このときにも改札機を開放してスイカ保持者を素通りさせたが、出口駅では通過できずに混乱したところもあった。深夜に発生したため、さほど大事に至らなかったが、後々のことも考えコラムを書いた。この中で、次のような指摘をしている。しかし、せっかくの忠告も十分には理解されなかったようだ。
・ラッシュ時間に起きたら大変な混乱になる
・原因をきちんと究明する
・原因をきちんと公表し、対策を取る。それができないうちは機能拡張すべきでない。
もともと改札機として単独ないしは駅サーバーとの連動程度を想定した基本設計のものを、複雑なネットワークに組み込むために、かなり無理をしたつぎはぎ型ソフトになっていると思われるからである。また、今回トラブルを起こさなかったメーカーについても、改めてソフトの品質をチェックすることは必要だろう。
誰でも思いつく当たり前のべき論だ。それが当たり前にできないシステム開発業界の現状にまで踏み込んでほしかった。これじゃあ開発者が100%悪いことになってしまう。
つまり、中抜き中間搾取構造が問題だと。
ネタにマジレスっぽいけど、中間搾取というより「まず納期ありき」という日本のシステム開発の根本に問題があると思う。
うーん。でも仕事ってまず納期ありきじゃない?