はてなキーワード: 5th Dimensionとは
ももクロは、2011年後半〜2014年末ぐらいまでよく見に行ってた。
「プロレス的な仕掛け・口パクなし・全力」が当時としてはフレッシュだったし、
2011震災後「全力のパフォーマンスで笑顔を届ける」というコンセプトがめっちゃハマったんだと思う。
ワニシャンとかもめっちゃ良かったなあ。
しかしまあ「宿題がおわんなくって大変!」だの「あーりん反抗期だからハンバーグがいい」だの「一人で寝たくないから、ベッドに入ってくるとか」を歌ってしっくり来るのってやっぱ17才ぐらいまで。幼児性を前面に押し出した楽曲が多いから、18才過ぎた大人が歌うには厳しい楽曲も多い。
少し路線を変えて、アーティスト路線で行こうと判断して2013年4月発売の 5th Dimensionだったんだと思うんだよね。
ただしこの時点では、バトルアンドロマンスで作られたももクロ像を求めてる人との齟齬で正直失敗しちゃったなあって感じがある。
楽曲をざっくり「1. 少年・少女的なもの」「2. 青春的なもの」「3. 普遍的なもの」とかとすると、ももクロって全部あるんだけど、メンバーが20歳超えてくると1・2を歌うのが結構辛くなってくる。
あと「今」を歌った曲が多いから、そもそも曲の寿命が短かったりもする。
AKBGはメンバーの入れ替わり前提だし、まさしく制服を着てるので、ずっと青春的なものを歌っていて違和感ないのは良くできてる。
やっぱ10代前半のアイドルと、20代のアイドルに求められるものって全然違うし、本人たちの自己認識もあるから難しいよねえ。
ももクロに関しては、メンバーの幼児性が変わらない感じがまた難しそう。
この点 Perfume は上手だし、男性アイドルはジャニーズが切り開いたキャリアパスがあっていいなと思う。
個人的には5thの前後からやたら「大物」に曲を作ってもらって箔付ける感じ(極北は広瀬香美・中島みゆき)がどうにも合わなくてフェードアウトしてしまった。