はてなキーワード: B-casとは
B-CASカードがお祭り状態なので技術的なことをネットに転がっている情報から調べてみました。
もし間違いがありましたら後学のため教えてください。。
http://gigazine.net/news/20120518-b-cas-card/
・B-CASカードにはKm(マスターキー)というカード毎固有の暗号鍵が含まれている
・放送波から流れてくるTS(トランスポート・ストリーム)にはEMMとECMというというパケットが含まれている
・ECMはすべてのB-CASカードに向けて投げられるパケット
みたいな
- この情報はB-CASカード内にあるRAMエリア「契約情報」にコピーされる ★1
- EMM自身にはB-CASカードID(6Byte)が非暗号化されて入っている
・ECMには日時情報とKs(スクランブルキー)が含まれている
- 日時情報と上記「契約情報」でACL(アクセス・コントロール)を行なっている ★2
と、いうことで★1と★2において★1の契約情報を偽造できればたとえばwowwowを契約していないのに
契約できていることになりそうです。ただ問題は★1の部分はEMMで更新されるということ。
単純にB-CAS内のRAMエリアを書き換えても時間がたてばEMMで元に戻りそうです。
参考:
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3456801.html
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/8b59ccca2dac45f02a5ae15815fb4a75
http://www.marumo.ne.jp/db2012_5.htm#12
http://www.marumo.ne.jp/db2007_c.htm
EMMデータには暗号化されていない部分にカードID番号(6Byte)
http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/2-STD-B25v5_0.pdf
知らなかったのですがB-CASカード内にはCPUが入っているそうです。
そのCPUがEMM/ECMのパース、暗号の復号、「契約情報」エリアの管理を行なっているようです。
今回は特定のB-CASカードに含まれるそのCPUが特定され、ファームを書き換えられるようにしたそうです。
ファームを書き換えさえすればEMMの「契約情報」をRAMエリアの「契約情報」にコピーさせる処理を
よって今回突破されたことをまとめると、
・特定のB-CASカードにはRAMエリア書き換え、CPUファームを書き換えるバックドアが設けられていた
・特定のB-CASカード対応の改造版ファームを作る猛者がいた
ということのようです。
以下は興味。
各B-CASカード宛てにパケットを送るなんて現実的じゃないよね?どうやってるんだろう?
特開2000-125272 【発明の名称】放送システムでのメッセージ伝送方法
http://www.j-tokkyo.com/2000/H04N/JP2000-125272.shtml
TSにはハッシュキーのみ含み、データはB-CAS内に予め保持しておくそうです。
確かに契約パターンはそんなに多くはないだろうからこれでいけそうですね。
EMMもひとつのTSパケット中に何個か含めることができるそうです。
分野にもよる。専門外だと素人並かそれ人以下だよ。
たとえばこれとか。
これはおそらく国外にある(B-CASカードを入れた)サーバに地デジの放送信号を転送し、そのサーバでB-CASのスクランブル(MULTI2)を復号化して(コピー制御フラグのついた)MPEG2-TSにしてインターネットで送信しているものと思われる(*)。これはB-CAS社との契約には違反するが、サーバが国外にあれば差し止めは不可能だ。
friioの仕組みを、「日本で受信した地デジの信号を台湾へ送り、台湾のサーバで複合化して再び日本へ送り返す」、なんて無茶苦茶な方式に違い無いとか思ってたらしい。
母親がアンテナ工事を業者に見積もってもらったら8万したというので、私にパス来た。
という訳でアンテナを自力設置してみた。首都圏在住、総計予算二万程度で地デジカとBS化完了。
以下参考までにメモ。
かなりアバウトなので、自力でも出来るんだな~程度で。
電波の中継地と、中継地がカバーする範囲を調べるには以下のサイトでチェック。
おおよそ関東首都圏だと、区内が強電界、~60km以内が中電界、60km~弱電界と言われる模様。
字の通り、簡単に言えば遠くなるほど映りづらくなるという事。
区内だから大丈夫!とっても遠いから無理・・・と決め付ける前に、本当に視聴できるか確認する方法が有。
電磁波測定器を使うとそれを買うだけで万を超えるので、
簡単タダで調べるには、総務省の無料アンテナ貸し出しキットを借りればおk
アンテナ4種類の内1種類を選んでファックス送信か申込書を送るかして申し込み、
1週間無料レンタル(B-casカード及びチューナー、配線コード送られてくるのでテレビだけあればおk)
ただし無料で借りられる代わりに、添付の地デジアンケートに必ず答える必要有。
アンケート内容は「アンテナを室内・野外どこ設置して映ったか」「地デジアンテナを買いたいと思うか」という10項目程度で
同ホームページの【地デジ専用アンテナ受信マップ】http://digisuppo.jp/index.php/antmap/のマッピングに反映されます。
アンテナをテレビと接続し、アンテナを一階二階ベランダ等に設置テストしてテレビが映ればおK
その際必ず受信強度の数値をメモっておく事!
周りは一戸建ての居住区で、電波障害になるような建物(工場、ビルは無し)
中電界と思っていたのに強電界用の貸し出しキットでどこの局も受信強度85(100中)を出し
出来なかった方は総務省に相談、もしくは月額払ってケーブルテレビで地デジを見る手有。これはアンテナいりません。
以下視聴出来たことを前提で次へ。
どういった形にしろ映った方は、強電界・中電界・弱電界の内、自宅の該当エリア用のアンテナを電気屋orホームセンター等で買うことに。
60以上安定して出ていれば強電界用、60前後でノイズがたまに走るなら中電界用、それ以下ならば強電界用をチョイス。
簡単に言うと、一般的にイメージする細い線を沢山くっつけたようなアンテナ、
最近増えてきた所謂長方形平面状のアンテナ、最後は総務省無料貸し出しで届くような小さい形状のアンテナです。
テレビは地デジ対応である事を前提で。そうでない人はチューナーを別途購入するなり対応テレビ買うなりで。
アンテナからテレビまでどうやって繋ぐか図にすると分かりやすい。
以下簡易例数パターン。
※ブースターをかませる必要も有
中強電界ならば、一々屋根に登って串みたいな形の八木アンテナをポールに立ててワイヤーで固定して・・・という方法よりも
アンテナ本体としては串型のアンテナの方がベランダ設置型より1000円ほど安いが、設置金具等トータルや屋根に登るリスク考えたら前者をワシは選んだ。
アンテナ本体及びアンテナ取付金具は近くの電気屋・ホームセンターという手も有だが、実はヤフオクで買う方が送料入れても安い。これ豆な。
取付金具なんて市販を3、4千円するのにヤフオクだったら100円~でいくつも出てるってばよ。
とはいえ市販価格の目安としてアンテナが3000円~、設置金具が2000円~、後はケーブル線買って繋げればおK
複数のテレビに付ける場合はアンテナとテレビの間に分配器200円~をいれればおK
ケーブル線入れて総計1万前後でいける筈
最後に全部繋げて適当に東京タワーの方角へアンテナ向けるとテレビが映るので、受信強度強い方向に固定してオワタ\(^o^)/
BSを入れると通常は以下のように混合器(4000円~)が必要
更に配線が多い為ブースター(4000円~)も必要
二つも買うとタケーよと思ったので、混合器とブースター両方内蔵のUDA-200Aを5000円弱でアマゾンぽちる。
地デジアンテナ取付金具はヤフオクで200円前後、BSアンテナ&BSアンテナ取付金具はセットで5000円弱を。
分配器は3台全てのテレビでBSを見れるようにする為、屋外用全端子通電型(4000円相当)をチョイス。
分波器は900円前後で購入。計2万5千円未満。
地デジ専用B-CASカードのユーザー登録制度を廃止
デジタル放送を視聴するために必要な「B-CASカード」を発行するビーエス・コンディショナル・アクセス・システムズ(B-CAS)は11月9日、地上デジタル専用機向けB-CASカードのユーザー登録制度を来年3月いっぱいで廃止すると発表した。「業務改善に伴う措置」という。
地上デジタル専用受信機器に同梱されている「青カード」と、一部の地上デジタル専用受信機器に内蔵されている「白青カード」のユーザー登録を廃止。登録はがきなどの受け付けを、来年3月末に終える。
登録者の氏名・住所など同社が保有する個人情報は、受付終了時点で利用を停止し、消去か廃棄する。受付終了後に届いた登録はがきなどの情報も処分する。
地上/BS/110度CS共用受信機用の「赤カード」の登録制度は続ける。今年11月から運用を始めた小型B-CASカード「ミニカード」は、当初からユーザー登録を行わない。
同社は「B-CASカードが故障した際の交換や紛失・盗難時の再発行などの業務を円滑に行うため」とユーザー登録制度を運用。はがきやWebサイトで住所、氏名などを登録する仕組みだ。 .最終更新:11月9日18時26分
これ、登録してる人どんだけいるんだろう?
業務改善とかじゃなくて、誰も登録しないからやめるって事だよね?
B-CASに関する私見。Twitter界隈で唐突に騒ぎ始めたので。例えばこれ↓
id:himagine_no9 RT: @kobahen B-CAS問題についてマイ所見:無料放送なのにCASを使う法的根拠は? 認証機関が1社のみ(お手盛団体)なので、設備カルテルでは?/ベンチャー参入ができない。TiVOがつくれない->市場創出機会損失/特許料が機器に上乗せ->消費者にツケ。法制化に ...
パブコメに,独禁法とか利権とか海外勢の参入障壁とか録画の自由みたいな話を書いていまさら攻めても無視されるだけ。その辺の話はとうの昔にに終わった,というのが委員会の共通見解ですからね。彼らは以前,ダビング10導入でボロボロに叩かれたのを「パブコメなんて無視でオケ。何を言われようとここでの議論がゼッタイ(意訳)」で押し切った人々ですぜ。まぁMIAUとして出すパブコメにはそういう「そもそも論」を書かざるを得ない,というのは理解できるけどさ。
最終的に「B-CASやめた」に持ち込ませられるかもしれない唯一の方法は,委員会を混乱させて新方式の導入をストップさせること。2011年までに新方式が導入が間に合わなければ,総務省は前言撤回して「地デジの普及」のために,B-CASを切り捨てざるを得なくなる。
そのために効果的なのは,NHK1社の利益のために,低コストが導入目的の一つである新方式に,メッセージ機能を導入するってどういうことよ,死ぬの? バカじゃないの? どさくさに紛れてNHKメシウマって死ねよ,辺りをしつこく突いた方がおそらく効果的と思います。
あれは総務省のお偉方のメンツだけで導入が決まったもので,本当はだれもやりたくない仕様。逆に言えばここに関しては委員会も技術ワーキングも一枚岩ではない。
だれかそういう方向でパブコメ書いてちょ。あと,nobiさんは某社の意向に乗せられすぎ。彼はパブコメ間に合わなくて結局書かないに1000エリカ。
地デジ変更まで迫ってきました。皆様は、地デジ対応TVに変えましたか?それともチューナーを取り付けましたか?私はというと、地上波は今も見ていませんし、地デジになっても見ることはないのでどーでもいいのですが、地デジの裏に隠された利権には許しがたいものがあります。
そもそも、地デジを見るためには、放送関連や電気メーカーで設立した(株)ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS)社が発行するB-CASというICカードを使用しないと見れない仕組みになっています。結論を先に言えば、これがないと見れない、つまり民間企業1社が審査を独占している訳なのです。(独占禁止法)
その為に外国のテレビは一切この審査で跳ねられます。パソコン内蔵型も含まれます。どういうことかと言いますと、B-CASが使えないと見れない、外国テレビが日本で販売するには、B-CASのカードを使わせてもらわないと売ることができない。しかし、外国産より2倍程値段が高い国産のテレビを消費者に売りたいがために、一切審査を通さない訳なのですね。(サムソンとかも撤退しました)
そんな国策とも言える地デジ移行。それと裏腹に現実問題では、テレビを買い換えない人が2割くらいでてくると言います。換えたくても資金がないから換えられない。俗に言う、テレビ難民ですね。そこで、国が率先して助成金をだしています。今は確か、地デジ付TVを購入すると2万円が助成されるのでしたかな。まぁこれからもどんどん増えると思いますし、TVも安くなるでしょう。(外国からみればそれでも高いですが)
テレビを見ない私からすれば他人事なのですが、地デジにあたり面白いことが一つあります。先進国では一般的にされてることなんですが、周波数オークションです。アナログから地デジに移行することによって、既存に使っていた電波があまり、国が電波を民間(不特定多数)に対してオークションという形で売りだすのです。実際はまだ売りだすかどうか分かりませんが・・・
仮に周波数オークションをすると、現在の地上波では7chしか映らないところが、40chあるキャパシティすべて見れるようになり、選択の幅が拡大されること。それと、不特定多数に対してですから、クリエイティブな企業、リベラルな人がどんどん参入して面白いコンテンツを制作してくれるのではと思います。(私個人としては、堀江さんにやってもらいたい)
一様、民主党はこの周波数オークションをやるべきだとマニフェストとして提言してますから、もし政権交代になれば可能性も皆無ではないかもしれませんね。ゴタゴタの民主党ですが、ネットによる選挙投票と周波数オークションは施行して欲しいと願う今日この頃です。
まあだってさ、Gyao!とかYahoo!動画とかちょっと見ただけでもアニメをタダで配っている人がいるわけ。
理解できないくらいそりゃあもういっぱいいるわけ。
タダで良いよってアニメが多数なのに、病院とか電気店とかでさんざん見せられる地デジに十万円超のアクオス代払えとかおかしくない?
あ、こういうこと言うとさ、「アニメーターが生活できない」とか言う人が必ず出てくるんだけどさ。そうですよ、生活できません。
良く考えると「B-CASカードがないとテレビが見れない」のがそもそも異常だったんじゃないの?
だって趣味でプロ並みのスポンサーつけられるうp主だって腐るほどいるわけでさ。
理想がどうとか言う前にさ、10万超のテレビの普及率を90パーセントにしてでお金儲けしようって発想がさ、もう根本的におかしいんだよ。
インターネットとかのはてなブックマークを活用し、TVを見なくなってから
はっきり言って彼らは終わってるだろう。まずTV局が終わっているということ。
Youtubeやニコニコ動画を見てもわかるように今はTV局の時代じゃない。
なのに未だにTV局なんかやってる。終わってる。
さらにB-CASが対応しておらず、コピーをいじることもできないことも「終わってる感」に拍車をかける。
そしてどこも似たような話題を取り上げてるにも関わらず、重複を一つにまとめることもできない。
視野をちょっと広げればもっと便利な世界が広がっているのにそれに気づかない。
中継局が遠くてせせこましく地方のケーブルTV局だけを徘徊しているような人間だろうからアンテナが折れてても別段驚かないけどさ。
それにしてもなぜTVなのか。やっている人間も時代から取り残されているようにしか見えない。
彼らがギャンを取り扱い、最新モビルスーツを取り揃えるニュータイプを装いながら、実のところは時代遅れのマ・クベ大佐であるという構図が笑える。
まぁ、それでも矜持があるんならまずは地デジに対応して見づらさを解消しなさいな。
事務局からは、「見直しの前提は、“利用者にとっての選択肢の拡大”。ただし、現在、数千万枚のB-CASカード対応製品が出ている中で、視聴者の保護という観点からも、完全にB-CASをやめるというのも良くない。それ以外にどんな選択肢を用意するのかということ」と見直しの方針を説明。
さて、事務局のいう"視聴者の保護"とは、どういうことなのか。
事務局はもっと具体的に説明するべきだな。
IT関連に関しては、相応に素養があればまずやらかさない類の間違いを時々平気でやらかすから、彼がたとえ普段から7、8割方正しい事を言っていても「池田信夫」という時点で真面目に読む気にならん。仮に彼がまともな事を言っていた(という事が後から分かった)としても「たまたまハズれなかっただけ」としか認識できない。
たとえば、friioがB-CASカード不要になった時だったっけか、あれは台湾だかどこかにあるらしいB-CASがささった機器の暗号解除の鍵データをネット経由で利用者に配信する事で、利用者自身のB-CAS不要になるという仕組みだったんだが、池田はこの仕組みをブログでどんな風に推察したと思う?
暗号化された利用者のPC→映像と音声を台湾に送信→台湾にある、B-CASがささったPCで暗号解除→送られた映像と音声を利用者に返信、なんて推測を自慢げに書いたわけよ。普通に考えたら、誰だってありえない事くらい分かるだろ?地デジのTSデータは最大ビットレート約15Mbpsだから、たった100人繋ぐだけで1.5Gbpsだ。1000人で15Gbpsだよ。ちなみに、ニコニコ動画のピーク時の帯域負荷は60Gbpsだ。どんな規模のデータセンターを保有しているんだよfriioの作者は(笑)。
流石にこの件では当人も訂正したけどさ、エントリ上げる前の段階でそこに気付よと。今まで真面目に読んでいた記事の中にも、こんな阿呆な事が紛れ込んでいるかも知れないと思うと怖くて仕方がない。
とはいえ、だ。friio(フリーオ)の存在や、既存製品のプログラム書き換えで回避出来る事が証明されてしまっている現在、チップ化するにしてもやはり何らかの回避手段が生まれる事になるであろう事は容易に想像出来るわけで。HDMIだって、HDCPをキャンセルするセレクターが随分と前から存在しているしな。
そうなると、海外の(特に遵法意識の低そうな某国某半島の)のメーカーが「B-CASなんぞ知るかボケバーカバーカ」という製品を日本に輸入してくる可能性だって消え去っていないはず。そこまで喧嘩腰とはいかなくとも「あれれなんだかよく分からない機械が出来ちゃったぞ何の役に立つか分からないけどとりあえず売りますねあははー」という姿勢でなし崩し的に市場に出回る可能性だってあるよね。似たような事例では、DVDやBDのコピー方法やP2Pツールのハウツーを詳細に記した雑誌書籍の類が紀伊國屋書店にすら大量に並んでいるわけだし。
さてそうなると、当然ながら色んな所の色んな人達がそれを食い止めようと動くと思われるんだけれども、じゃあそれを止める法的根拠は何よという話になってくるわけで、訴訟とか起こしたら「つかそもそもB-CASってお前らが勝手に言い出してる規格ってだけで守る義務も義理もねーじゃん」と判事に突っ込まれたりしたらどうするんだろう?
ま た 池 田 信 夫 か !
痛いニュース入りしちゃってるみたいだけど、仮に誤報だったらどうするんだろうな。
取り返しの付かないくらいの周囲の歓迎ムードで、なし崩し的にB-CAS廃止させるように委員会に圧力をかけよう陰謀…なわきゃねーか(笑)。
そうかなあ?
そもそも現状の地デジは電波の時点で暗号化されていて、それを解除するためにB-CASが必要だったわけで、B-CAS廃止されたら暗号化されてない電波に切り替えれば良いだけな気がする。だから今でも、地震や津波といった緊急性の高い放送の場合にはB-CAS無しでも受像できるようになってるはず。
そうなると、フリーオなどで取得されていた生のTSデータと同じになるだけだから、個人で扱う分には取り回しがかなりラクになるのは確実だと思う。アメリカではUSBメモリサイズのフルセグ地デジチューナが普通に売られてるらしいし、アイオーデータやバッファローといった国内メーカーも追随するのは必至だろう。
もしかしたら、携帯電話やPSPのような小型機器でもフルセグが見られるようになるかも知れん。欧州で発売されてるらしいPlayTVとかいうPS3用の地デジ録画ユニットも日本で発売されるかもね。
http://ascii.jp/elem/000/000/177/177381/
総務省の「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委員会)」は9月26日、地上デジタル放送のB-CASを見直すことを決めた。6月にまとめられた第5次答申では「消費者や権利者の立場からB-CASについてさまざまな指摘が行なわれた」ことを理由に廃止の方向を打ち出している。放送局も反対していないので、B-CASの廃止が事実上決まった。
得体の知れない企業からカードを借りないと公共放送(NHK)も見られないとか、普通に考えれば独占禁止法を思いっきりぶち破ってるしなあ…。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080827_osaka_gas_service/
拝啓 ギガジン様
平素はガス業界へ格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。
大変ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。
またお申し出の際に対応させていただいたの業界の者の態度に、ご無礼のありました段、重ねて謹んでお詫び申し上げます。
さて、今回話題になっております記事の件です。
日ごろ、ギガジンを愛読させていただいている読者の一人として
またガス業界に携わる一人として看過できない部分が多々ございましたので、一筆啓上させていただきたいと思います。
まず、「メンテマンが売り上げを稼ぐためにわざとコードを損傷させたのでは?」と強くお考えのようですが、「そんなことは絶対に無い」と断言できます。
ガス業界の人間が、コードの損傷のような火事につながる瑕疵を見逃すことはありません。
なぜなら、「火事が起こった時点でその家はオール電化になるから」です。(特にLPガスエリア)
売り上げを稼ぐことができるのも、その家がガスである場合に限られます。
「機械の故障で売り上げが上げる」という企みのために、その家が電化になっては元も子もないです。実際、火事がある度に「オール電化なら安全安心」だという宣伝文句の下、電化されるお客様は少なくないです。火事の原因で一番多いのはたばこで、ガスは関係ないにもかかわらずです。
さらに、「メンテマン以外にさわったものがいない」との事ですが、私にはそれも疑問です。ギガジン様(記者のお名前がわからないので仮にこう記述させていただきます)は「カッターのようなもので切ったに違いない」とおっしゃってますが、掲示されております写真を見ますと、あまり綺麗な切り口ではありません。メンテマンが持つ道具は工具ですので、コードなどは綺麗に切れる道具しかもっておりません。ニッパーなどでこじる様にすればあのような断面になりますが、先ほどもうしましたように、火事の危険を押してコードを破壊する動機がありません。(大抵コードの破損はコードの交換で済んでしまいます。たいした金額になりません)
ギガジン様を全否定して、まことに失礼ですが、あくまで写真の印象ではあの断面は私の経験ではカラスや猫といった類がコードを噛んだような断面によく似ています。あの断面だけを見て「カッターだ、刃物だ」と何故判断されたのでしょうか。
さて、では何故メンテマンが見逃したのかですが、ここはギガジン様から情報をいただかないと良くわかりません。というのは、掲示されております写真には4月??5月にメンテマンが来るチラシがあります。コードの損傷が発見されたのがいつかわかりませんが、仮に7月に発見されたとしても、随分と間に期間があります。
お客様のご都合で日程が遅れることは良くあることですので、実際は間の期間はもっと短いのかもしれませんが、期間がはっきりしないと他の要因をはっきり排除できないと思います。逆にギガジン様は他の要因を何故排除されたのでしょうか。多分合理的な理由があったのだと思いますが、私にはわかりません。
あと「大阪ガスでは無くサービスショップの人間が大阪ガスのマークをつけて訪問する」ことを問題視されていらっしゃいますが、これに関してはあまり問題ないと思ってます。何万とあるお客様を社員だけで回りきれるはずも無く、定期的に協力会社と連携して訪問するのはいたしかたありません。電気店にメーカーさんの販売会社の方がいらっしゃったり、ネットワーク関係でも提携先のロゴが入った名刺をお持ちの方がいらっしゃると思います。
お客様への訪問の回数も本当を言えば3年に1回の法定点検だけで、良いのですが、松下の暖房機の件、パロマの給湯器の件、などなどガス業界を取り巻く環境やガス業界に向けられる世間の目は近年厳しく、「お客様との接点を増やして、安全を守ろう」というのが最近のガス業界の潮流です。LPボンベの交換の際のお声かけなどもより重視しております。
確かにこういうトラブルがありますと「何か売りつけようとしている」という目で見られるのは致し方ないと思いますが、世の中が求めるサービスの水準が上がる中、ご訪問させていただく回数も増えているとご理解ください。
長々と書いてまいりましたが、確かに集団として中の構成員に質のムラはありますが、私はガス業界に意図して火事を起こす様な人間はいないと思っております。
「それは性善説だ」とか「なかには悪い人間もいる」というご指摘もあるかとは思いますが、悪い人でもそんな馬鹿なことはしません。重ねて申しますが、合理的に見ても火事を起こす様な手を加える理由はないです。その時点でその家はオール電化になりますから。
私といたしましては、「大阪ガスが大阪ガスサービスショップにノルマを課してはいないが、大阪ガスサービスショップは所属する社員などにノルマを課しており、そのノルマを達成するために今回のような「自作自演」「マッチポンプ」をしている可能性は依然として残っている」というご意見と「火事になれば、市場がなくなって、儲けも何もなくなるのだから、火事を回避するように行動するのは当然」という意見の双方をお見比べいただきまして、皆様でお考えいただくのが一番真実に近いと考えております。
最後に一つ、私の愚痴というか嘆息になります。
私が理解ができないのは、B-CASへの取材などで「一問一答」という形であれだけ文脈を重視して、すばらしい取材をされていたギガジン様が、今回の件に関しては、消防署の方のコメントや生活センターの方のコメントを前後の文脈なしに、一言だけ(しかも憶測を呼ぶような形で)掲載するなど、まるでネット言論を煽るような行動をとられている事です。
今回のギガジン様の件は、大阪ガスの対応も事務的でお腹立ちはもっともだと思いますが、事件の日程の推移など肝心なところがいくつもぼやけていて、愛読者の一人として「何か違うのではないか」と思いましたことを申し添えたいと思います。
id:napsucksさま、id:keiloveyasudaさま id:m_shinzakiさま id:hirok52さま id:TERRAZIさま、その他多くの皆様に厚く御礼もうしあげます。
ここまでお読みいただいた方ありがとうございました。
これからもガス業界をよろしくお願いいたします。