1年以上ぶりに電話がかかってきて、期待と失望の両方でテンション上がりまくりだった。
電話の内容はまるで「時かけ」でまことがちあきが去ったあとに屋上で泣くときのセリフそのままだった。
「やっと思いが伝わった」
その喜びと好きな相手が苦しんでるのをなんとかしてあげたい一心で必死だった。
「やっぱりこの人が好きなんだ」
愛おしさとでも何もできない自分の無力さで胸が引き裂かれる思いがした。
音楽聴いたり、ついったーで気分を紛らわせたり、彼女のメールの返信もほったらかしで
そしてしばらく経ってから返ってきたメールが
「自己啓発セミナー行ってきて色んな気付きがあったの!増田君にもオススメ☆」
という内容で一気にブルーになった。
あー結局この人は人の気持ちとか分からないんだなと、
自分がかわいいだけなんだなと、
てか単にイタい人だったんだなということに気がついて目が覚めた。
登録した名前も変えた。
あのね、そういうことじゃないんだよ。
いい大人がね、そんなことで周りの人を振り回したらいかんのよ。
しんどい思いをしながら変えていくんだよ。
ちょっとセミナー受けたりマーフィーを読んでも人生なんて変わらないんだよ。
そんなことしたって人の気持ちとか、思いやりとかそういうことは分からないんだよ。
いつまでそんなことやってくんだよ、いい加減目覚ませよ。
つーことでもう二度と会うことも話すこともないだろうけど、とりあえず元気でな。
最後にTLのみなさん大変お騒がせして申し訳ありませんでした。