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2023-07-26

クレしん映画、なんかなぁ

昔はさーオカマネタにしたり何なら敵キャラにしたりしてたじゃん。

 

新作映画敵役見た?

名前がさ「非理谷充(ひりやみつる)」って言うんだけどさ、これ非リア充から来てんじゃん

しかも設定がさ

 

黒い光を浴び、暗黒のエスパーとなった男の名は非ひ理り谷や 充みつる。バイトは上手くいかず、推しアイドル結婚さらには暴行犯に間違われ警察に追われていた彼は、力を手に入れたことでこの世界への復讐を誓う。

公式サイトより

 

あのさぁ。なんつーか踊る大捜査線イズムを感じるんだよな。

特に3作目とかさ、犯人が当時問題になってた派遣社員(とネットオタク)だったのね。

わからんじゃないよ。鬱屈とした弱者が間違った爆発をして犯罪を犯しちゃう。あるよ。

だけどさ、鬱屈としてんのはそいつらのせいなの?って思っちゃうわけ。

そりゃ自己責任努力不足って言えばそうだけどさ、椅子取りゲームに負けた弱者なわけじゃん。

その弱者さらいじめて何が楽しいんって俺は思ってしまうわ。

 

表現してることは「男は全員、潜在的強姦魔」とそう変わらんと思うんだよな。

弱者男性がエスパー能力持ったら世界を滅ぼしちゃうんでしょwみたいな。

まぁ脚本上、どうせエスパー能力を与えて洗脳してる第三者がいて~みたいな展開で

非リア充にもクソどうでもいい救い()が与えられるんだろうけど。

いやほっとけよ。てめーらのその金臭い手で触ってくんな。

 

声が松坂桃李バカか。

2023-07-21

Jリーグにこども家庭庁が5兆円支援デマで露呈した「謝ったら死んじゃう人達リスト

1.泉房穂 元明市長

Jリーグ連携して、子連れ客“優先”の推奨とのことだが、政策の“優先度”も“方向性”も間違っている」という的外れツイートをして、小倉担当大臣コミュニティノートも含めてあちこちから突っ込まれるも、自身勘違い放置して「実際にやっていることが、“子育て層のニーズ”とあまりにもズレているので『違う。そうじゃない』と言っているのだ」と「ただ私は、自分ツイートを『不適切』とは思わない。それだけのことだ」と開き直る。自身の間違いを認めないというパワハラ上司しぐさを見せた。

2.ひろゆき

小倉担当大臣プライベート事情を交えて「これじゃない感」と批判。いや中傷と言っていいだろう。当然小倉氏は抗議するもひろゆきは自らの非を一切認めず文春の記事スクショで張って煙に巻く。ひろゆきも「謝ったら死んじゃう人」の枠に居るということを世間に露呈した。

3.石森愛 練馬区議会議員立憲民主党

泉氏同様集中砲火を食らうも、「何がなんでもJリーグ支援されてない!ってことにしたいみたいだけど、大臣が視察行く時点で税金どんだけ使われてんだよってゆー。」と開き直ったツイートで応戦。「大臣官僚の有限な時間リソースを使うこと」に論理すり替えていた。

4.「R連続MT Ph.D D.H.Sc.」(良く分からん人)

(あまりにもひどいので追加)↓「飢えた子ら 放置サッカー 5兆円」というストレート川柳投稿し、

https://twitter.com/Rrenzokutai/status/1681618845839298563

それに対してデマであることを指摘されたらこう開き直った。

https://twitter.com/Rrenzokutai/status/1682189488980893696

「私は、川柳とは、鬱屈した世情への、一服の清涼剤だと思っておりますので、情報が正しくないとか、チゲーよとか、クソリプされましても、なんとも言えませんな」

こんなのは清涼剤でも何でもない。単なる迷惑クレーマー

デマ解説

こども家庭庁が統括する「こどもまんなか応援サポーター」という枠組みがある。https://www.cfa.go.jp/ouen-supporters/

これはサポーター宣言をした企業や団体、自治体個人をこども家庭庁が公式サイトなどで紹介するというものである。具体的な活動は個々の団体個人に任されており、特にこども家庭庁が資金援助するわけではない。

URLを見ればわかるがさかなクン、霧馬山関、ヤクルト村上宗隆などがサポーター宣言をしており、ちょっとググればわかるがいろんな自治体宣言してるし、企業では日本生命ファミリーマートなどが宣言して個々に活動している。

今回、その宣言団体Jリーグが加わり、Jリーグ公益財団法人でもあるので小倉大臣訪問ヒアリングしただけという話に過ぎないのだが、なぜか「5兆円をJリーグに投入」という話にすり替わり(これはそういうように読み取れる報道をした産経FLASHにも大きな責はあるが)、あちこちインフルエンサー活動家(政治家とは言えない連中)が釣られたという構図だ。

速攻で小倉大臣デマを指摘し、それを受けて謝った人も中にはいるが、青汁王子れい新選組長谷川ういこ氏らを筆頭に指摘に対してスルーしている連中が大半だ。スルーならまだよいが、開き直っているという最も悪質度が高い輩としてこの3人を紹介しておく。

Jリーグが叩かれた本当の理由

面白いのは今回、デマの発端となった産経FLASH批判する声が彼らの中から一切出てこないこと。そして、既にサポーター宣言をしているスポーツ選手自治体企業に対する批判も一切出てこないこと。

まりJリーグだけは叩いて良い」という深層心理がこの人たちの中にあり、その格好のネタが出てきたので叩いて悦に浸りたかった、というのが今回の一連の騒動の真因であると推察する。

実際、Jリーグに対する批判ネガティブ報道PVを稼げるのだ。例えば19日に横浜F・マリノスセルティック親善試合を行ったが、その試合結果の記事Yahoo!ニュースアクセスランキングではランク外。しかし同試合観客動員が2万人でしかなくスタジアムガラガラだったという記事アクセスランキング5位まで上がっていた。メディア関係者の中でも「Jリーグ記事は売れない。ただし不祥事ネガティブ系は売れる。それこそプロ野球関連の不祥事ネタより売れる」というのが定説だ。そういう「Jリーグ関連のネガティブ報道に対する需要」が引き起こし事象と言えるだろう。

そうでないというのなら、今から他の「サポーター宣言」してきた企業自治体個人批判してくれ。そうでないとダブスタだ。

余談だがJリーグに5兆円もつぎ込めたら世界一金満リーグになれるということも付記しておく。今のJリーグ全体の年間収入の45年分だからなあ。

追記:今回「釣られた」こと自体はある程度仕方ない。問題デマ指摘を受けた後の行動

今回はマスコミ2社の報道や、タイトルに「Jリーグに5兆円」というフレーズを使ったキュレーションサイト炎上の起点となった。これだけのチャネルが同じように報道すればそれなりにリテラシーが高い人も釣られる。

しろJリーグクラブサポーター結構な人数が最初は釣られていた。特に浦和レッズサポーターが多く釣られていた。これはここ数年来の浦和レッズ関連の不祥事(主にサポーター狼藉)に対する多数の処分があったことに不満を持っている浦和サポーターの中に、隙あらば野々村Jリーグチェアマンを罵倒したいという思いを持っている人が少なから存在していたのが原因。泉氏のツイートに反応して「野々村、そんなことやってる場合じゃねえだろ」と騒いでいる浦和サポーターは1人や2人ではない。

ただ、彼等はデマに釣られたと気づいた時点で態度を改めた。開き直ることも、スルーすることもなく、釣られてしまたことを認め、静かに拳を下ろしていた。少なくとも増田観測範囲では。

今回問題にしたのは「開き直った」「スルーした」連中の事である。それを勘違いしないで欲しい。

2023-07-18

理想的な小さいシンプル社会モデルを考える。

例えば、ある社会では米農家人口の60%、輸送業者が20%、卸業者が15%、役人が5%であることが理想的社会だとする。

理想というのは、それ以上農家の数が減ると米が足りず飢えるものが出たり輸送業者が足りないと米を輸送できないなどの問題が発生する。という意味だ。

では、「なりたい職業」の分布はどうだろうか。

例えば80%のひとが為政者になりたくて、泥臭いことなんてやりたくねえよ。と思ってるとする。

とはいえその全員が役人になると、社会崩壊するのは目に見えている。

いやこんなに極端な例である必要はないのだが、何が言いたいかというとなりたい職業になれずに鬱屈としているやつはどうしたって出てくるってことだ。

社会需要希望する職業完全に一致するなんて絶対ない。

誰かが泥かぶる必要があるんだ。

でも現に、みんながやりたいことやれて、みんなが輝けている職場存在する。それはなぜか。

泥を強い力排斥しているからだ。

からキラキラした職場を見ると気持ち悪い。

転職して働く幸せを見つけようなんてのも気持ち悪い。

優秀なやつが気持ち悪い。

ルサンチマンだってことはわかっている。

でも超人どもが肩くんで、「俺たちってすげえよな」やってる姿は醜悪だ。

いや俺が悪いよ。知ってるよ。醜悪なのは俺だよ。クソゴミが。みんな死ねばいい。

2023-07-17

君たちはどう作るか

宮崎駿の最新作『君たちはどう生きるか』を見てきたんで、ある程度ネタバレありで感想書きなぐっておこう。

ネタバレありだからね。

正直、観る前に想像してたより悪くなかった。

テンポも悪くないし、人間関係に緊張感もある。

作画が徹底的に心象風景に寄っているのも、職人芸の趣があった。

火災とか草原の描き方なんて、ゴッホともセザンヌともなんだか判らんけどとにかく印象派的に歪みまくっていて、主人公の高熱に魘された夢のような心が伝わってくる。

田舎の家も、当初は主人公の内心の萎縮ぶりを示すかのように何もかも巨大で、玄関なんてどこの古刹の大伽藍かと見紛う巨大さであり、今に残ってたら家ごと国宝になりそうだ。

もちろん、本物はせいぜい田舎豪農レベルなのだろう。

心象風景として東大寺大仏殿並の巨大建築に見えているだけである

敢えて心象風景とわかるように表現している事で、主人公が実際には父の後妻を嫌っていない事も想像がついた。

なぜならすんごく清潔感のある優し気な美女として描かれているかである。嫌っているなら心象風景でそうはならない。

初対面から一目ぼれレベル主人公は慕っていたのだろう。

でまあ、作品は途中から塔の中パートと、塔の外パートという二輪構成で進んでいくのだが、

まあ、なんだ、ここから批判が多くなる。

まず塔の中パートだが、なんというか、とにかく意味があり過ぎる。

これは褒めてない。

宮崎駿もののけ姫辺りから、やたらと意味のあるものを描こうとするようになってしまってるように思える。

1シーン毎に意味があり、多分本人に質問すれば「このシーンはこういう意味がある」と全部答えてくるだろう。

まり寓話的で哲学的記号的で、イソップ童話とか不思議の国のアリスとか、そういう感じの、「意味の塊」として作品を作ってしまっているのが塔の中パートだ。

ハウルとか千と千尋とかでも顕著だったけど。

これの何が悪いって、妄想が爆発してないのである

ムスカラピュタの雷をぶっぱなしたシーンに意味なんてないだろ。王蟲がペジテのドーム食い破ったのも意味なんてないだろ。

あいう爆発するほど格好いいシーンに意味なんてないのだ。

「どうやお前らこんな凄えの見た事ないだろ。俺も見た事ないから作ってやったぞ。見て驚け。」

という作り手の妄想の大爆発なのだ

妄想を爆発させるためにそこには当然無理がある。歪みがある。そのシーンを効果的に描くために、他のシーンで入念に爆発物を積んでいる。

その無理、その歪みが、ある人には滑り、ある人には刺さるのだ。

本人が見せたいのは爆発の部分だが、関係なく歪んだ部分が受けたりする。それが創作快感である

ところが、この作品含めて後期宮崎はその「見た事ないだろ」をやらない。庵野もだけど。

なぜなら、名前が売れて裁量が大きくなった事で、作りたいものを作れるようになったからだ。作りたいものは作ってしまい、もはや「こんなの見た事ないだろ」が無い。

庵野はその無理のなさを、その歪みの無さを、オタク知識で埋めてシン・ウルトラマンやシン・仮面ライダーを作った。

そこにはTVエヴァのような溜めに溜めた便秘解放のような妄想の爆発は無く、無い物を何とか絞り出した感のある細長いウンコしかない。

一方、宮崎駿はそれを哲学記号で埋めてこの作品の塔の中パートを作ったのだ。これは最早宮崎駿のバランス感覚のみで構成された世界から、やたらとデジャヴがある。

もののけ姫と変わらずに「鎮まりたまえ~鎮まりたまえ~」とやってるし、千と千尋と変わらずに仕事やらされたり禁忌に触れて怒られたりしている。

でてくるのもやたら思わせぶりな妖怪連中である。思わせぶりなだけで、記号であるために特に伏線とかない。どういう存在説明されてフェードアウトする。

エンタメに徹するなら、塔の中はクトゥルーばりの別の星・異星文明でも良かったはずだ。せっかく宇宙から飛来した謎物体的な設定があるんだから、一気にスターウォーズ世界になっても良かったのだ。

そこから進めて、「現代日本主人公の迷い込む異世界として描く」まで手が伸びても良かったはずだ。

ところが、そういうエンタメに走らず、やたら寓話的な見たような話で埋めてしまうのが今の宮崎駿である

ブチ切れるセンス・オブ・ワンダーではなく、賽の河原の石積みみたいなひじょーに心象的なもので埋めてしまうのが今の宮崎駿マイブームである

そういう「意味」だけで構成されたパートからストーリーなんてあって無きがごとしである。断片的な寓話職人芸でつなぎ合わせた取り留めのないタペストリーである

一方、塔の外パートは違う。庵野と同じく、オタク知識で埋めている。

人力車描写一つ、言葉遣い一つ、看板一つ、食事のお膳一つから、「当時はこうだったんだぞ」という聞いてもないのに披露されるオタク知識臭がする。

多分、キャノピー実在ナントカ式とかそういう裏打ちされた設定があるんだろう。田舎がどこの県のどこの地方かも絶対決まってるねありゃ。

っつーことで塔の中パートより終わってる感のある塔の外パートだが、そこで主人公父親が妙な存在感出してるおかげでかなり良くなっている。

というのも、この父親ある意味主人公と後妻という二人の問題元凶と言える一人であり(まあ、亡くなった実母の方がより存在感は大きいが)、更に経営者であり金持ちで何でも自分で決めてしまタイプ

というジブリ作品ちょっと見ないタイプキャラからだ。

こういうタイプは、通常は出て来ても悪役なのだが、この作品ではそれを悪役として描かない。塔の外の部外者として描く。(大叔父と血のつながりもないし)

そんなわけで、このキャラについては宮崎駿の才能の爆発が感じられるのである

経営者であり第一線でもある、という後期宮崎駿が手にした立場意図せずに作り上げた鬱屈爆薬になってこのキャラに込められているのだろう。そのせいで、後半になって妙に生き生きしている。

主人公の心象にだけフォーカスするなら、後半の塔の外パートは要らなかったはずだ。少なくとも、もっと小さくなり、警察とかが来て事務的に進むのがセオリーだったはずだ。

しかし、おそらく宮崎駿はこの父親を描くことに創作快感を感じたのではないかと思う。

なんかもう藤井聡太ばりに全く失着を犯さず最善手を打ち続ける主人公の代わりに、

この父親勝手にやらかすし勝手決断するし部外者でありながらガンガン行くしで、

前半には明らかに狂言回しだったこキャラけが、後半に「キャラ勝手に動いた」を感じさせるのである。作中で唯一、記号を感じさせないのがこの父親である

そんなわけで、ち密に意味を積み上げて作り上げたであろう全体の印象を、後半の父親がぶっ壊して変になっているが、その父親がぶっ壊した所こそが個人的には最も見ごたえがあった、という何とも評しがたい作品である

まあ、悪くなかったよ。

でもね、道徳副読本を作りたいんでもなければ、作品作る時はもっと一点の妄想・一点の美意識に全賭けしましょうや監督

2023-07-15

【超ネタバレ】『君たちはどう生きるか』雑感

とりあえず朝イチで観てきたので走り書き

自分声優の良し悪しなどには詳しくないので、あくまでそれ以外の観点から

主人公の眞人くんが亡母の死を受け入れ、新しい母=新しい生活を受け入れるための、少年成長物語

・眞人くんが異世界に消えた新しい母を探しにいき、更に亡母に別れを告げる、まずはこれが一本の軸としてある。

・大叔父宮崎駿モチーフ

・あの夢のような世界は辛く厳しい現実を忘れるための空想世界(宮崎駿にとってのアニメ)。世界崩壊=大叔父の死。だからこそ世界崩壊により、アニメナイズされた鳥たちは本来の姿に戻る。

・つまり叔父次世代人間自身創作世界を引き継ごうとしている……が、主人公自分なりの方法現実世界と戦うことを選択、これを固辞。これがもう一本の軸。

・この二本の軸に共通するテーマはおおまかに「古い価値観を捨てて、この辛い現実を『どう生きていくか』自分なりに考えていこう!」。

テーマ自体は他のジブリ作品ポニョとか)に比べればわかりやすい方。

しかし、メッセージ性に振りすぎて物語の大筋=考察しなくても楽しめる部分がおろそかになっている印象。

・まず眞人くんと他のキャラクターアオサギとか)の関係性の構築がほとんど描かれていないので、感動シーンで置いてけぼりをくらう。

・眞人くんは基本的に何事にも直接手を下さない。ペリカンの死も、世界破壊も、眞人くん以外の手によって為され、眞人くんは常に俯瞰立場受動的。

・眞人くんの行動や変化が世界に対してなんの影響も及ぼさない、誰の行動も変えない、関係性も変えない。

・変わるのは眞人くんの内面だけ、徹底的に内省的な物語

・唯一眞人くんの行動によって変わったのは新しい母親との関係性のみ。

しかし、現実世界へ帰還してからの眞人くんと母親関係についてほとんど描かれない=眞人くんがこの冒険によってどう成長したかからないため、肩透かしのままエンディングへ。

【いいところ】

・眞人くんのキャラはかなりいいと思う。

・最序盤の「あ、本気なんだな」と感じさせる火事のシーン

ジブリ作品に必ず一人は出てくる多種多彩なババアが全員集合、みたいなとこ。

・矢を作るシーン

・下校中に自分の頭を石で打ち付けるシーン、あそこは少年鬱屈した内面が端的に表されてて素直に感動した。

・塔に入るまでは間違いなく面白かった。

・鯉とガマガエルのシーンなんか最高。

・終盤、眞人くんが大叔父に対して、「それは積み木ではなく、石です」みたいなことを言い返すシーン、あそこはなんかよくわからなかったけど宮崎駿っぽくてかっこよかった。

【ここはどうなのよというところ】

ヒロイン枠が母・母・ババア(若)だけど大丈夫か?

・わたわたが過去ジブリ作品マスコット枠の中で個人的に一番可愛くない。

・なんか変なところでエヴァとか新海誠作品の影響受けてない?

あと、余談だけど父親が亡母の妹を嫁に入れているシーンに対して違和感を覚えた人がいるみたいだけど、当時の時代背景的には割と普通だよ。

以上です

2023-07-07

anond:20230706225326

怪獣8号

コロナで外出が制限され鬱屈した空気が漂っていた時期に連載開始。

完成度の高い1,2話が読者に刺さり爆売れしたものの、この手の漫画にしてはだいぶ早い主人公の正体バレ辺りから失速。

この1年半ほど妙に熱意のあるアンチ粘着されてる。(ジャンプラのコメ欄は見ないことを推奨)

2023-07-03

思春期の時、学校生活に生きづらさを感じてインターネットに逃げる訳じゃないですか。そしたら、社会人として社会で生きづらさを感じている人たちが口々に様々を言っているんですよ。やれ「定時で帰る」だの「プライベート優先」「飲みニケーション反対」と。それを読んだ自分自分の生きづらさとそれをイコールで結び付けちゃって、自分も働いたらそうなると思ってたんですよね。そういう人ってたいがい趣味を持っていて、そちらを優先みたいな大義名分があるけど、自分趣味とかはきちんとあったし。同じようになるんだと。全然違ったね。

何なら、飲みニケーションは実際にやってみたら得意大好きだったんですよ。素面コミュニケーションが苦手な自分にとって全員が酔ってくれる状況ありがたすぎる。多少会話ミスってもオッケー。酔ってるから。基本全員に好意的感情を抱くタイプ(故に、教室徒党を組んでナンボな環境だと詰む)は酒と相性がいい。

あと、学校と違って同世代、同じ立ち位置人間ばかりじゃないの、ありがたすぎ。初手のデフォタメ口環境が最悪レベルに苦手だっただけだった。職場は、さん付け敬語が初期装備で本当に気が楽。年が上下離れているって本当に楽。自然一定距離ができるから。ありがたい。

不安定自我を支えてくれる基盤として、職場のなれ合いは本当にありがたかった。

オタクで、陰だから今更気づいたけど、こう、非行に走ってヤンキー路線ガテン系環境とかも割と向いてたんじゃないかと思える。大前提として性格に欠陥があるから、そこを許容されなかったらおしまいだけど。。。紙一重でかわいがられる要素になれば。。いや、でもたらればすぎるな。きっと縦社会じゃやっていけない。

でも、世界が陰にやさしくなりすぎてしまって、(助かっている人も多いからこのままでいいんだけど、)非行に走らせて発散させればいい感じに社会復帰できたやつらが、子供部屋で鬱屈した感情を蓄えるだけになっているケースもあるんじゃないか。うーん。考えたって仕方ない。

2023-06-24

募集燃えるような性欲・食欲の取り戻し方

当方42歳。独身バカにしないで聞いてほしい。


三ヶ月前から、原因はわからないが、

ストンと性欲も、食欲(グルメ欲と言い換えたほうが良いかもしれない)が湧かなくなってしまった。

原因はわからない。


それまでは、この年にして恥ずかしながら毎日1~2回は自慰行為をしていた。

FANZAで買ったAV1000本を超える。風俗を利用する頻度も多い。

フリーランスで自宅作業も多いのでタイミングはいつでもある。

同じように自分グルメ欲も強く、美味しいものを食べるのが大好きだった。

ジャンクフードから高級なものまで、なんでも開拓して、

女の子と、友人と、一人でもいっぱい食べた。

そういった欲望を満たすために今まで猛烈に働いてきたようなものである

たくさん金を稼いで、自分欲望を満たす。

おかげで充分な年収も、ある程度の地位もできた。

慈善活動に少額だが寄付すらしている。


それがどういうわけか、ストンとその欲がいきなりなくなってしまった。

かわいい女の子を見てもなんとも思わない。食欲もわかない。

私が前に進む原動力だった燃えるような欲望がなくなって、

仕事パフォーマンスも落ちてきた感じがする。

仕事の結果に対して「まあなんでも良いんじゃないの」と投げやりな感情が芽生えつつある。

承認欲求にまみれた投稿をしていたSNSも触る気になれなくなった。

人生がつまらなくなってきた。


欲望がなくなった原因がわからない。

2年ぐらい、週一でパーソナルトレーナー筋トレに励み、

体力と精神力の維持には気をつけてきたはずなのだが。

歯列矯正を始めて、口内環境が常に少し不快なのはあるかもしれない。






どうすれば性欲と食欲を取り戻せるだろうか???

真剣に悩んでいる。

10代と変わらない鬱屈とした欲望自分は前に進んできたのに。

「性欲は下賤な感情だ」「グルメは意地汚い」「その年なら父親であるのが通常だから普通の話だ」のような説教はいらない。

自分でも充分わかっている。

2023-06-22

高校入試が無いかラク出来ると騙されて一貫校の中学入試を受けた。

おもしろ/鬱屈受験録を期待する人は読まないほうがいいです。おれの内的な整理なんで。

元々進研ゼミか塾かの強制二択で前者を取ったのだけど、家にいてもテキストが視界に入るのが不快でたまらなかった。

いつだか、コレ説明不足だろって感じの算数解説イライラしてた。添えられたイラストナントカ君のつっまんねーギャグが異常に癇に障った。きっかけは些細だけど、募る不快が爆発してテキストをクシャクシャにして投げた所を母に見られた。

で、なんか揉めてヤケになって塾に通うって言ったのを覚えてる。

渋々通ってる内に、なぜか入試を受ける運びになってたような気がする。

6年間のまとまったモラトリアムが手に入るなら、まぁ……って自分に言い聞かせた。PSPモンハンの購入を禁止されたのも我慢した。というか当時は「ダメ」と言われて逆らうって発想が無かった。

そんな感じでマジメというか了見が狭かったんだけど、ある時学校寺島君に誘われて掃除サボるという体験をした。自分人生サボるという選択肢が現れた。

黙ってPSPを買うほどの勇気、というかその発想は未だ浮かばなかったけど、意を決して塾をサボってみた。

バレなかった。10km離れたイオンまでチャリこいでフードコートに居座ってエヴァ読んでた。実はバレてて初犯だから見逃されてたのかもしれない。

そんで調子こいてサボりまくっていたらバレて、嫌なら辞めろと言われた。

冗談じゃない。塾通いでドブに捨てた日々を今更無かった事にしろと?初めは強要されて、今更辞めて良いと言われたってアンタは私の時間を返してくれるのか?

典型的コンコルド効果ってやつだったな。

なんてアンビバレンスな感情に苛まれて泣きながら「通わぜでぐだざい」って頭を下げた。

後日学校で○○塾サボったって本当?と複数人から訊かれた。金輪際母に大事情報を伝えるのはやめとこって決めた。

まあそんな感じだったけど一応第一志望に受かって、晴れてまとまった6年間を手にした。

合格後になって実は土曜も授業があると知らされた。そんなとてつもない重大情報は真っ先に言えよカスコイツらの味噌汁農薬でも混ぜて殺してやろうかな、って本気で思った。

かなりマジで悩んだけど、まあ今更……という事で入学を決めた。

親の意向とは違って上昇志向なんて1ミリも無かったんで、勉強に励む気も毛頭なかった。

初めての定期テストでは当たり前に100点が取れる色刷りのやつに代わって、70とか40とか書かれたザラついたテスト用紙が返ってきた。

塾じゃん。学校テストじゃないじゃんって思ったよね。

学校テストで平均を割るなんて考えられない体験だった。まあ後の惨状に比べれば全然可愛いもんだったけど。

どこかにあったプライドがやや傷つきはしたけど、そこで悔しさをバネに、なんて気持ちサラサラ湧かなかった。

目的を忘れちゃいけないからね。ダラけるために小学生時代放課後を捨てたんだから。ってことでさほどは気にはしなかった。

こんな塾の続きをするために入学したんじゃないんだよおれはって事で、もう勉強は丸投げしようと決めた。授業中は寝るかゲームか買い与えられたばかりのスマホをいじるかだった。

唯一ちゃんと授業受けてた中一1学期に聞いたクリプトコッカスネオフォルマンスとか、バージェス動物群のピカイア、オパビニアアノマロカリスみたいな単語だけ今でもよく覚えてる。

合格発表の時おれが「これでもう勉強しなくて済む!」って言ってた時にはヘラヘラしてた癖して、いざ入ってみれば成績にグチグチ言う両親を適当にいなしながら、モラトリアムに浸った。

考え事してる内に、自分なりに実存主義相対主義に辿り着いたりもした。サルトルとかニーチェとかハイデガー大学入って齧った時、コイツおれじゃんってマジでびっくりしたよね。

道徳の授業で教わるような規範はもうおれにとって意味を持たなかったし、晴れて購入を許可されたゲーム没収されても黙って新しいのをもう一機買うのに罪悪感は微塵もなかった。

歳相応に、というか同年代よりも遥かに時間をかけてアイデンティティかにも悩んでみた。

こういうのは拗らせた10代の一過性の悩み、で片付けていいもんじゃないと今でも確信してる。厨二とかいわれるような心をすっかり忘れてしまったら人間お終いだと思う。

まあそんなんで順当に成績はカスだったけど、教室空気を吸ってるだけでも無自覚に上昇志向というか、学歴厨じみた思考が植え付けられてくるんだよね。

進学校が持つ一番の機能はこれなんじゃないかって思う。

高校にもなれば受験話題が増えて、おれもそれに合わせていった。

こんなに勉強嫌いでも大学受験をする事だけは疑わないんだから恐ろしいもんだね。高卒人生落伍者ってかなり本気で思ってた。

最初勉強ちゃんとやってれば楽しいはずだなんて自分に言い聞かせてみたけど、やっぱり苦痛だった。だから変に楽しもうと工夫なんかしようとしないで、入試の通過手段と割り切っていこうって決めた。

これはそのまま、賃金労働自己実現だとかやりがいなんか求めず生活の糧と割り切って、軸足趣味において生きようという人生方針へとスライドしていく。その「割り切り」は後の人生の後悔にも少し繋がってくるんだけど。

そんな感じでやっていって入試に臨んで、まあぼちぼちの結果といった所に落ち着いた。

終わってみれば後出しで後悔も湧いてくるものだけど、進路に関しする始まりは「ダラけたい」だったんだから小学生の頃の自分への義理はそれなりに果たせたと思う。

大学入ってから世界史とかロクに聞いてなかったからその辺文脈理解必要な話にはやっぱり苦労したけど、一人で考え事してた時の内容は宗教学哲学レポートを書く時大変に活きてる。

教授から直々にメールで褒められた時はちょっとしかった。大学勉強楽しい時もある。大抵ダルいけど。

放っとけばボーっとしてるかたまに好きな事に手を出すだけ、根が遊び人ボンクラから環境下駄を履かされて助かってきた部分はあるんだろうなって思う。

でもアッパードル王道を目指す生き方を非常に中途半端内面化してしまって、好きにも「べき」にも振り切れないハンパなディレッタント崩れになってしまったよね。

思うままに生きた人生は暗澹たるものだったかもしれないし、もっと肩肘張らずに生きていられたかもしれない。考える意味のない可能性をつい思っちゃうね。

振り切れた生き方をする勇気なんて平凡な人間にはなかなかないし、そのバランス課題なんだと思う。

たらればを言えばもっと「好き」に振り切れる期間が欲しかたかもしれない。

高校上がってから嫌々ながらも主体的勉強を始めたと言ったけど、本当はもっとからハンパな「べき」が心にあったんだよね。

6年のモラトリアム期間だって、何をするにも「こんな過ごし方でいいのか」って水を差してきた。

なんというか幼い白黒思考の潔癖状態の段階で、バランスなんか考えられない状態で相反する価値を抱えてしまって、それでどっちつかずになってしまった感じだな。

中庸って言葉にすればありきたりだけど、そこに実感や納得を乗せられたのはせめてもの学びか。

勉強から逃げて(そもそも最初から立ち向かおうする気なんかなかったんだけど)自意識を煮詰めた時間だけは無駄じゃなかったって、そこだけは確信を持って言える。

でも出口のないナイーブな悩みなんか適当な所で蓋をして、どこかで思考停止して目の前の生活をやってく生き方はある種の賢いものなんだろうなとも思う。

まあ人生なんて結果論しか語れないだろうし。電源ボタンはあっても、セーブ機能リセットボタンはないのだし。

正解なんかないんだから納得できるかどうかが全てなんだろうけど、今のところちょっと自信はない。

せめて今ある、これから人生は愛せるようにいたいもんだね。

2023-06-19

NISAブコメ読んでるんだけどわざわざ不必要に人を煽るようなブコメ書くやつってよほど鬱屈した毎日送ってるんだろうな

あなた人生に幸あれ

2023-06-15

anond:20230615221307

挑戦しようとしたが、イマジナリーワイへの嫉妬やら鬱屈やらが湧いたり、イマジナリーワイは、ワイの反実仮想のため、ワイの嫌な点を受容する様が思い浮かばなかったりで断念した

ワイがハッタショ特有偏執を持たず他者些細な言動に一々突っかかったりしてこなければ、もう少し他者平穏関係が築けただろうになと辛くなる

複数人格同士が親密なら問題は無いという話は、自分欠点の許容とだいたい等しくなるだろうから、そりゃそうだろうという感がした

2023-06-06

閉鎖的で、みんなが少しずつ鬱屈としていて、飯がうまい最高の国 この国 好きすぎる

anond:20230604131352

氷河期世代って本当につらかったんだな…と思う哀しい長文だった

この人は不遇を効いてませんアピで乗り越えてるからいいが、鬱屈したもの攻撃で発散する無敵の人が怖いね

2023-06-04

アンチマンがぶつかりおじさんしてたのは妄想

っていう感想があちこちで氾濫してるの見てびっくりしてる

レイプ妄想なのは読めばわかる

ラスト母親の登場は確かにどちらとも読めるように作ってると思う

でもその他のぶつかりおじさんとレスバは明らかに現実だろ


介護士田山さんへのレイプは、最中に目覚ましやチャイムが鳴って目覚めるっていう些かベタなくらいの演出で「これは夢ですよ〜」ってなってる


それに対してぶつかりおじさん行為は、作中で

1度目:ベンチに座ってターゲットを決める→尾行する→ぶつかる

2度目:ターゲット決めの描写は省略、尾行する→ぶつかる

3度目:ベンチに座ってターゲットを決める→尾行する→途中で田山さんを見かけて尾行不倫の目撃

って流れになってて、レイプ描写みたいな「夢ですよ〜」の記号が一切ない

てか、仮に主人公のぶつかりおじさん行為妄想なら、その流れで判明する田山さんたちの不倫妄想じゃなきゃおかしいんじゃないの?

でもそう判断してるブコメツイートは見たことがない


最後レスバ、これは確かに壊れたスマホと話してる描写ではあるけど、単に文字を打ち込んでる描写だと漫画的に苦しいからなのでは

レスバも妄想だとすれば、あの会話を主人公は一人でやってることになるけど

その割には時々言い返せなくなってるし

何よりジャスティスブレード古参ガチ勢にニワカ扱いされた会話の説明がつかない

主人公に、特撮ヒーローの全シリーズを追いかけて傾向を把握する、なんて余裕やオタク的執念があるような描写はない(部屋に趣味らしいものは一切ない)

あれは主人公がまったく知らない情報による一撃なのでは?

(だからこそあれは物悲しい。

 全シリーズいかけられる余裕を持ったガチ勢との情報量の差で、

 子供の頃のかすかな憧憬までないものとされ 「なんにも知らないくせにアンフェミしたいあまりケチつけてきた」とレッテルを貼られてしまう悲しみ。

 主人公ケチの付け方が悪いんだけど)



上記の通り、ラスト以外はどこまでが現実でどこから妄想かは作中で普通にわかるように描写されてると思うんだが、

ラストの一点だけをとりあげて

妄想現実の境目がわからない」から

主人公鬱屈を抱えながらも何も悪いことはしていなかった」まで飛躍する感想がやたらに多い

これは偏見だが

主人公の女に対する憎しみ自体には共感するけど

ぶつかり加害や無様なレスバに共感する〜って言っちゃうとかっこ悪いか

主人公をやたらに「耐える男」として美化しているんじゃないか??

と見える

ついでに「この作品を道具に弱者男性批判するな!」みたいなこと言ってる人も見るけど

会社でそこそこ地位があるらしいこの人って弱者男性なの?そこからよくわからん

2023-05-29

惡の華、プンプン、オナマス青春ジュブナイルが大好き。

青春が終わっても、何を成し得ずとも人生は続く。

凡庸でも惨めでもカッコ悪くても、自意識と折り合いをつけ人は生きていかなければいけない…

みたいな。

中高生だかの頃、まさに当事者だった時にも読んだけど、当時はあんまりテーマ理解してなかった。

なんか変態的でショッキング作品くらいに思ってて、そういうのに惹きつけられる年頃だから読んでたって感じ。

まあ青春当事者青春について言及する大人を非常にウザく感じるものだし、そういうもんだと思う。

若さ大事しろよ~と語る大人への死ねカスという思いは今でもよく覚えてる。

何を描いてるかをはっきりと意識したのは20前後になってからだった。

でも10代の頃も、ジュブナイルだの自意識だの定型的なワードに頼らず、肌感覚で描かんとするものに接近してたような気もする。

読んだ後の諦観や爽やかさの入り混じったような感情や、心の中の大事な部分を突っつかれたような感覚はまだギリギリ覚えてる。

この手の作品ってどれもこれも「自意識の殻を破り、凡庸さを受け入れて生きていく」みたいな似たり寄ったりの着地点になってしまってなんかなあって思う。

もちろんその結論大正義って訳じゃなくて、物語の示す過程がその平凡な結論に納得や実感を持たせる所に意義があるんだけど。

それでもたまには違うゴールがあったっていいじゃんねって思う。

スーパーサクセスストーリーもいいけど、それは思春期自意識というテーマからちょっとズレる。

普通に、かっこ悪く生きていくなんて嫌だが?自意識と向き合うのを諦めて、生活凡庸さに屈するのは全くかっこよくないが?

美しく生きられず、美しく死ぬ事もできず、死んでないだけの人間自己弁護だが?

でもこの鬱屈をぶつける先とかそのための才能とかは特にいから、枯れかけた若さを大切に抱きしめながら美しく死ぬが?

つって首吊るなり飛び降りるなりする話があったっていいと思う。いや探せばあるのかもしれんけど。

そういうキャラクターがいたとして、せいぜい作品の芯になる部分と対比的に置かれるような扱いになってそうな気がする。

ネット小説サイトにそういうの書いたらふつうにんげん達に独りよがりだの厨二病だの拗らせてるだの、ボロクソに言われそう。

そもそもまれなさそう。

まあ実際私も然るべき時期に自意識と向き合い、ある程度の折り合いはつけたんですけど。

ただ、中年危機どころか23にして「ええんか?」という気持ちが沸々と湧いている。

ニーチェやらハイデガーやらが語るような価値あるサムシングを、たった一度の人生で得ようとしなくてええんか?

今際の際に後悔が過るのは怖くないか?って。

フィクションみたいな出来事でもなければ、自意識は爽やかにハイヨナラと決別できるものではないっぽい。

押さえつけるために、これでいいんだと思えるような、強い納得という重しが必要になる。

これは邪推だけど、思春期延長戦やってる人間をやたら嫌う人もまた、胸の奥に未消化なそれを抱えてるんじゃないかなって思う。

何かしらの納得という重しもなく雰囲気ふつうにんげんをやってるからこそ、同族嫌悪的な苛立ちを感じるのかなって。

まあそれはともかく、ふつうに生きるには自意識を抑えるための重しが要る。

例えば結婚するなり家庭を持つなりして他者への愛、他者からの愛というありきたりながら固有の充足を得て、人生の指針とする。

これはジュブナイル作品主人公の多くが採用していますね。勇気を出して積極的に人と関わればそこに人生リアリティがありましたと。

あるいは、賃金労働に心をすり減らして抽象的な思考をする余裕などなくなってしまうか。現実にはこれも結構あるのかも。

私は青春作品眺めてニチャニチャするフェーズ愛着を感じてるし、この居心地の良さにもっと浸ってたい。

このまま40,50になったらもう妖怪になってしまうな。

そういう人らを別にキツいとも思わんけど、ふつうにんげんに擬態する身としてはキツイと言っておかなければならない。

それが社会性ってもんなので。

なんてことをあれこれ考えていた折、『桐島、部活やめるってよ』を観た。

ラストシーン映画部の底辺オタク神木隆之介イケてるグループ東出昌大の会話がとても良かった。

8mmカメラについて触れた東出に、オタク特有早口で嬉しそうに説明する神木

カメラを向けてインタビューする東出に「将来はプロですか?」と訊かれ、少し表情を変える神木

予算撮影場所もロクにない。8mmカメラで撮るのは手作り感満載の不出来なゾンビ映画

きっとプロになんてとてもなれない。でも、時々「憧れ」と接近している気持ちになれる。

フィルムは手に入らない、現像は面倒、画は汚い8mmフィルムにも、ビデオにはない味があるはずだと信じながら映画を撮る。

「生きるとは…」とまではっきりはしなくとも漠然とそんな悩みを抱えてた東出は、そのやりとりで涙を浮かべる。

素敵な作品だなと思いました。

言ったら自己満足趣味な訳だけど、それを心から愛せるのなら人生の芯に成り得るはず。

それは10代の頃の自分が辿り着いた結論と丸っきり同じだった。

思春期自意識は、自分の内なるものを形にしてみたい気持ちにさせる。

あるいは、なにかくりえーてぃぶな事でチヤホヤされたいという程度のものかもしれない。

でも誰もが才能がある訳じゃない。どこかで折り合いをつけなければ。

だったら自己満足でもいい。心から愛せるものなら、それはきっと確かな納得になるはず。そういう折り合いの付け方もある。

古今東西、陰気ボーイズはそういう結論に辿り着くものなのかもしれない。

でも『桐島~』の神木隆之介と違い私の「好き」は漠然としたもので、自意識を抑える重しとしては軽かったっぽい。

もっと真摯カルチャーを愛したい。

ほどほどにふつうにんげんをやりつつ、奥底では変態でありたいねクソムシでなく。

まあホントは今でも全然草野マサムネ志村正彦みたいに思春期イノセンスを卓越した言葉選びで紡ぎたいし、ついでにチヤホヤされてえんだけどなァ~

anond:20210629111513

そういうカーストトップ女に対する鬱屈を肩身狭く生きてきた底辺女にぶつけるのいつになったらやめてくれるのかなーって思ってます

2023-05-21

シスヘテロ精神障害者男のポリコレ潮流への感情

この記事で言うポリコレ潮流とは、今まで日の当たらなかった弱者マイノリティに光を当てたり称揚しようという世界的な流行のこととする。そして特にエンタメ業界についてに注目する。

世界的、あるいは日本世間的な言葉意味はさておき、この記事ではそうする。


基本的に僕はポリコレ潮流に好感を持っていない。

説教臭さや、諸々に配慮してますという目配せが娯楽への没入感を削ぐし、僕の美的好みから外れるキャラタレントの登場頻度が増えたからだ。

だが、ポリコレ潮流的な物が百害あって一利なしだとは思っていない。

僕は大学進学の際に、九州人口20万くらいの町から人口100万くらいの町に出たのだが、そこのツタヤに、地元にはおいていなかった僕の好きなアニソン歌手アルバムがあった。

それを見て僕は、この町は僕みたいな周囲と馴染めないキモいやつもにも居場所を準備しているのだ、と嬉しくなった。

これは利便性問題ではなくて、大衆普段使いする施設が、自分のような人間存在を想定に含めた運営をしていることが精神に与える影響の問題だ。

もう少しオタク一般に伝わる表現で言えば、アニメイトだったりとらのあなだったりコミケだったりの、オタク存在を前提とした場所に始めて行った時の感覚にも近いと思う。

から差別されやす民族とか、セクシャルマイノリティとかがエンタメでの登場頻度を増したことで、その人たちが「世界には自分たちの居場所がある」という感覚を得ることができるだろうというのは十分想像できるし、それはいいことだとも思う。

ではあるのだが、やはり僕はポリコレ潮流に好感を持てない。

最近の僕は、100万都市に出る以前の、というかそれ以上の、「この世界から僕は厄介者にされている」という鬱屈を抱えている。

ポリコレ潮流が、居場所のない人間にも居場所がある安心感を与えてくれるはずなのに、僕はそこから落ちこぼれている。

100万都市精神病み無職童貞で三十歳を超え、実家に引きこもってネットで悪ふざけしたりロリエロ漫画でシコりつつも、最近ちんちんの勃ちが悪いことと両親の老いに怯えている僕の居場所は狭まっていくように感じる。

潮流という言葉を使っているが、じっさい上げ潮と引き潮のようだ。或いは株の上がり下がりのようだ。

僕が世界存在を許されている感覚は、中学生までの頃は居心地の悪い引き潮、進学で人口の多い町に行き居場所のある感覚を得て上げ潮、おりしもネットの発達やオタク文化の一般化と共に最高潮になったが、その後潮が引き始め、下げ止まらない。

高潮の頃の遺産で居場所や娯楽自体はまだあるが、成長率は低い。

ちょうど日本が、過去遺産GDP世界三位ではあるが、GDP成長率は鈍化していて閉塞感が漂っているのと似ている。

まだ世界から捨てられきってはいないが、この後どんどん居場所が狭まるだろうな、ポリコレ潮流で引き潮になっているな、と思うから、僕はポリコレ潮流を好きになれない。

今のポリコレ潮流で、世界自分達の居場所を認めつつあるという安心感を得ている人たちの、その喜びはいいことだが、僕という存在株価が下がっていくこと抜きにそれはできないのだろうか?

2023-05-15

anond:20230514131437

打ち上げハブられる程度にカースト低下してたら最早浮上の見込みはないからただ踏まれるだけの無力なカスで終わるよりとにかく復讐してやる、みたいなつもりでやってるなら理解できるし根性だけは認めるが、その路線予後が悪いのでこのまま行くとマズい。

タガを外して悪意の限りを尽くせば1人でクラスダメージを与えることは十分可能だけど、それはそれだけに敵意を集めるだけでなく、暗い成功体験も積み上げてしまう。すると地獄みたいな人間関係の最底辺で意地を張って生きることに最適化された精神構造になり、自らドブの底に沈み込んでいくことになる。要するに人間関係に背を向け、空気序列と慣習を無視し、自分に向けられる負の感情に敏感に反応して暴れ回るみたいな動きを孤独への耐性や恐れを知らない蛮勇として心を支える柱にしてしまうんだな。当然敵意も悪意も呼び込むから厨二病も手伝って正のフィードバックグルグル回る。

学校にいるうちはまだいいが(よくない)、この精神構造が抜けないまま社会に出るとかなり厳しいことになるぞ。ソースは俺だ。主にはその根性建設的な方向に導いてやってほしい。尤もこれは鬱屈した中学男子が縋る「強さ」の核を解体する作業とも言えるからかなり難しい話になるが、とりあえずやり方は否定しても根性だけは認めてやって欲しい。そこを否定したら多分爆発して突き進むと思う。

正義の密告」は正しいか

子どもが、小物感満載で辛い https://anond.hatelabo.jp/20230514131437

人間ってホントいろんな種類がいるなぁ多様性だなぁとしみじみと思わされる増田で、ブコメの反応も様々なのが興味深かった。

私がこの増田について思った感想は「息子に、なぜそういう行動に出たのかを聞いてみよう(子供コミュニケーションを深めてみよう)」なのだが、ブコメだと、それ以外に「正義を行って何が悪い」「正義矯める親の言い草ひどい」みたいなものも多く見かけた。

増田からすると「密告」に見え、おそらく面談で「皮肉に聞こえる褒め」を繰り出している担任も、立場上悪を糾弾した息子を責められないが100%歓迎してるわけでもない、という立場なのかなーと推測したのだが、私が「まずは息子に事実確認」と思ったのは、それが本当に純粋正義の発露なのか、認められない鬱屈した自己顕示欲の発露なのか、単に空気が読めないのか、はたまた別の理由があるか、今のままだと全然分からんからだ。

そして「息子とコミュニケーション取ろうぞ」と思ったのは、どういう理由にせよ、告げ口や密告ではなく、それ以外の方法で、それ以前のタイミングで、息子が持っている正義を実行できるように、親や大人が導くことはできんかのう…と思ったからだ。

決められたことを守る is 正義はまったくもって正しいし、決まりを守らない人に注意をするのも「正義」だと言える。一方で、正義はけっこう扱いが難しい厄介なものだし、かなりエモーショナル感情でもあって、それなりに感情コントロールできた状態正義を振り回さないと、割とこう、あまり宜しくない。手斧の扱いには習熟が必要…。

禁止事項としての「決まり=例えば校則」は、多くの場合「守ってほしい、かつ、守れない人が多い」ことに対し設定される。学校帰りにファミレス打ち上げするのも教室スマホを持ち込むのも、原則は推奨はされない行為なんだろうと想像できる。例えば極端な話、毎日ファミレスにたむろする中学生とか、授業中にずっとスマホをいじってる中学生も居るだろうと思うので決まりがあるのは分かるし、決まりなら守る方がいいだろうと思う。

ただ一方で、決まりは、そのコミュニティを適切に運営するための約束事でしかない面もあり、例えばまじめな中学生たちが合唱コンクール打ち上げ特別に集まって、なんてのは全然ほほえましいことだと思うし、スマホについては連絡手段や見守りGPSのこともあるから、見せびらかしたり授業中は取り出さないようにしとけば別にいいんじゃね?と思ったりもする(実際にそういう運用をしている小・中学校は増えてきている)ので、ごく個人的には、増田息子の行動は、あんまり意味がない密告だよね…と思う。

人を殺したりものを盗んだりしたら裁かれる、という比較的わかりやすい決まりではない、多くの場合の「決まり法律校則」は、その運用において判断されるグレーゾーンがある。極論だが殺人だって理由によっては不起訴になりうる。校則なんてむしろ子ども人権無視するような校則まであったりする「都度判断されるグレーゾーンがかなり広い決まり」なわけで、逐条的に「校則を破っているのだから糾弾されて当然である!」となっちゃうのは、ちょっとこう、あんまり健全ではないし、それが「決まりを作って守らせてる側のやりたいこと」でもないんだよなー、と思うわけですよ。

そういうことを伝えるべき担任先生もうちょっとがんばれ、と思うが、一方で、増田息子にとって「決まりを守らないもの糾弾処罰」が目的化してしまっているとしたらとてもかなりマズくて、Jokerになりかけてしまっているかもしれないという心配がある(増田もそれを少し心配しているのかもしれない)。

そして密告、告げ口について。

場合によっては(パワハラの密告とか)適した方法なこともあるが、多くの場合、密告や告げ口は方法論としては、結果にハレーションが起きやす方法でもある。そして、告げ口や密告はかなり雑でイージー方法である

ちょっと悪いこと、ちょっとずるいこと(前述のグレーゾーン範疇)をしている人たちが、自分の悪いことに自覚的であれば告げ口されたら逆切れしたり、告げ口した子に悪感情を抱くだろう。無自覚であっても、好い気はしないと思う。密告という雑でイージー方法を取ったとしたら、結果としてハレーションにより状況が悪化する(本件に関して言えば、例えば、増田息子がライトいじめ対象になってしまっている?など)可能性も小さくないと思うわけです。

まり、告げ口や密告自体が悪なわけではなく、当然正しさを追求すること自体も悪でもなく、でも正義を繰り出すタイミング方法を間違っている、ということだと思うのだ。

本格的に大人になる前に、色んな「正義を行う方法」があり、それを適切なタイミングで適切な方法で繰り出すことが大事だと知るのは、割とかなり大事だと思うわけです。まぁこれは大人になってもうまくやるのはそれほど簡単ではないことではあるが、それでも「告げ口」以外にも方法があるってことは、子供のうちに教えておきたい気はするよね…。

例えば、今回の件を例にとって、ファミレス打ち上げについて本当に「学校のなかで正義を行いたい」なら、

みたいなこととか、もっと他にも色々方法あるかなーと思う。こういうアイディア出したり周りとコミュニケーション取りながら、クラス全体で「一番いい感じの正義ってどんなんかねー」というのを作れるのが一番穏当だと思うんだけどね。まぁ、簡単じゃないよな。こういうのが出来ないか増田息子はストレスを溜めてしまっているのかもしれないし。

増田息子のそういう行動が何に由来して起きているのかは、今の段階で私には全然からないけど、「正義は正しいが、正義を貫く方法には上級ものから初歩的なものまで色々な方法があって、そして悲しいことだが下品方法もある」みたいなことが、お父さんと一緒に話し合えると、息子も少し生きやすくならないかな、とか「現実」にアジャストやすくならないかな、とか、そういうことを考えました。

2023-05-02

底辺医療者の5類に移行するから吐いておこうっていう場所

不快になる事しか書いてないし、支離滅裂文章なので頭がおかしくなりそう!

コロナがついに5類になる。

良かったなぁと言う気持ち50%

もううんざりだ早く終われと言う気持ち50%

医療者側の渦中の人間だったので、正直世間の人たちの意見意図的に見ないようにしていた3年間だった。

なんでかと言うと、余りにも自分たちのしてる事が馬鹿馬鹿しく、そして虚しく感じてしまうんじゃないかと怖かったから。

渦中から外れた今、5類移行を前に様々口汚く罵る人々をアレコレ見られるようになって、「仕事してる時に見なくて本当に良かった〜」と心から安堵している。

ちょっと心は折れたけど、アル中にも借金まみれにも性病にもならず、何となく生き延びることができた。

関係ないけどいま梅毒やばいので、風俗行ったり知らん人とやりまくる人は一回検査してくれ。ウン10年後が怖いから。妊娠してると堕すことになるから。早めに治療したらちゃんと治るよ。

まぁ梅毒なんかはどうでも良い。

個人的には感染対策も、ワクチンも、各種支援も、このヤバめ未曾有の超災害に対してみんなわりとかなりけっこうずいぶん頑張ったように思う。

ズタボロの雑巾みたいになって働いた医療関係の人たち、私も含めて超お疲れ。

これからのんびりスローライフとまでは行かなくても、もう少し心穏やかに仕事ができるようになると良いよね。折れた人はもう休んでくれ。

でも多分こう言うふうに言えるのは私が医療者側だったからであって、コロナで散々苦しめられた学生観光飲食エンタメなどに関係する方々からすると、医療職ってもはや『敵』というか『自分達をコロナで苦しめた諸悪の根源』になってるんだなぁと、しみじみ思った。

医者がああだというから保健所がこうだというからという強制力のもとで散々抑圧された市政の方々からすると、それもそうかーと言う気持ち

ごめんねってここで謝ったところで、何の意味もないし、何に謝っているのかもわからないんだけど、辛かったろうなと言うことの傾聴はできる。

できるかな仕事だと言われるとやれると思う。悲痛な面持ちで頷きながら、手を握るくらいなんてことないぜ。

でもそうなるとむくむくともたげてくるのが「私たちがやった事ってわりと無駄だったな」「そこまで頑張らなくても良かったんだな」という考え。

アメリカは110万人くらい亡くなって、致死率が1%くらい。

日本は7万人くらい亡くなって、致死率0.2%くらい。

らしい。いまHP見てきた。

厳しめの感染対策日本人の潔癖さと村八分文化医療者の頑張りとあとなんか他にも色んなものが様々に絡み合って、出来た結果だと思う。

でもコロナ禍が過ぎて、こんなに医療職が馬鹿みたいに叩かれるなら、もっと対策は緩くして良かったんだなーとしみじみしてくる。

反吐を吐いて鬱になって発狂しながら働かなくても良かった

アメリカロシアも致死率1%以上あるから別に日本もその水準でなーんも問題なかった

単純計算すると5倍なんで、35万人くらいは亡くならないと他の国と釣り合いが取れない

あれこれと苦しい思いをして必死になったのがばかみたい

今私の頭を占めてるのはそんな考えばかり。

なんか今日胸糞悪い記事ニセ科学記事を血眼にして読み漁ったので、鬱屈とした気持ちが占めてるせいだとは分かってるんだけど。

こんな事は違いますよってのも、感謝してくれてる人もいるってのも知っておりますが。

でも酸素化が85%とかになって苦しいよ〜ってやってる人を、どうしようどうしようって思いながら治療する必要なんかなかったし、食べ物がないんです!と喚く人たちに、配食をあくせくしながら届ける必要もなかった。命ギリギリの人たちにごめん、もっと早くなんとかしとけばよかったよーって泣く必要もなかった。あれも、これもみーんな無駄

老若男女、等しく5倍の人が死んで良かったのだと思うとなんか全てがあほらしいなーと言う気持ちがいっぱいになるわけです。

でも多分死ぬのは主に金がない人たちに超偏るんだろうなというのも頭を掠める。それはなんだかな。めちゃくちゃ腹立つな。私も貧しい側だから死ぬし。

ももっとたくさんの人が悲壮たっぷり死ねば、いちいち強制的規制なんてしなくても、自発的に色んなものが少し自重ムードになって、こんなに憎悪の連鎖にはならなかったのかもしれない。

お得意の村八分文化感染者を自殺に追い込む事はできたじゃないですか。なのであんな感じの対策で良かったんのかもしれない。

イベントもそのままやれば良かったし、飲食店も閉めずにそのままでいたら良かった。

次亜塩素酸ナトリウム噴霧しながら、クレベリン舐めて塩のかかった⚫︎コー⚫︎飲んでおけば治るんですよ。はっ倒すぞ。

病院患者が押しかけて資源の奪い合いになって、多忙で鬱になる医療者がどんどんやめて医療崩壊するけど、医者はともかく看護師なんかウジみたいにいっぱいいるし、時がたてば何とかなるんじゃない?

ならねーよ。後輩みんな鬱と不眠抱えてんだぞふざけんなよ。転職できた子はめちゃくちゃ明るくなってたので、それはめちゃ良かった。健やかに生きてね。

今はそんな気持ちでいっぱいになってる。

市政の人たちは医療者の事、嫌いだろうと思うけど

少なくとも私も市政の人たちのこと大嫌いなので、安心して欲しい。

口汚く罵る人はもちろん地獄に堕ちろって思ってる。

あとは上っ面でブルーインパルス笑を飛ばしたり、テキトーイルミネーション点灯して「医療関係者にありがとう!」とかしてた奴らはもっと唾棄するレベルで嫌い。

本当にきつい時に、他人自己満足の餌にされたことは一生忘れない。

なおブルーインパルスを操縦した人は悪くない。

でもそれを企画立案したやつも、それに金出したやつも磔⚫︎斬⚫︎にしろと思う。血を流せ。畑を血でみたせみたせみたせ。フランス国歌もそう言ってるだろ。苔むしてる場合じゃないんだよ。

金と休暇以外に欲しいものはなかったけど、それは絶対にくれなかったし。

漠然とした上の連中が、この3年間で何を考えて、私たちに何をしたのかは忘れないでいようと思う。

具体的にいうと選挙に行く。あと有給を取る。手札が少なくて泣けてきちゃう転職がんばろ。

あとはネットでよく見かける「つよいくちょうのいしゃとかんごし」これも嫌い。

嫌いというか愛憎入り乱れてる。

しかに良いぞもっとやれって思う時もある。もっと無知蒙昧で下劣低俗市民ボコボコEBMがちがち正論で殴ってしまえと。スカッとするし。

でも結局センセーショナル文言で煽るようなことを言っても何も解決しないのと、結局他の善良で草の根ネットワークな医療関係者を背後から撃ってることになるし、なんなら私も攻撃受けて辛いので、マジでやめろやという気持ちに落ち着く。

頑張ってるのに患者市民リンチされてしまった結果、世間怨嗟を撒き散らすことになってしまった悲しい乙事主である事はわかるんだが。頼むから美味しいもの食べて、寝て、楽しいことをして、いかりをしずめてくれ。あなたたち、つかれてるのよ。

というか今ここで恨みつらみを書き連ねてる私も同位体なわけですけど。つらみー。

OMIさんがもうそれはそれは散々な罵倒をされてるが、あの人の凄いところはそれを絶ッッッッッ対に怒りで返さないところ。対話をしつづけるところ。まじですごい。

私みたいな底辺クソメディ野郎はもちろん、各方面の優秀なオイシャサンたちまでもが、感情むき出し祟りモンスターに成り果てていく中で、静かにわかりやすい形で啓発・説得を続けようとするの、これは本当にすごいことなわけですよ。

何なんあのメガネって思ってる人も多いと思うんだけど、まともなことを怒らずに淡々と言い続ける人はまじでとんでもねー人なんで、30年後とかにめちゃ余裕が出て慈悲の心が沸いたりしたらインタビュー記事とか読んでみてください。めっちゃ心を砕いてどうしたらいいか考えて、頑張ってるんだよ、分科会の人。政府はろくに聞きませんでしたけども。ナントカ医師会とかナントカゲカ学会の人なんかより5億倍くらい頑張ってるのは知って欲しい。

とりあえず5月8日が待ち遠しいような、でも別に私の職場何も関係ないような気もするような。

医療関係者なんか来世には絶対選ばねーよと思いながら、転職を頑張ろうと思う。

みんなおつかれ。


(※5月6日蛇足

なんか罵倒コメントもついてるかなという戦闘的な態度で見にきたら、普通にやさしいコメントついててびっくりした。ありがとね。

でもさ100のヨシヨシと1の膝蹴りだと膝蹴りの方が脳内を占めない?

世界が全て膝蹴りしてくる人に見えてこない?認知の歪みなんだけどさ。そんな時もあるんだよ。

そして市井の人ノイジーマイノリティね。

おぼえたよ、ありがとね。

啖呵切った部分で誤字ってるのは公衆恥部晒しているのに等しいが、覚えるために残しておくね。

Twitter怨嗟の部分だけ切り抜きされてて、それも羞恥心に駆られました。冷静になったら負けだ。

これは公衆便所の落書きと同じなんで、こんなもん真剣に読まんで寝てくれ。もし寝れないならKUTSUNA先生Yahooのやつを読むんだ。50億倍役にたつ。

そしてなんか凹んでる人達へ。こんなもん読んで罪悪感とか悲哀を感じないでくれ。職業選択の自由において大いなるハズレを引いてやがるざまぁ嘲笑うくらいでいいんだよ。私もそう思ってるから大丈夫だよ。

海外医療者の人へ。なんなら海外医療者のが本気で死ぬ思いで悲惨だったろうと思う。マジでマジでお疲れ様海外はたぶんワクチン文化政治が絡み合ってあの感染者だから、何かとてつもなく巨大なものに押し潰されるような恐怖と戦ってたのかもしれない。英国とかの病院廊下患者死ぬ話とかもはや戦時中だよ、考えただけで胃が捻転する。

医療職の何が大変なのか理解に苦しむ人へ。職業に貴賎はなく、どの職にもそれぞれの苦労やつらさはあると思う。現場で胸が苦しくなる場面が体験したければ、NHKエマージェンシーコールって番組見てみて。風呂場で血まみれで冷たくなってる妻を、夫が震えながら心臓マッサージする場面(だったと思う)が出てきます。例えるとそういう類のものです。

医療者の平時の態度が悪い、これは本当そう。

『接遇気をつけて♡』ってうちわ持って振りたいやついるよね。うちの職場の人にもぜひやってくれ。


WHOかい組織フグの毒みたいな名前の人が緊急事態宣言を解除したみたいで何よりです。

何がよかったのかといわれるとわかんないけど。

撲滅してないし、何かの感染症の流行り廃りは続くので、少年漫画打ち切りラストみたいな「私たちのたたかいはこれからだ…!」みたいなのを延々続ける羽目になるのだ。完。

anond:20230502102958

その「ずっと子なしの友達」も鬱屈した感情抱えてる可能性高いってことでしょ?

その人と遊べばいいって簡単な話でもないような気が。

まだ妊娠したばかりだから育児方向での新しい友達ができていない間でのあるあるなのかもね。そもそも昔の友達が徐々に減っていくのは当たり前っちゃ当たり前だし。

2023-04-28

anond:20230428145136

まてまて、アメリカ全然オープンじゃないぞ。

なんで米海兵隊風俗の利用を進めた知事がおこられたと思う?

超ごく一部の大都会の飛んでる奴を除いて、めっちゃ保守派の国の上に宗教が強い。

もう日本なんてレベルが違う。

当然、鬱屈性犯罪ゴロゴロ出る。

というよりも、日本よりオープンな国ってじつは無いんだぜ。

anond:20230428144410

増田さんは性的鬱屈を軽く見てる。

性がオープンというだけで救われる人もいる。

クローズドに扱われていた頃の方が激烈に強姦などが多かった。

人間去勢はできないぜ。

2023-04-19

anond:20230419122511

いね。やっぱ賢くて善良やね。

 

俺が思うに、君の言う、テロ無関係問題解決、それもうやってるんだよね。

なぜならば、全てのテロが起きる原因は、大枠では常に判明しているからだ。

その原因とは、貧困だ。

貧困の撲滅こそが最も根本的なテロ対策であることは、テロに譲歩したらダメだって話と同様、世界でよく知られている。少なくとも我が日本は、確かにさまざまな問題意見対立はあるにせよ、貧困の減少を目指している。(とか言ったらアホの横増田がヘルジャパンを強調してくるんだろうが知らん)。

前回も今回も、要は金がなくて鬱屈してたからやったわけよ。統一だの自民だのは、本人的にはほんとの気持ちなんだろうが、全体として原因を考えるってフェーズでは無関係だろ。その問題人生にあったとしても、貧困がなければ犯罪行為はなかった。

ちなみに統一教会だって別に放っておいても10年もすれば潰れたからね。もとからネガティブキャンペーン成功新規会員ほぼゼロだったんだから

 

なんで、犯人動機とかを知ることには、実は問題解決的な意味は全くないと、俺は思う。

ワイドショー的な野次馬欲を満足させるぐらいだろうし、実際そのためだけに報道は行われているんだろう。効果がないであろうことなんか、俺ごときが言わなくても多くの人がわかってるだろうからね。

 

とはいえ理由報道してほしい・すべき、という意見を持つ君のような人が、ワイドショー的な根性でやってるとは思わない。そこで考えるべきは、20世紀的な理性主義批判することなんだろうな。

増田ゼロリスク神話批判してたけど、その更に根底にあるやつが、やはり君にも根付いてしまってるのではないかな。コントロールして対処することへの検討のない妄信というか。

2023-04-14

anond:20230414221719

40代や50代前半からでも始められるトレーニング法・健康法毎日のようにホッテントリ入りし、「まだ不健康生活習慣で消耗してるの?」とマウントをとるブクマカと「足腰壊れた。健康マウントするやつ死ね」と鬱屈するブクマカ戦争する過程が抜けてる

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