はてなキーワード: IRRとは
まずTDBの企業調査においては自社の評点は報告されない確認できないことを前提に話そうか。
まあ敢えて言う必要もないと思うが、自社評点をチェックする方法なんぞ無限にある。
が、増田の言っているようなキャッシュリッチな企業であるほど積極的に自社の評点をリサーチする意義や機会は存在しない。増田は勤め人として、あるいは転職先を探す上で企業情報などをチェックする機会がそれなりにあるのだろうが(この点からそれなりの企業に勤めていることは想像できる)、非経営者が考えるほどTDBの評点が経営側の実務とクロスオーバーすることはない。
仮に何がしかの機能、もしくはタイミング的に直近の自社の評点を把握していたとしても、「TDBの評点が高い」というのは経営者にとって「そういえば今年度の決算の接待交際費どのぐらい余ってたっけ?」以下の些事だったりする。ましてこのペルソナのような人格ならなおさらだろう。
他人に経営が安定している状況を定量的に伝えようと思うならPERとかIRRみたいな方向性になるんですよねー、会社経営者は。
こういうのも雇われてる人の発想ですね。参考までに
2021/01/29追記:西浦氏から解説記事が上がったのでこちら読んだ上での追記も適宜行ってる。
m3.com/open/iryoIshin/article/873130/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210125/k10012831381000.html
この記事のブコメでみんな疑問に思ってるっぽいので、素人でもわかる範囲のことを書いてみた。
https://www.mdpi.com/2077-0383/10/3/398/htm
2020年7月22日のGoToトラベルキャンペーン開始と新型コロナウイルスとの疫学的影響の可能性について調べて見たっぽい。
ファーストオーサーが安齋麻美さん(修士か博士のどちらか)で西浦博教授も著者に含まれる。北海道大学の衛生学研究室での研究っぽいですね。ごめんおもっくそKyoto University School of Public Healthって書いてたわ。京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻でいいですかね…。↓は北海道大学時代のページでふ。
http://hygiene.med.hokudai.ac.jp/member/
47都道府県の確認済症例のプレスリリースデータ全て。うち24都道府県は県境越えパターンの移動データありで、発症7日前(一部14日前)に県境越えした人を旅行履歴ありと判断したっぽい。
2020年5月1日~8月31日までで、データの確認時期は2020年11月中旬。「症例が確認できた日」と「COVID-19確認ができた日」の2パターンで進める。
基準は「県境越えしたかどうか」。なお、さらにその人達は県境越えの目的を「ビジネス」「家族に会いに(帰省)」「観光」の3パターンに分類。
データを3つに分類して、罹患比率(IRR)を分析。ここのIRRsってのが割合数値として重要なものっぽいのだけれど、どうやら疫学統計的に意味のある指標っぽい。あとで斜め読みした結果を書く。
・1.GoTo前の期間(この期間は 1a.2020年6月22日~7月21日 と1b.2020年7月15日~19日 の2パターン用意)
・2.GoTo初期の4連休含む5日間(2020年7月22日~7月26日)
GoToの走り出しが4連休だったので、そこでの影響を主に見たいと思われる。1が2パターンあるのは、2が5日間だけだから1bで日数と期間を揃えた。3はGoToトラベルクーポンの利用期限が初期は8月31日までで、お盆で帰省が増えるから増加するため、その辺りでの影響が懸念されたからっぽい。
追記:元論文の"description"って独特な表現だなとは思ってたけど上手い訳が思い浮かばずとりあえず「結果」って書いたんですが、西浦氏の応答の中にこのようなものがありました。
疫学研究の中で、今回の研究は観察研究(observational study)、特に、記述疫学研究(descriptive study)と呼ばれ、そこから得られる科学的エビデンスのレベルは低いことで知られます。つまり、位置づけとしても、今後のために「因果関係を検討すべき」と呼び掛ける程度の役割をしている研究に相当します。
つまり、ここでの「記述」とは上記の記述疫学研究特有の表現である可能性が高い。これは斜め読みじゃ絶対わかんない情報だった。ありがたい(追記終わり)
まず、基礎的なデータとして、2020年5月1日~8月31日までに確認された24都道府県で合計3978件の症例に対し、
と、症例の報告数そのものは7月と8月で減っている。減少傾向にある。
で、以下肝心のGoToの3期間のデータ比較。発症日と感染確認日の2軸パターンで分析
この辺、しつこいようだけれど、グラフで見ないとマジでなんのことかわからないと思うので、グラフ見てほしい。視覚的にわかりやすくなってるので、そっちの方が直感的。
多分結論というかこの統計データが示唆していることについての項目。
まず、IRRって数値が何度も出てくる。で、IRRが1.44という数字があり、どうやらこれがNHKニュースの「1.44倍」という数値の根拠になっているっぽい。
これ、なんのことかなと少し考えたが、わからなかったのでググって以下PDFを確認した。
http://univ.obihiro.ac.jp/~kayano/epi-stat/epi-stat2.pdf
これもあんまりよくわからなかったが、計算式とか斜め読みした感じだと、どうやら「A期間でx%だったのがB期間でy%になった場合に、yをxで割ったときの数字」っぽい。だから、この場合の「倍」ってのは「感染者数」ではなく「感染者のうちの旅行した人の率」のことっぽい。ここ、多分「倍」と言われたときに思い浮かべる直感的な感覚と乖離しているので要注意と思われる。
なお、CI=95%は統計上の信頼区間のことで、本当は色々説明した方がいいんだろうけど統計学は素人なので「まあほぼこの辺の範囲で正しいっすよ」くらいの意味で捉えてもらえればいいんじゃないかと思う。
まあ、書いてるとおり因果関係はわからんけど、GoTo期間で旅行関係での感染率が増えたのは事実っぽい。いくつかの指標で何パターンもIRRを出して全部1超えてるので、統計的に「増えた」という事実は覆しようがないように見える。ただ、4連休で旅行者増えるのはまあ当たり前っちゃ当たり前とは言えそう。
あと結局3の期間のデータを用意した意味がよくわかんなかった。データは用意したけどあんまりはっきりと言えるような情報がなかったから論文の報告内容として省いたのかな。それならまあ意図はわかる(研究してみたけど特に意味ありませんでした、は研究報告として重要)。
あと、増田は統計学の素人ですが、統計データは因果関係(AがあったからBが起きた)ではなく相関関係(Aが起きると同時にBも起きているが、その二つの間にどんな関係があるかは不明)を出すものなのはわかっているので、これだけを以てしてGoToトラベル否定論に繋げるのはやや早計に見える。
個人的な感想をまとめると、「増えたのは増えたけどめっちゃ増えたと言いきるのは難しそうで、連休だから増えるのはあたりまえの気もするし、でもまあ増えるのはわかりきったことだったから減らす努力が足りなかったのではと言われるとそんな気もする、考えれば考えるほどよくわからなくなるので正直これだけではなんとも言えんなー」、という印象。
なんかNHKのニュース岩田健太郎のTwitter後追いしたっぽい感じがして、その割になんか内容ふわふわしててちょっと反応に困るなーって思ったんですよね。だから論文に当たればなんかわかることあるかなーって読んでみたら、まあNHKの記事も書いてることは間違ってなくて、むしろ岩田健太郎さんの方が「関係アリアリ」って言い切っちゃっててそれは大丈夫なのかと感じました。
https://twitter.com/georgebest1969/status/1353186823229476867
あと、いざ読んでみたらやっぱりよくわかんねーなーって印象をどうしても抱いたので、素人が長文感想かいたら本職の統計学増田か疫学増田がなんか補足して知見を広めてくれたら嬉しいなーという下心もある。
なんか間違ってたら教えてください。
一晩経って自分が何にもやっとしたのかわかった、NHKがなんでこの論文報道したのかがわかんないんだ。
これってある種の議論のたたき台というか、この発表を取っ掛かりに他の論文で「じゃあ次はこうしましょう」「この論文でカバーできてなかったこの部分調べましょう」みたいなことをやっていく為の第一歩で、正直報道するほどの内容なくない?
はてなブックマーク - irrさんのツイート: "はっきり言うけど、日本人に生まれたというだけで、日本人には価値がある。リベラルは「自分の力で何も成し遂げられないから、日本人性に頼るのだ」という。その通
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/irrtenko/status/1007263346326769664
deztecjp 私は国連食糧計画に毎月寄付し続けている。全人類は平等なので、国内の相対的貧困対策など世界の絶対的貧困を撲滅した後だ、と私は主張してきた。絶対的貧困撲滅目的なら増税も支持する。日本一国の景気より重要。
このブクマは人権思想のリベラルとしては全く正しくて、万人に平等に価値があると信ずるならば必然的にこうなるはず。
世界には今も内戦や飢餓で明日の命をも知れぬ人々がいるのだから、彼らが全て救われるまでは、放っておいても死ぬわけでもない日本人の弱者、
例えばトリプルワークで疲弊して子供を虐待しそうになっている日本人のシングルマザーや頭は良いのに親に経済力が無く進学を諦めている日本人の若者……なんてのは後回しになる。
もし日本政府が人権思想に基づいて本気で世界から紛争と飢餓を無くすために惜しみなく外国を援助し国連に資金を出せば、とてもじゃないが日本人の相対的貧困層に回す福祉の予算など無くなる。
「若者たちを我が国の明日を担う国家有為の人材とすべく教育への援助は惜しんではならない」
こういうの見るとエンジニアって馬鹿だよなと思う。黙って上のいうこと聞いておけと。
例えば、現役で動いているDelphiをGoとかRubyとかに変えたとして、どのように会社の経常利益が増加するのか。変更することのイニシャルコストを上回るだけの社員の生産性の向上が見込めるのか。利益が見込めるならそれを上にプレゼンすれば、上は動くだろう。IRRって知ってる?
セキュリティ教育の費用と、会社の規模によって雇える社員に期待できるセキュリティの水準、セキュリティ事故が起きた時の会社の被害、被害を教育で賄うのか保険で賄うのか、リスクをあえてとるのか、その辺考えてセキュリティ意識を高めるために教育に経費をかけるべきだって言ってる?そもそもセキュリティ被害を保険でまかなえることすら知らないんじゃない?