名前を隠して楽しく日記。
教室の壁際に陣取ってちょっと席を離れて戻った時、手前に後から来た奴が座ってると通れない。
こんな時に何も言わず後ろの隙間にグイグイと身体をねじ込む(そして暗に席を引けと促す)コミュ障も少なくないが、おれは社会性があるのでちゃんと「後ろすみません」と声を掛ける。
大抵はアアすいませんと言ったり無言で席を引いたりするが、たまに「どうぞ」とか言われる。周りに置いた荷物を10秒ほどかけてよけてから「通っていいですよ」と言われたこともある。
なんでおれが『許可』を受けてんだ……?
なんで後から来た奴に、こっちが『通させてもらってる』って感じにならなくちゃあならないんだ?
ってキレそうになる。キレはしないが釈然としない。
そこに座らざるを得ないならまだしも、他の席も空いてる状況でわざわざ先に陣取ってたおれの通り道を塞いでるんだから、むしろこちらにイニシアティブがあるんじゃないか?邪魔だよと言いたい所を抑えてわざわざ遜って声をかけたのに、その姿勢につけあがってあろうことか「いいですよ」だ?本人にそこまでの意図があるかどうかは知らんが、理不尽な恩着せがましさすら感じる。
まあこれは単にマイルールに則った話なので他人に強いる道理もない。どこに誰が座ろうが自由というのがより一般に共有されているだろうし、大学側も権威を与える規範なんだろう。座ったり荷物を置いたりして確保出来るのは一席分の空間だけであって、その周辺は誰のものでもない公共空間なんだろう。
さりとて通る側が通り道を準備された事について一方的にありがたく感謝する立場でもないだろって思う。
こういうささやかな事を表面的にではなく心からスルー出来るようになったら楽なんだろうな。マイルールなんか持たずに常識を内面化してしまった方が社会生活で苛立ちを覚える事も減るだろうし、謎にキレてる異常者みたいな扱いを受ける事もなくて楽なんだろうな。今は表には出してないから「普通」に擬態出来てるけど、いつかぶつかりおじさんみたいなヴィランに仕立て上げられないとも限らない。でもやっぱりおれの思う正しい物事の原理に従って動きてえ。ただのポジショントークじゃなくて自分が逆の状況になったらマイルールに則って然るべき行動を取ってるし、そもそもそういう状況が発生しないようにもしてる。ちゃんと一貫性を保ってるのに、それすら傍から見れば異常者仕草くらいにしか思われないだろうから虚しいぜ。
好き嫌いに気付けて偉い
サーベルタイガー、すきすきだいすき…😟
思ったより人間感情の生き物だと気がついいたら、かなり楽になった。原則相手が心地が良いことをやればいい。そうすると大方好意がかえってくる。世の中、人間の数だけ、尺度があって感情があって立場があるんだから、誰からの評価が必要か考えてどういうアプローチするのか変える。興味を持たれること自体が嫌な人もいる。個人的にそういう人へのアプローチは苦手だけど、そういう人に無理に距離をつめない。遠くからくどくない親切を渡す。
あとは良い人間であることをやめてくれ。中途半端は良くない。良い人間であるフリだけして、表面上つつかれて困るようなことをしなければいいだけ。遠ざけたい人間はちゃんと遠ざけなきゃダメだ。本当に良い人間である必要は無い。必要なのは良い人間だという評判だ。
自分のこと以外が全く見えてない奴がいるので、それはニコニコしながら距離を取れ。そいつらは基本被害者ぶっていて主体的でも能動的でもなく、環境が悪いと言っている。そうして親切を吸い取るし、言うほど自分は周りに還元しているように見えない上に直ぐに何かあれば被害を周囲に吹聴する。こういう人間の近くには基本寄るな。疲弊するし、危険だ。他にも個人的に全く合わないのはベッタリ系の価値観押し付け系の友人だ。やめろ、自分はストレスで死ぬ。懐に入ると抜け出すのが難しい。文句を言ってるからとひるむな、やべーのいるなーで表面上の付き合いでいろ。
結構な割合の人間は思ったより自分のこと以外に関心は無い。逆を返せばある程度みんな自分に興味がある。感情の自覚が薄いだけで表情にも態度にも全部出てる冷めた態度の人間の攻略はやりやすいなと思う。それ急所丸出しです。ありがとう。基本嫌いなので顔も潰すし、大概は周囲から居なくなるように動くけれど。
原則最初は自分を消して相手の価値観調査と喜ばせることに尽力しろ。調査と攻略をしてると思われるな。楽しそうにしろ。基本前向きな発言で。毒はアルコール3パーセントくらいにしろ。困っているところを助けろ。必要な人間からの信頼を勝ち取れ。
「もう別れよう」と別れ話になった彼女。理由はお互いの価値観の違いとか、些細なすれ違いが積み重なってお互いがどんどん窮屈になって行ったこととか、まぁそういうありきたりな感じ。
けれどお互いに、身体の相性は最高だった。どうしても最後に一度だけ、と思ってしまうのは2人とも仕方なかったのかもしれない。
セッ◯スの快感の中で、ネジが吹き飛んでしまったのかとんでもないことを思いついたらしい彼女が言った。
「最後にナマでしよない?」
「妊娠したらヨリ戻そうよ。妊娠しなかったら、このまま別れよう」
中出しギャンブル一本勝負。俺たちは果たして勝てるのか。そもそも、結果がどう転んだら「勝った」ことになるのかさえ、知らなかった。
「もう別れよう」と別れ話になった彼女。理由はお互いの価値観の違いとか、些細なすれ違いが積み重なってお互いがどんどん窮屈になって行ったこととか、まぁそういうありきたりな感じ。
けれどお互いに、身体の相性は最高だった。どうしても最後に一度だけ、と思ってしまうのは2人とも仕方なかったのかもしれない。
セッ◯スの快感の中で、ネジが吹き飛んでしまったのかとんでもないことを思いついたらしい彼女が言った。
「最後にナマでしよない?」
「妊娠したらヨリ戻そうよ。妊娠しなかったら、このまま別れよう」
中出しギャンブル一本勝負。俺たちは果たして勝てるのか。そもそも、結果がどう転んだら「勝った」ことになるのかさえ、知らなかった。