自分大好き人間って嫌いだったな。世間一般で言うところの「笑顔が素敵」な人もかなりいやだった。
なぜだろうか。
一つには、ナルシズムには陥らないように心がけていたからだろうなあ。
もう一つは、自分に厳しく他人に優しくするのを信念としていたのも関連しているかも知れない。
だから、当時の俺には、彼、彼女はナルシストで自分に甘い、何となく締まりのない人間に見えたのだ。今だってそう感じることは感じるのだが。ただ色々経験して考えて、自分を(認める・受容すると言う意味での)好きってこととナルシズムは別ものだと何となく思うので前より激しくはないのだ。今でも自分への甘さについてはあまり好ましく思っていない。