2009-08-25

「暇つぶしに何をやっているかがその人の本性」で思う

●暇つぶしや気晴らしに出来ることは「自分が比較的苦に思うことなく出来ること」や「何時間でも出来ること」であって、それが仕事に結びつくと、オフの時間も遊んでいるのか仕事しているのか分からない状態になる。結局無茶苦茶な勢いで技術力や生産性が上がっていくという好循環を生みつつも、本人はそれが労働だとは思っていなくて、ただ自分の大好きな玩具をひたすらいじり続けている状態でしかない。

http://d.hatena.ne.jp/si-no/20090823/1251020194

とのことであるが、

今日「ジブリレイアウト展」で作品解説ヘッドホンを借りて聞いていたのだが、「紅の豚」の話で原画家の人が言ってた話では、かの宮崎駿も、打ち合わせをしている時も、常に手は飛行機や戦車の落書きをしているそうである。話は聞いているが、手は絵を描いているとか。

で、もう一つ思い出したのがイラストレーターの寺田克也氏に漫画家のみそがインタビューした時の話。寺田氏は、仕事のイラストを描くのに疲れると、気分転換に自分のイラストを描き、ほとんど一日中絵を描いているそうである。

あと、海洋堂の誰かの話で、朝から晩まで模型を作り、家に帰ると楽しみとして自分用の模型を作る、という話もあった。

んで、

●伝説的なプログラマーのビル・ジョイのような人や、ビル・ゲイツや、ビートルズのようなバンドの成功も、「10000時間の努力」と、いくつかのタイミングが支配しているのだそうです。

http://lifehacking.jp/2008/11/the-law-of-10000-hours/

の話を組み合わせると、

要するに、自分の楽しみでやってる人は、細かい空き時間を使って自分のスキルを勝手に高めていくので、10000時間に達するのが早いのではないか、と思う。

つまり、自分が一日中でもずーっとやってられる事で、仕事になるものがあれば、それを仕事にするのがいちばん効率的だということか。

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