2016-07-05

プロブロガーについて思うこと

プロブロガーについて。

まず自分は、ブログでの収入が月20万円くらいの状態が10年続いているブロガーだった。

PVは月100万くらい。なのでプロとはいえないがセミプロブロガーかもしれない。


ブログというのは気持ちいい。

思ったより批判されないし、されたとしても会社で怒られる感じとは違い、

どうせ妬んでるんでしょ、と脳内変換できるようになっている。


安定した収入があると心にゆとりも生まれるし、

仕事量も減らすことができる。

何でそんなにあくせく働くの? という上から目線の気持ちにもなる。


ブログ読者からは芸能人扱いされて、オフ会を開けばちやほやされる。

承認欲求が満たされまくって、すべての読者に慈愛のようなものが生まれる。


しかし、これはあくまでも自分のブログに関してだが、

アフィリエイト収入というのは減っていく。

最初に20万と書いたが、ここ数年でゆるやかに落ちていき

いまでは月に数万円となっている。

ちやほや、という抽象的で人気みたいのもなくなっていく。

10年近く素人が持ち上げられるほうがおかしいのだろう。

アクセス数は(おそらくスマホの普及で)増えているのだが

素通りされている感覚だ。


原因はいろいろ考えられるが、

たぶんもう収入が増えていくことはないと思う。

似たようなブログをやればいいというわけではないし、

ブログを量産すればいいわけでもない。

抽象的な「人気」みたいのが左右する世界だ。


そうなると、ブログのやる気はなくなるし

気持ちもささくれだってくる。

真剣にブログ以外で収入を得なくてはいけない。


プロブロガーと名乗ったりブログで生活したい人を見ていると言いたくなる。

それはいつか終わりが来るんだよ、と。

負け惜しみといえばその通りだし、若さに嫉妬する老人みたいだとは思う。

10年以上稼げる人もいっぱいいるだろう。

でも、ブログの10年後を少しだけ考えてほしい。

自分にブログを引き算したら、何が残るかと。


結局自分は普通に働いている。

普通に働けば収入は安定しているし、承認欲求的なものも満たされる。

安定という言葉の底力を知った。


とはいえブログをやっていたことを後悔しているかといえば、

いろいろなことに気付けたから良いのだと思う。

若いからこそできたことだろう。

プロブロガーと名乗る子にも、まだ若い子が多い。

いろいろなことが欠けているが故のブログなのかもしれない。


……って、他人に訴えるようなことを書きつつも

結局はただの自分語りがしたかっただけなんだけど。

こういう人もいるんだよってことで。

  • 十分な成功者だと思うけど。仕事辞めてなかったらいい経験で終わっても、専業にしていると地獄だよねぇ… youtuber持ち上げるCMとかやってるgoogleって、本当に怖いなぁ…と思う。彼ら...

  • ブログなんて生活にゆとり持ちたいから なるべく手をかけず比較的ストレスなく 今の状況から5〜10万上の月給がほしいって人がやることだと思う

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