最近、自転車で100kmとか移動するようになった。
でさ、思ったんだけど、車とか電車とか飛行機とかって世の中すげー便利にしたけど、その分、人を無感動に、そして傲慢にしたんだな。
なんていうか、チャリで長距離移動するのって思ってたより大変でさ。
こう、ちょっとした坂とかでもキツイし、天候とかにもすげー左右されるしさ。
100kmの移動なんて1日がかりなわけだ。
それに比べて、車とか電車とかだった100kmなんて下手したら1時間でいけるべ。
おれがヘロヘロになりながら、肌を真っ黒にしながら、汗をダラダラしながら移動したあの100kmを、
クーラーの効いた鉄の箱の中で汗ひとつかかず移動するわけですよ。
っていうか、楽すぎだろ、それ。
京都とか行って寺とかいっても、まぁ、感動するけどそうでもないべ?
行くのが簡単すぎんだよ、新幹線かなんかでプーンって3時間くらい。
そりゃ、感動もクソもなくなるわ。
富士山の山頂から見る日の出がなんであんな感動的かわかるか?
そこまで行くのが大変だったからだよ!
夏休みでこれから旅行とか行くやつ。
近くでいいから、歩きかチャリで行け。
マジ着いたとき感動すっから。
半分同意。 大変な運動を行うことで、身体の状態が良くなっているのが感動の正体だと思うのだ。 要するに無駄な力が抜ける。 それによって、周囲を素直に見れるようになるんだ。