はてなキーワード: AlphaGOとは
この対局を見て、ロバート・L・フォワード『竜の卵』を思い出したんだけど、他にいないかな、そういう人。
あらすじくらいしか記憶になく、再読したい気分なんだけど、あるのは実家だ。次の帰省までしばらくあるし、もう一冊買っちゃおうかしらん。
コンセントって…AIが社会インフラになった暁にはどっかのデータセンターで走ってるでしょ。自家発も持ってるから外部電源切ってもすぐには止まらないし、耐障害対策もしてあって一ヶ所潰してもすぐに別のセンターにフェイルオーバーするっしょ。
局所的なダメージで止められるのはせいぜい通信インフラを切って「AIフリー」な地域を一時的に出現させることくらいで、完全に止めるには全世界規模のカタストロフィが必要になるんじゃないかなあ。
それと、AlphaGoとか、AI対AIで対戦して進化していってるわけで、最初を作ったのが人間だとしてもある点を越えたら勝手に進化するようになるだろう。工場と物流をコントロールして自己修復と自己再生産が出来るようになったらもう人間は要らなくなるよね。
Windows 7→Windows 8→Windows 8.1→Windows 10と、順調に進化してきたところに、急にWindows 95が出てきてしまうくらいの衝撃…ってことでしょうね。
http://anond.hatelabo.jp/20160313010322
http://anond.hatelabo.jp/20160313074407
原作漫画中で藤原佐為saiはかなり早い速度で強くなったよな?
という言葉で気が付いた。
ヒカルの碁公式ゲームで藤原佐為が生きていた時の話が有るんだよ。
そこで佐為は碁の事以外にも色々な事を考え、苦悩し、配慮する普通の【人間の大人】といった存在だった。
佐為が入水して1000年後の漫画ヒカルの碁ではまるで子供のようで碁の事しか考えておらず、ヒカルの都合もあまり考え無い。
最終的にはヒカルの事を考えていた部分も有ったがそれでも囲碁が主体である。
囲碁は、「この石の配置にはこの辺に置くとたぶん有利」という曖昧な経験則に基づくパターンマッチングの積み重ねで人間は勝負してきたんだよね。
AlphaGo は、「この石の配置にはここに置くのがほぼ正解」という、人間よりはるかに精度の高いマッチングをしてくるので、
世界トップレベルのプロ棋士、イセドルをフルボッコにしている。
5番勝負のうち、既にコンピュータが3連勝。いずれもプロ棋士の投了(ギブアップ)。
私はヘボだけど、この一戦がヤバいことはわかる。
対局者双方のスペックも、観戦する周りの反応も、対局内容も漫画みたいで面白い。
ヒカルの碁の登場キャラで例えを交えるとわかりやすい気がしたのでメモする。
AlphaGoの囲碁歴は既に2〜3000年を超えているらしい。
最初にルールとアマチュアの棋譜を覚えたあとは、AlphaGo同士で対局を続けて学習する。
その対局数が数千年分に達している。
ヒカルの碁の塔矢名人は5冠。7つあるタイトルのうち、5つを持っている。
まず、現在の日本のトップ棋士、井山裕太(25歳バツイチ)は6冠。もうすぐ7冠。
ランキングやタイトル数だけで言えば、もう塔矢名人なんてかませ犬。
(ちなみに藤原佐為vs塔矢名人の元ネタの棋譜である依田紀基、林海峰のランキングは井山裕太よりも下。両者ともに流石に全盛期は過ぎてるけど)
早い話、
塔矢名人より強い井山裕太よりもさらに強いイセドルをボコボコにしている状態でである。
囲碁関係者はこれまでこんな感じでドヤ顔していたのに、いざ蓋を開けてみたら一方的過ぎて唖然としてる状態。
対局の内容も、これまで人間が打たなかった手をコンピュータが連発していつの間にか勝っている感じ。疑問に思える一手がいつのまにか有利に働いている。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/03/11/2016031100881.html
人間の目で見ると、『アルファ碁』はミスばかりしていた。今までの理論で解説すると、『アルファ碁』の囲碁は答えが出ない」と言った。対局が終わった後、宋泰坤九段は本紙の電話取材に「対局を見ながら中継している間、狐につままれたような感じだった」と語った。
ポルナレフが、「何を言ってるのか わからねーと思うが」「ありのまま今起こったことを話すぜ」
という話しに、似てるな。
圧倒的な力の差があるときに、人間は自分の処理能力を超えて、それまで、経験したことがないことが目の前で起こると
『何が起こっているのかが、分からない』
のだな。
分からないことに出くわして、それまでの社会人経験での最善と思っていた仕事のやり方が、
「こんなに、前の会社の評価基準では、誤りがないことをしているのに、なんで認められないんだ」
みたいな青臭いことを考えていた。
どうしても、それまでの定石や成功体験(のようなもの)が捨てられなくて、
いつまで、経っても、逆に言うと、反省をしていても、上手くいかない時期があった。
アルファ職員みたいなコンシェルジェが、オレの仕事のサポートして欲しいな−。
俺はなんとなくkiya2015のこの記事を思い出してしまった。
Googleは「創造性を必要としない仕事はすべてテクノロジーに代行される」と言っているが、
今のGoogleの発想だと、むしろ高度な判断が求められる仕事ばかりがコンピュータにとってかわられて、
肉体労働はあいかわらず人間という奴隷階級がやってる未来しか見えてこない。
ソフトウェアと違って、ハードウェアとしてのロボットを世界の隅々まで行き渡らせるだけのリソースは存在しないので。
http://lrandcom.com/automation
実際この論が妥当なのかどうなのか俺にはわからないが、「高度な判断が求められる仕事ばかりがコンピュータにとってかわられて、肉体労働はあいかわらず人間という奴隷階級がやってる未来」というのは確かにいかにもありそうに思えて、ぞっとする。