2007-09-04

増田大魔王 第一巻 カオスセンチュリーヒューメン Epi.2 偽りのヒーロー

くっくっく、俺様大魔王増田大魔王様だ。

道端に転がっているような枯葉や小石にさえ、崇高な存在意義や意味を定義しようとする増田諸君は私の可愛い配下だ。常にどこかでカリスマを求め、時代のヒーローはいつでも君等に希望とやらを与えようと努力する。人間の生に神聖さ、自らの生きる価値や意味を、何かを傷つけてでも求める。その血や汚れにまみれた姿もまた美しい。道端の芥を汚れとみなし、あらゆる汚れを排除しようとするヒーローこそ、私は大好きだ。さあ、この世の汚れとやらともっと戦え。汚れを忌み嫌い、自らの浄土でも天国でも作りあげてみせろ。それこそ我ら、増田の民にとっての永遠の楽園となろうぞ。

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