美味しい?」と聞かれたら「微妙」との返答を返すであろう僕は、また次の日も、そのまた次の日も、結局その一週間の間そのコーラを買い続け、また、飲み続けたのである。
しかも、僕はこの味毛のない自称コーラを、一度も美味しいと思うこともなく今も飲み続けているのだ。一体何処に、僕は惹かれたのであろうか。炭酸も甘みもコカ・コーラが浸透している日本では、受け入れにくい人がいるのも、またしかり。僕自身、戸惑いを感じながら、飲み続けているのだから。
そんなことより、僕はこの歳になるまで、句読点の使い方がわからないでいることを恥じたい。