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はてなキーワード: 錯覚とは

2024-05-03

インベスターZの映画損切りの件で、カルト勧誘を思い出した話

俺は個人的にはね、邦キチは映画をサゲないのが良いと思う派なわけよ。

名作も迷作も世の中がそう勝手に言っているだけと言わんばかりの強烈な邦キチの熱量部長が適宜突っ込むという作劇が絶妙バランス映画自体を貶さないで済んでいると思うわけよ。

あと、あん清潔感のある同衾への動線ある?押し入れから枕だけ取り出してswitchと一緒にやってくるみたいな。乾いているわけではなくしっとりもしていない青春空気感俺もう怖いよ。

なんだっけ (( 閑話休題 ))、そうそうXで燃えるほどでもなく話題になってたインベスターZ(インベ)の話ね。良い宣伝だよね。WinWinだよね。

でも俺はカルト勧誘を思い出してゾッとした。

いま公式ポストで該当回読めるから読むと良い経験になると思うんだけど、これ流れがすごい怖いんだよね。

まず、ラーメンおごってもらえると思って部活の先輩についていったら、観ろって言われて「感動作、大ヒット」ってポスターに書いてある映画を"見たくもない"って自分で言っておいて、自分で金払って観始めるんだよね。

もうここが怖い。ナチュラルにその集団の中の指示に従うという刷り込みが終わってる。見ないとラーメンおごってやらないぞって言うエクスキューズ言い訳)も準備してある。

怖い怖い。映画観る金でラーメン自分で食えよ。もうそ集団の中のイベントに参加するためには身銭を切る必要があるって意識に上ることすら無くなってる。

で、まあ映画を観始めてクッソつまんねぇなあって思うこと自体はアリだと思うわけよ。ここを否定する映画好きはまずいないと思う。

ただ、インベ作中の主人公が「客をバカにしているとしか思えない!」みたいな感想に、あれ?みたいな違和感を感じると思うのよ。

で、映画館で席を立ってしまう。まあこれも個人的にはアリだと思う。トイレで席立つ人を想像しなくても、まあ、割と映画祭とかでエログロの時って席を立つ人、いるよね。

個人としてはXでの風潮とは別で、観たくもない映像押し付けられたときに見ないという選択肢を取るのは決して映画嫌いを意味しないと思ってる。

映画って体験として強烈だからトラウマが刺激されるとか全然あると思う。

感情を揺さぶる力が映画にはあると思っているし、だからこそエンタテインメントとしてこの感情の揺さぶられ方は嫌だと言って拒否するのはアリだと思ってる。

から安心してほしい。少なくとも俺は映画の途中で観るのを止める人が映画好きを公言してても別に普通のことだと思う。

ただなあ、インベの席の立ち方って「こんなもの最後まで観たらバカになる!」とか言って席を立つんだよね。

そのあと、実は何分で途中で出てくるかが、その集団投資部)恒例の賭け事の対象ってのは、まあそういう部活の謎の伝統あるよね、みたいなのは判る。

ただね、その後たぶん、ん?って思うセリフがちょくちょく作中の人から語られるのよね。

この賭け事の伝統っていつからやってるんスか?あー、映画大衆化した戦後のことだろう、とか。

映画最初の5分で面白いかツマラナイかわかる、とか。

(5分でツマラナイってわかるヤツがレコードタイム18分っていうのが、微妙リアルちょっと面白いけど。宣伝10分+本編5分+退出3分だとありそう)

まあ、時間無駄だと思った後、惰性でみるこた無いんでは?ってのは、その通りだと思うわけよ。

いやー、映画最後どんでん返しがあるかもよ?という意見があるのはわかるけどさ、ソレ、ホント有言実行してる?とも思うのよ。

あー、一本の映画とあるかもしれないけどさ、アイアンマン観てこういうアクションものは肌に合わないかなーと思ったとしてさ、いや経験になるしそこは映画好きならマーベルシネティックユニバースは全部観てから語るべきでしょ、とホントになってるかなーと。

今期1話で切ろうと思ったアニメちゃんと完走してから1話を語るようにしてますか?という。

もちろんね、エンドレスエンドレスエイトを実況板に張り付きながら見経験は一生の思い出にはなっているけどさ、それを強要できるかな、という。

うそう、で、インベの話ね。

投資部に入るものはさっさと席を立たなければならない、というあたりが、カルトっぽいのよ。

選択肢錯覚に近いんだけど、ここまでで既にインベの世界観共感する読者には刷り込みが終わってるわけよ。

大ヒットするような感動作は、観るとバカになるような映画だ、大衆化した映画なんてものは、投資家が観るようなものでは無いっていうね。

ソコを前提としたうえで、つまらないものをつまらないと思いながら最後まで観ることを何の価値もないと断ずる。

しかしたら最後面白くなるかも、とか、挽回する可能性は低い、ではなく、ハッキリ言いきる。

株価の話で損切りの話もしたうえで、金よりも時間大事と気づいたお前はテストパスしたと言う。

作劇としても大変に巧みで、「いやいやそうは言っても最後最後面白くなるかも」という反論を「それっていずれ株が上がるかもと思って塩漬けしてるのと同じじゃん」と"自分で"気が付けるようにしてある。

インベの主人公も、自分で気づいたという点を評価してもらっている。

これものすごくカルト勧誘っぽいのよ。

インベの主人公は、なんだかんだと言いながら、全て自分で行動している。

自分お金映画チケットを買い、自分映画を観て、自分映画を途中で観るのを止め、その行為を「お金より時間大事とオマエが気が付いた」と評価される。

誘導はされているけれども強要はされず、解説はされているけれども自分で気が付いたことにされており、不満点は相手が聞いたうえで断定的に回答する(「過去は忘れる」)。

ホモソーシャル部活動の体だからそこまで違和感はないけれども、これ、同様の体験大学入学時に魅力的な先輩からなされたときに、それってカルトではって気が付けるか俺には自信は無い。

しかもよ、背景にはうっすらと自分は凡人とは違うっていうエリート意識というか、投資意識みたいなものがあるわけよ。

ラーメン屋に誘うというフレンドリー関係性、映画館で途中で席を立つという"他人とは違う"体験損切りという部内で通じる単語を通じてグループ内の価値観を共有していく。

しかもこれ、漫画としても同じ構成になっていて、漫画というなじみのある媒体で、大衆の感動するような映画には流されない俺というちょっとしたアルアルを追体験させて、損切りという価値観を共有している。

ココに対して、「いやーその価値観はこれこれこういう理由で狭量だよ」と伝えても、おおむね反発を受けるか、わかってないヤツ扱いされると思う。

だってこれカルト洗脳の手順をそっくりなぞっているもの

しかも大変に良くできた作劇なので、漫画を読んでなるほどと納得した人は、映画最後まで観る派に対しては「ああ、こいつは損切り出来ない投資家に向いてないヤツなんだな」と思わせるようになっている。

俺はカルトの脱退のさせ方は詳しくないのであんまり的確なことは言えないんだけど、あの漫画に納得する人を否定したり馬鹿にしたりするだけでは、少なくとも価値観を変えることはできないだろうな、と思う。

そして、インベスターZという漫画の作劇は、少なくともあの映画損切りの回は、とても怖いと思った。

実は同じくらい、今回の件で映画最後までみる経験派も"危うい"と俺は思っている。すごく配慮したコメントしている人もいる一方、そうでない人もいるから。

映画は数あるエンタテインメントのうち一つでしか無いので、それを重視しない人生もまた、俺は尊重したいと思う。

サタンタンゴを観た人類しか得られない経験は間違いなくあるけど、それを貴重な経験だよって誘う勇気は俺には無いから。

あと、最後まで観る強硬派は、MCUのエンドゲーム以降の観る順番を教えて下さい。ワンダヴィジョンくらいからついていけてないです。お願いします。

ECサイト運営に取り組んできた 


中途採用ECサイト業界に入った。二十代半ばの頃である外資ということで緊張してたけど、意外とそうでもなかった。

厳しい社風ではあったが、それはルール数字に厳しいというだけであり。自社のポリシー規則に従って行動していれば、結果が悪くてもそうまで低い評価が付けられることはない。

もっというと、上の意向をしっかり確認して動くということか。いや、違うな。ちゃんとした意思決定過程を踏むということだ。上の判断必要なら議論をし、委任事項であれば自分責任物事に挑み、失敗しても成功しても検証記録を残していく。これだけのことができずに消えていく人間を何十人も見てきた。

語りが過ぎた。私はeコマース(ネットでの買い物)の世界で長い間働いてきた。実はもう転職が決まっている。記念に、これまでの努力過程を書き綴っておきたいと思った。ちょうど今は卒業シーズンである

ただ、努力はしたけれども、いい結果が出ないことの方が多かった。もしくは結果自体の測定ができないか。それでもいくつかの改善はできた。その一部を記していきたい。

私の専門分野はレビューシステムだった。あなたも、ECサイトで★を付けたことが一度はあるのではないか。私は、そのあたりの仕組みやルールを作っていく部門で働いていた。SE寄りではなくて、インフラ寄りでもなくて、格好よくいえば社内Sler企画といったところか。

これから、何点かのトピックに分けて思い出深い改善活動について述べていきたい。なお、特定用語を出すとどこの会社かわかってしまうので、専門用語一般的言葉に置き換える。例えば、あるレビュークリック等で賛意を示すことは「いいね!」で統一する。



1. 愉快犯レビュアー対策

 昔は、ある特定レビュアーへの通報が多かった。違反報告か、問い合わせ窓口(TEL,mail)を通じて、「あのレビュー誹謗中傷だ」「特定個人名誉を傷つけている」「製造メーカーへの粘着が見られる」「差別的表現を用いているので削除すべし」といったものが多かった。確かに通報先のレビューを読んでみると、大変よろしくない表現散見された。

 当時は、電話によるカスタマーサポートがあった。その窓口に、正義感を持った方々が、上記の善くないレビュー及びレビュアー(bad egg)について抗議していた。

 こういった問題あるレビューについて、私がいた部署では対応必要と考えていなかった。直属の上司も、さらに上の人間も、どの国にも地域にもいる悪口をたくさん言う人としか捉えていなかった。

 しかし、私や数人のチームメンバーは、彼ら悪辣レビュアー(bad egg,bad person)の行為が、サイト全体の害になると考えていた。具体的には、次のような行為を彼ら(彼女ら)は行う。

特定企業や出品者の商品に対して一つ星(1/5)を付ける

・彼らのレビューにおいては、読んでいる人を煽る表現が目立つ

商品をわざと口汚く罵り、マイナス評価罵倒コメントが付くことを喜んでいる

 ※アニメ漫画小説といったエンターテインメントに多く見られる

 特に、一番下のタイプ顧客場合サイト利用者不愉快な印象を残す可能性が高い。対処必要と思われた。

 しかし、データがなかった。上司にある対策提案した際に言われたのは、「今あなたがしようとしているのは、私の権限を超える行為であり、本社への協議必要である主観ではなく、根拠を示したうえで提案せよ」というものだった。

 それから半年以上かかったものの、私とその小さいチームで初版検証資料作成した。それは、次の結論から成り立っている。

悪辣レビュアーと論戦になった顧客は、その後半年間での実質退会率が高い

・その顧客層は、その後半年間での商品購入額が低下する

 具体的なマイナス幅を提示することはできないが、統計学上、数パーセント以上という有意範囲顧客マイナスの影響を与えていた。当然売り上げも落ちている。

 悪辣レビュアーは、一般的顧客レビュー内容を巡って論争(※当時はコメント機能あり)になった際、いわゆる煽り行為をする。その口汚い言葉顧客を傷つけ、顧客体験を棄損してしまう。そんな当たり前のことに気が付くのは容易だったが、数値的に証明することは難しかった。

 私たち検証結果は、上の階層へと引き継がれた。さらに細かく検証するという――それから数ヶ月が経って、本社の方から通達があった。

「次のとおりレビューシステム仕様変更検討する。そちらの考えをまとめて回答せよ」とのことだった。以下は仕様変更案の参考文面である

改善案‐

「参考にならなかった」のコンバージョンボタン(Conversion Button)の廃止検討する。

理由:悪質な利用者一定数いることで顧客体験を損ねている。顧客がより安全ショッピングを楽しむためにも、悪意をもって低評価をする者への対処必要である

私たちは、その通達と、添付されていた検証資料を読んだうえで、時間をかけて再検証を行い、廃止は正しい行為であるという回答を上申した。

加えて、現状のレビューシステムにある顧客同士で討論できるコメント機能についても、建設的な議論が行われているとは言い難い状況にあることから廃止提言した。



2. 不正レビュー対策

 積年の課題だった。残念ながら目下解決には至っていない。不正レビュー根絶の目途もつかない。明白な違反者であれば発見処分ができるのだが、グレー段階での処分は難しい。

 実際に、不正を行ったと思しき者を見つけることはできる。AIが発展した現在だと、いわゆるサクラレビューと呼ばれるものシステムの方で自動的発見し、一定確率で怪しいものを報告してくれる。

 昔は、一件一件手作業であったり、Excelフィルタ機能を組み合わせるかのように検索条件を設定して虱潰し(shirami-press)に見ていく必要があった。

 そう、不正行為と思しきレビューを見つけることはできる。あくまで見つけることは。だが、はっきりクロだと断定し、処分を下すのは人間しかできない。1日につき何十件、多い日だと百件以上も上がってくる不正と思しきレビュー対応するのは不可能に近い。

 多くのECサイトには、利用規約社会倫理に反する行為をする利用者(販売者注文者、閲覧者)を処罰するためのポジション存在する。弊社においても当然あったが、少数精鋭が過ぎて不正レビューへの対応が後手に回っていた。

 不正を見つけることはできても、処分することは難しい。冤罪があってはならないのはもちろんのこと、微妙なケースである場合も、利用者が今後弊社を利用してもらえるよう最大限配慮する必要がある。

 はてなのサービスでいうならば、以下の利用規約適用に係る取扱いが最も近い。

d. 迷惑行為嫌がらせ行為誹謗中傷行為、正当な権利なく他者精神被害経済的被害を与える行為

e. 自分以外の個人会社団体を名乗ったり、権限なく特定会社や団体の名称使用したり、架空個人会社団体を名乗ったり、事実がないにも関わらず他の人物会社団体業務提携や協力関係があると偽ったりする行為

はてな利用規約 第6条第2項から抜粋


 私は、学生時代からはてなのサービスを利用している。はてな匿名ダイアリーにおいては、この規定制限的に運用しているように見える。

 というのも、明らかに釣りと思われる投稿をしたり、他人なりすましたり、特定企業や団体を匂わせる文書を発しているエントリ一定数みられるが、運営規約規範として対処している様子はない。

 推測ではあるが、99%のクロであっても、それが100%でない限りは対処しないという方針であろうと思われる。冤罪を避ける意図もあるが、意見多様性を保持するためでもあるし、はてな匿名ダイアリーひとつ実験場として捉えているのかもしれない。当方は、増田なる場所を蟲毒のひとつであると考えている。

 話を戻す。レビューに関する不正行為について――その大半がサクラ行為であるが、不正行為抽出までは技術的に自動化できるものの、最終判断は人がせねばならない、かつ間違いがあってはならない――という課題について説明した。

 ただし、今のところはそれで問題ないと個人的に考えている。というのも、不正レビューへの対処が迅速ではないというだけで、悪質な行為をする利用者を取り締まること自体はできているからだ。技術が向上すれば、今後の改善も見込まれる。

 今でも、ECサイトを覗いているとサクラレビューが多く散見される。会社を去って他業界に行く自分がいうのもどうかと思うが、今後も建設的な手段により不正行為への対策効率化される未来を願っている。



3. レビュアーランキング

 多くのECサイトでは、役に立つレビューを行った人に賛意を示すことができる(冒頭の「いいね!ボタン)。多くの点数がついたレビューは、商品欄において上位に表示されるようになる。

 どのECサイトも、できるだけ多くのレビュー投稿してほしいと考えている。世の中の儲かる商売というのは、消費者に働いていただくことで成り立っている(GoogleTwitter典型例。もちろんはてなもそうである運営会社ブロガー生産活動によって生きている。ほかに食べログリクルートメルカリなど)。

 過去の弊社においても、どういった仕組みを採用すれば多くの利用者レビューを書いてもらえるのか、サイト黎明期の先達は検討検討を積み重ねた。

 結果として、レビュアーランキングシステムという、今では各社で一般的になった仕組みが誕生した。かつてECサイトが未開の荒野を歩いていた時代発明ひとつである

 永きにわたって活躍したランキングシステムだが、今では隔世の感が否めない。レビュアー同士の競争を促進することで、より多くの良質なレビューが生まれるという判断があったが、それは一企業人の錯覚に過ぎなかった。一企業においても高度の統計分析可能となった現代において判明したのは、その役割を果たさなくなっていることである

 以下は、当時の弊社内での調査研究報告の一部要約になる。

レビュアーランキング存在によって、自らの票を集めることのみを目的としたレビューが増える。初めは良質なレビューを書いていた利用者でも、ランキング上位になった後にレビューの質が低下する傾向にある」

 ある時、自分の書いたレビューがバズったとする。それは、有名な映画小説漫画アニメか、化粧品家電製品衣服か、はたまた書籍か、なんでもいい。自分レビューが数百人からの「いいね!」を集めたとする。その後も良質のレビュー投稿し続け、同じような体験を繰り返したとする。そして、あなたは晴れてレビュアーランキングの相当上位に昇った。あなた投稿したレビューのどこかに、それを示すバッジ掲示される。

 さて、晴れて上位レビュアーとなったあなたであるが、その後に何もしなかった場合順位は落ちていく。数ヶ月も何もしなければ、まず確実にバッジは剥がれる。元に戻るのだ。

 それが嫌なレビュアーもいる。上位レビュアーでありたいがために、関連商品にとりあえずのレビューをいくつも投稿する。人の目を引くために過激表現を使うし、ゴシップサイトさながらの低俗言葉遣いをすることもある。また、省力化のため、自己他者レビュー内容の一部を借用することがあるかもしれない。

 上記調査研究において、上位レビュアーによるそういった傾向が明らかになった。特にサブカルチャーにおいては顕著であった。

【具体例】

・人気作品新刊が発売になると最速でレビューを付ける

・新作アニメの公開時期になると、数行程度のレビュー無差別に付けて回る

・水平展開するコンテンツ原作アニメ小説映画舞台etc)の各所に似たレビューをする

 現在では、レビュアーランキングシステム廃止されている。上に挙げたようなマイナス効果の方が大きいというのが、社内の統一された意見となった。

 レビュー自体については、今後も廃止されることはないだろう。私自身も、レビュー調査研究を続ける度に学びになることがあった。人の親愛の興味深い傾向(ex.数千字にわたって自分家族の話をする)であったり、笑いを狙ったユーモア(ex.ヘッドフォンの音質は、元の電源によって異なる。原子力発電火力発電かソーラー発電かを聞き分けられると一人前)であったり、その道のプロと思われる学術的なレビュー読書カテゴリに多い)も多数拝読した。



日記は以上である。懐かしい思い出を振り返る機会ができてよかった。年度末ということで、新しい職場に移る前に買き始めておきたかった。投稿ゴールデンウィークになってしまった。

次の職場も、一般企業と各消費者を結びつけるタイプ仕事になる。フリマアプリ会社である。残念ながら、自分仕事を通じて、どれほどの顧客体験社会にもたらしたのかを測定できる手法は未だ確立されていない。私が生きているうちに、そういった手法が生み出されることがあるのだろうか。

最後に、ここまでお読みいただきありがとう。今後、あなたが利用した商品レビューしたことで、そのサイトショッピングをする何千、何百万人という利用者が喜ぶ未来を祈っている。

anond:20240502224108

上のパターンってさ結局は心配してるとかじゃなくて自分が無理矢理やらされたみたいな錯覚を起こしてるんじゃないかと思うんだよな

2024-05-02

学歴コンプレックス卒業した 4/4

https://anond.hatelabo.jp/20240502193040

終わりに~

この大学卒業してから長い時間が経った。あれから1回転職して、新卒で入った会社とは別の電子機器メーカーで働いてる。今はキーボードとか作る仕事をしている。東京神奈川オフィス工場がある会社である。もしかしたら、地下鉄なんかで増田民はてな民ニアミスしてるかもしれない。

今では佛教大学感謝してる。あの頃はいろいろ思うこともあったけど、だからこそ今の自分があるのだ。

仮に、第一志望だった同志社大学に進んでいたとしたら、きっと、ここまで努力は重ねなかった。自分に実力があると勘違いして、学業に力を入れるとか、TOEICで相応の点数を取るとか、就職活動に超力を入れるとか、そんなことはなかっただろう。

この道は、正しかった。第一志望の大学不合格でよかった。親や兄弟や親戚に不合格バカにされてよかった。だから、悔しさをバネに努力ができた。

自分は運がよかった。今ではそう思って、歩んできたこの道に感謝してる。

でも、実は後悔がひとつだけある。卒業である。実は、自分卒業式に遅刻している。その前日にアルバイト飲み会があって、就寝が遅くなった。朝起きたら卒業式開始の10分前だった。

失敗はそれだけじゃない。なんと、卒業式の最中にゲリピーブレイクになってしまい、トイレに行っている間に式が終わっていたのだ……あれはショックだった。遅刻だけならまだいい。遅刻してる学生はたくさんいた。しかし、これは……「失敗した」という思いが強かった。ずっと引きずっていた。

というわけで、先日3/18(月)に佛教大学卒業式に参加してきた。もちろん保護者である

後ろの方の席だったけど、約十年前もあんな感じだったな、としみじみした気分になった。この時はさすがに遅刻はしなかった。しかし、残念なことに……式の最中にゲリピーブレイクが再発した。

焦った。これは焦った。けれども、ここで奇跡が起こった。十年前のことを思い出したのだ。十年前の失敗は確か、最後まで我慢しようとしたのが原因だった。それで、学歌斉唱が始まったあたりで体育館和式トイレ(※洋式はない)に駆け込んだ。それで、失敗した。

式次第を読んでみる。そして、学長その他3名による卒業祝いの挨拶が長時間になると踏んだ。「よし今なら……いける!」と、その時間帯に会場を抜け出し、体育館和式トイレ(※洋式はなかった)に駆け込んだ。

会場に帰る頃には、ちょうど学歌斉唱が始まっていた。そういえば、大学の学歌ってほとんど聞いたことがない。どこの大学でもそんなものだろうか。

とにかく、卒業式は無事に終わった。終わったのだ。十年来の無念が晴れた気がした。最後プロジェクションマッピングがあって、マジでびびったわ……。

卒業式中の写真(※個人情報保護のため一部編集しています)

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ところで、式次第には学位記授与のことが書いてあった。卒業式の後、それぞれの教室学位記を受け取る儀式があるのだ。

ああ、確かこんなのあったなと思いながら、ついでに保護者枠で参加することにした。幸い、見た目は学生時代から老けている。今ではすっかり小太りのおじさんである。社内では、同輩や後輩から部長」と呼ばれることもある。保護者に見えなくはないはずだ。

卒業式の会場を出て、100席分ほどのとある教室に入ると、今まさに社会学部とある学科学位記授与が行われようとしていた。この時も、約十年前にあった学位記授与の記憶が蘇ってきた。

「静粛に。これで二度目だぞ、君らは最後までわからんのか!」

十年前は、学位記授与の担当教員に怒られたんだっけ。小さい講義室で、学生たちがあまり煩いものから学位記を授与する前に怒号が鳴り響いたのだ。懐かしい。4年前の入学式でも、やはり怒号が鳴っていた笑

あとは、その日の夜にあったホテルでの謝恩会の時も、一番最後卒業代表が、ステージ上で「私がこの学校入学が決まるまで、大学受験で苦戦しました~3月最後最後まで受験を続けて、それで最後合格を掴み取ったのが、この佛教大学でした~卒業生の皆さんも~(以下覚えていない)」といった卒業挨拶をしていた。が、当時の卒業諸君は大騒ぎだった。卒業代表の話なんて聞いちゃいなかった。

今では、そんなことは一切ない。みんな、小さい教室の中で静かにしている。雑談している子は1人もいない。こういうのって、なんだろうな。もしかして少子化によって選ばれし優秀な遺伝子しか世の中に存在できなくなりつつあるのか?

まあ、それはいいとして。学位記の授与では、一人ひとりが名前を呼ばれて学位記を受け取ってたんだが、やはりその……しみじみとした思いがした。自分はずっと、彼ら彼女らが教員から学位記をもらうのを眺めていた。全員が終わるまで30分以上もかかった。

最後に、学部先生挨拶をしていた。

(以下要約)

あなた達はコロナ禍の大変な時期(※2020年度)に入学してきた

入学式はなく、授業はリモートだった。学食でも黙食であり、不安も大きかったと思う

学生生活の中で、あなた達は多くの試練を突破してきたはず

社会人になってもどうかそのことを忘れずに、自信をもって働いてほしい

・いつでも大学に帰って来ていい。私たちは待っている

すべてが終わると、学生たちは粛々と立ち上がって、静かに退出しようとしていた。俺がいた頃とは大違いだ。あの頃は、絶対にみんな大騒ぎだったと思う。懐かしい。「威勢のよさ」と「常識の順守」がトレードオフになっている。そんな気がした。

※推測だが、2020年当時って、入学式オリエンテーションはないし、マスクオンで皆の顔わからないし、何より授業はリモートだし、学食でも黙食が義務だった。ということは、学生間の絆のレベルコロナ禍以前に比べて低かったのかもしれない。

ちなみに、ほかの学部学位記授与の教室もチラッと外から覗いてみたのだが、どこもいい雰囲気だった。先生学生も、熱の篭った感じで最後儀式に興じていた。特に教育とか保健とか看護学部がよかった。

卒業式の後~学内散策(※上に同じく一部編集)

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大学を出た後、近くにある千本北大路交差点で、卒業生達が「じゃあな」と言いながら別れていくのを見た。

社会人をやって十年以上が経つけど、今日という日は感慨深いものがあった。涙までは出なかったけどな。



これで結びになる。

若い頃は楽しかったってよく聞くけどさ。実際、そこまで楽しくはなかったよな。当時の日記を読み返してて感じたんだけど、「早く実力を身に付けたい」の一点張りだった。あの頃は、自分雑魚すぎて嫌だった。

「あの頃はキラキラして、いつでも輝いていた~」みたいなことは絶対なかった。あるわけねーだろ。当時の日記を参考に、あの頃の気分を一文で表すと、砂漠をうろついてるフンコロガシみたいだったよ。でっかい玉を作りたくて、己のショボい脳と身体でどこまでも足掻いていた。満たされなくて、いつも飢えていた。心が。

大学の中も、大学以外の外にある世界全体も――学業アルバイト先、恋愛とかでも、自分よりはるかに格上のヤツがいっぱいいた。劣等感が凄かった。自分が何者でもない感じがして、苦しかった。自分雑魚さ加減が嫌になったよ。そんな4年間だった。

今でも夢に見る。学生時代の下宿で、コタツ机に昔の自分が座ってる。深夜1時だというのに、アルバイトから帰った後で、TOEICの教材でリスニング勉強をしている。

なんだか寝落ちしそうな雰囲気なのだが、その度にコタツから立ち上がり、頭をそのへんの壁に打ち付けていた。一息を吐いてから、それでまた、勉強に戻る。

あきらめないでくれ……」

夢の中にいる自分には、そう応援するくらいしか手段がなかった。でも、勝手に声が出ていた。

「昔の俺よ、どうかあきらめてくれるなよ」って、そう祈っていた。そしたら、いつの間にか目が醒めていて、いつもの布団の中にいる。天井を見上げている。

でも、学生時代が楽しかたかといえば、楽しかったよ。当時は辛かったんだろうけど、でもなぜか、今になると「あの頃は楽しかった」に記憶がすり替わっている。

しかったはずの日々なのに、どうして「あの頃は楽しかった」ということになるのか? それって錯覚じゃないか? 自分自分を騙してる。なぜ、こんなことが起きる?

確信はないけど。【一所懸命】だったからじゃないか自分は忘れても、脳は覚えてる。あの頃、一生懸命に苦しんで、欲しがった何かが――今、自分の手元にあるんだって無意識はわかってる。

から、それまでの過程がぜんぶ、愛おしくて、切なくて、やり切った感があって、いい思い出として変換されるのだ。実際は辛くてしょうがなかったのに。

しかった時のことほど、楽しく思い出すことができる。反対に、楽しかった頃の記憶って、特に何も感じない。脳裏から記憶が消し飛んでいく。それだけだ。

今回、自分記憶を整理する機会に恵まれた。十年ぶりに大学卒業式に参加することができた。おそらくもう、あの大学の門をくぐることはないと思うけど、本当に運がよかった。

ありえないことだけど、昔の自分に伝えられるのなら、伝えてみたい言葉があるんだ。「諦めないでくれてありがとう」って。

anond:20240501080834

地価家賃バカいから割高で美味くもないものが多いよ東京

カッコつけてて話題性だけで美味いと錯覚させるけど冷静に考えたらそれほどでもない

関西北海道の方が安くて美味いもの多い

2024-05-01

増田ブクマカマルハラをバカにする側

だけど、マルハラに怯えるのと同レベルの「文章が堅い」という印象だけで「批判的な印象の増田」を過剰に叩いたりする。

マルハラ」ってわかりやす名前解説がつくと、最初から自分も駄目さがわかってたように錯覚するような、そういう阿Qなだけ。

本質的に同じこと」を類推して避けるほどの抽象理解力批判的思考力はない。

バーミキュラライスポッ

高いし、カッコつけてるし、持て余すだろうし、なんだかいけ好かないし…と気になりつつも遠巻きに見ていたバーミキュラライスポット。

先月、ひょんなことから知人から譲り受けて、手に入れてしまった。

こいつがね、まあすごいのよ。

なんとなく手始めに作ったポトフ適当に切った野菜ササミをそのままぶち込んでスイッチ・オン。

在宅勤務の作業をしてたら、部屋中に煮込み料理香りが立ち込める。

そのうち調理終了を知らせるアラームが鳴り。お昼には少し早い時間ではあったが気になりすぎて飯にした。

蓋は熱くなるという注意書きを思いだし、タオルで蓋の取っ手を包んでオープン

ほわっと立ち込める湯気とともに、野菜の煮込まれ香りが鼻をくすぐる。

ゴロゴロ野菜を掬って器にうつす。

テーブルに運び、割り箸を割って、いざ実食。

皮付きの新じゃがに箸を入れると抵抗なく崩れる。

一口分を口に運ぶとホクッとした風味とデンプンが甘さが口内に広がった。

あつ、っと独り言を言いながら飲み込む。

続いては人参。舌で潰せるくらい柔らかく、煮込まれており甘い。玉ねぎトロットロになっている。

いつもレンチン調理でパッサパサにさせがちなササミはどうか。

肉塊を箸で捉え、前歯で噛む。瞬間、繊維がほろほろと崩れた。

なんじゃこりゃうますぎるな。

具材たちのポテンシャルが最大限に引き出されていると感じる。

夢中になりおかわり2杯。すっかりお腹が満たされた。

これは良いものかもしれない。

そう思って、片っ端からレシピを試してみた。

ローストビーフロールキャベツ肉じゃが・・・

どれもほろほろとほどけるほど柔らかく仕上がる。

自分料理上手になったと錯覚させてくれる。

もちろん米も旨い。炊きあがりは粒がしゃっきりと立ち上がり、咀嚼するともっちりとした弾力約束している。

ありがとうバーミキュラちょっとホーローの手間がかかるけど、その面倒くささごと愛そうと思うよ。

anond:20240501105448

フェミニズム活動が、女性への差別権利侵害から解放なのに、

それ自体は非常に長い時間をかけて意識改革してゆく以外に無くて、成果が分かりにくい。

から、短時間で成果が出た気持ちになれる、打倒アンフェに傾倒し勝ち。

アンフェを排除しても現状は何も変わらないのに、

きっとアンフェが女性への差別権利侵害をしているに違いないと思い込むことで、

アンフェを倒せば全てが良くなると錯覚する。

2024-04-30

anond:20240430154440

メイドラゴン京アニブーストかかって錯覚してるだけで知名度で言うならこのすばの方が知名度高いイメージ

ここで言う知名度は広く浅く広くと言う意味

信者が多いと言う意味なら逆転してると思う

2024-04-29

我が家では屁はサブスクである

俺は生まれながらの屁こき体質である。体調にもよるが、日によっては自分ポンポン船になったんじゃないか錯覚するくらい頻繁に屁が出る。

俺には同棲中の彼女がいて、初めのころはそれなりに我慢もしていた。けど我慢し続けるのはストレスだし身体に悪い。何だかんだ慣れとともにいつしか平気でポンポンやるようになっていた。

これに不満を溜め込んだ彼女は、事あるごとに屁を自重しろと迫るようになった。その度に「体質だから大目に見てくれ」といなしてきたんだが、先日になってとうとう「その迷惑なガスの元栓を閉める気がないなら同棲を解消する」と俺を脅してきた。

俺は彼女アパートに転がり込む形で同棲してるので、いま追い出されるのは困る。

かといって俺はポンポン船だ。ポンポン船に対して今日からヨットになれと言うのはムリがある。

俺は悩んだ末、「…月額10000円で屁をこき放題にさせてほしい」と提案した。

おそらく史上初となるであろう屁のサブスクだ。

この提案彼女はしぶしぶながら受け入れてくれた。

こうして30日間定額こき放題プラン(全額前払い・日割り無し)が ” 4月下旬 ”に適用され、俺はめでたく 快適なポンポン暮らしを取り戻した。

と思ってたら、昨日になって突然、5月からの値上げを要求してきやがった。

いわく「物価が高騰してるから」だそうだ。

…高騰したのは俺のブッ価な気がする。

囲い込んでから値上げするとは、汚い女である

anond:20240429132437

ひろゆきを重用してる時点でわかるやろ

あれはネット上でイキりたいが脳みそ足りない連中が、芸人上がりのコメンテーター見ながらツッコミ入れて自分の賢さに錯覚するための番組だよ

誰も正しい情報なんて求めてないし

コメンテーター視聴者より高度なこと言っちゃったら気持ちよくなれないだろ

2024-04-27

鳩を掴む

事情で真夜中の国道沿いをファミチキを片手に歩いているとLEDライトの光が落とされ黒とも銀ともつかず輝くアスファルトには不自然なまでに脚を伸ばした大きな大きな例の虫が此方とかろうじて友好的な関係を維持できそうな速度を保ちながら闊歩していたのでその場にて即興で錬成した彼の人格意気投合してみせ敵意を無にして極力刺激を与えないよう歩みを止め片手のファミチキ一口齧り咀嚼しつつ道を譲ってさしあげたところその歩みの先にある礫岩のそのさらに先の彼の棲家を思いつつだろうかい彼女なのだろうかその人格歩道脇のフェンスの下を悠々と凱旋していってしまいそこでふとその脚が不自然に長いと感じたのはひとつ錯覚であって本当は十分に自然な長さだったものをかのLED文明の銀の輝きが太古のある時代より漆黒の住人であるはずの彼もしくは彼女の脚を途方もなく容赦なくあられもなくくっきりと際立たせてしまったがための勘違いだったことに思い至ったがその見てはいけないものを見てしまったような感覚は宙に浮いたまま数秒を漂いファミチキとともに脳ではないような場所へと飲み込まれていった結果LEDライト照射されたその楕円の宇宙の中で完結すべきひとつ物語だったような気がしたので心はそこに区切りを結び大して長くもない脚は再びだらしなく稼働をはじめるとその次の宇宙すなわち隣のLEDライトに照らされた銀の楕円のもっと中央の目立つ位置には土鳩が鎮座と言う外ない堂々とした面持ちで静止していたのでそうか今日はそういう日なのだなと宇宙との共鳴を一瞬で終えるとともにその横を歩き過ぎてみるとその土鳩微動だにしないのでさすがに全く生産性の無いことなのだがだらしのない脚は踵を返し鳩の真横に立ってみても本当に全く微動だにしないので虫の時の思慮深さを前の宇宙に完全に置いてきた心は彼の横にしゃがみ込みいや彼女なのだろうかそのふてぶてしい生命を見遣ると完全に目を最大限に開けた状態のそれと完全にアイコンタクトが成立したので平和象徴でもあるし自転車に轢かれるとまずいのではないかいや白くなければ平和象徴ではないのではないかいや目が合ったのだもう家族のようなものだと逡巡した結果心はぐわしとその土鳩を掴みフェンスの向こう礫岩の地へとそれを投げ飛ばしたところようやく目が覚めたのか羽音をたててどこかへ消えていったトラック国道を過ぎ去った控えめな排ガス匂いがした

職場飲み会があったんだけど


先週は職場飲み会だった。いわゆる歓送迎会というやつだ。

実は、ちょっと思うことがあった。あるヤツの行動にムカついてしまった。先週末に投稿しようと思ったけど、頭に血が上っていてイマイチな出来だった。一度推敲をしてから投稿することにした。

自分官公庁に勤めている。政令市のようなオシャレ庁舎ではなくて、関東の片田舎にある役場である

まず言わせてもらうと、年齢に関係なくマナーがなってない奴がいる。「周りを不愉快にさせない態度や技術」がなってない奴だ。

目に余るヤツがたまにいて、イラときた。そういうヤツは市役所を辞めてほしい。社会から消えるべきだと思う。どれだけ周りを馬鹿にしてるのか、わかってない。ぜんぜん自分から喋らない奴とか、話を振られても知らないフリをするヤツとか、上の人間にお酌を勧められても飲まない奴だ。人間社会バカにしている。

以下、そういうヤツ(飲み会に非協力的な職員)について話していく。特定はされないと思うが、一応はぼかして書かせてもらう。私の自己責任だ。



まず、上に挙げた1人として30前後の若手職員がいる。飲み会では何の役割も果たさない。他部署では幹事を引き受けたことがないし、若い頃は断ったことすらあるという。さらに言うと、前の部署では職場の親睦会にすら入ってなかったらしい。噂で聞いた。

先週の飲み会は六時半に約30人で、洋風居酒屋の広間を貸し切ってスタートしたのだが、ほかの若い連中が皆のビール瓶を用意したり、誰がどの席に座るか決めたり、年配社員を周ってどのお酒を飲むか聞いて回ったりしてるというのに、そいつは何もしない。まだ一応は若手職員だというのに、ほとんど手伝わない。

それだけならまだいい。許しはしないが、まああり得る範囲だとしてやろう。世の中には自閉症とか発達障害の子だっているだろう。ただ個人的には、そういう障害のある人が公務員になってはいけないと思ってるし、私の上司(主幹課長部長)だってオフの場ではそう言っている。

悲しいけど、現実なのだ公務員は困っている市民を助けられる人でないといけない。障がい者にはそれができないのだ……。

しかしだ。例のそいつ限界を超過していた。なんと、春の飲み会だというのに、ビール瓶を持って全体の座敷を周ることすらしなかった。周りのことを仲間だと思ってないのだ。いやマジで自分の直属の上司にも酒を注ぎに行ってなかった。ただ飲み食いしてるだけ。飲み物ソフトドリンクのみ。

ただ、ほかの一部の連中とは会話をしてた。少しだけど。飲み会の広間の端っこに立って、後輩や年配の人と一緒に飲んだりもしてた。女と飲んでることもあった。でも、「みんな」と会話してるかって言ったら、そんなことはなかった。

さらに思い出したのだが、私はそいつさら若い頃を知ってる。確か、5,6年前も同じような態度で、上の人間から飲み会最中に怒られて、「みんなに酒を注げ!」って命令されていたっけ。で、注ぐことはしたんだが、今度は「注いでやるからお前も飲め」と言われたところ、拒否したのだ。

私の記憶では、楽しいはずの飲み会最中に、こんなやり取りがあった。

「帰りが自転車だったら飲んでもいいだろう。一杯だけでいい。上から勧められたら飲め」

「ここは呑んでおく場面だ。呑まなかったら男じゃない」

「酒を勧められたら飲まないと。特に上の人から法律かい問題じゃなくて」

「お前。結婚してるか、する予定があるのか……ない? だったら、そこにいるあいつの方が『上』の存在だよ。婚約者いるんだからな」

結婚できない人間は、お前みたいに人間性に問題があるやつが多いんだよ」

自転車から、酒が飲めない……? それはあくま法律上の話であって、そんなもん警察官だってわかってて見逃すよ。今だったらわからんが、当時だったら多分見つかっても、見逃してくれる。

それで、何度も何度も上の人間や先輩方に「酒を飲め」って言われてたけど、結局従わなかったんだよな。で、「お前は辞めろ!!」って怒鳴られてたけど、「労働者自由です」って返してたっけ。

私の年齢は言わないが、はてなユーザーの平均と同程度かと思われる。ただ、私よりずっと若い人、特に民間企業の人から見ると、飲み会中にこういう行動はおかしいだろって、わかってもらえると思ってる。



の子は、飲み会中はほぼ1人でゆったりしてたよ。たまに誰かに話を振られて、「うんうん」って相槌を打つのが基本だ。別にこんなのを視界に入れたくないが、席が近いので入ってしまう。姑息にも、自分は喋らないのに、周りと同化して喋ってるフリをしていた。特に、直属の上司が近くを歩いてる時はそうだった。飲み物を注がれるのを回避してるのだ。

せっかく臨時職員さん(民間でいうパートさん)が酒を注ぎにきても、そいつ烏龍茶を飲んでいて、「自分は呑めないんです」とかほざきやがる。全く別の会合があった時、そいつが実は酒飲みなのを見ている。

私は、こういう飲み会で苦心した人を何人も知ってる。例えば、ヤツと同じ職場の若手社員は、この飲み会運営するために必死こいてた。開催前は、いろんな先輩のところを公務中にもかかわらず廻って、おいしく飲める店を聞いていた。飲み会中は、男連中はグラスや酒を並べるとか、みんなの注文を取るとか、二次会の前にはタクシーや代行を呼んだりしてた。

女の子は、上の人間や年配社員の席に近くに行って、キャバ嬢並みとは言わないが、話相手になったりしてる。高校を出て就職したばかりの初々しい子も、内心ビビりながら、全員のところを周ってお酌をしたり、されたりしていた。

の子は運悪く、ちょっと下品なこと(男性ビール瓶を○○に見立て相手のグラスに酒を注ぐやつ)だってされたけれども、ニコニコしながら酒呑んでたよ。きっと嫌だったろうな。でも、みんな我慢してるのだ。私だって若い頃はそうだった。

一番悲哀があるのは臨時職員さんだ。昨日は、飲み会臨時職員さんが4人きてた。会費が正規職員の半分だから来てるのもあるけど、その4人はみんな、飲み会に参加している人全員のところを周ってお酌をしてたんだよな。もちろん、そいつのところにも行ってた。

なぜそんなことをするのかって、正規職員特に上司に嫌われると職場を追われるからだ。官公庁で働いている臨時職員人事権は、人事部署ではなく担当課にあるのである。そういう必死さが、悲哀がある。だがそいつは、「烏龍茶なんで~お酒呑めないんです~」と彼女からのお酌を断るために嘘をこいていた。マジでむかつく。氏ね

飲み会に非協力的なヤツは理解できない。みんなで盛り上がるのが普通だろう。普段人間関係だってさ、常にメンテナンスをし続けないと壊れてしまうだろう。飲み会はその一環なのだ。それがわかってない。人間は、生きてる限りは繋がらないといけないのに。

いや、ただ……唯一褒めるところがあるとすれば、奴は、自己紹介タイムの時は堂々としていた。「自分フツーに頑張ります!」みたいな感じで、めっちゃ堂々とした感じで、自分が正常な人間みたいに振る舞ってる。一応は笑いだって取っていた。意外なところでスマートボケて、全員の笑いを搔っ攫っていた。それを見てる人達が「おー」みたいな雰囲気になってる。錯覚なんだけどな。人を騙す天才である

結局そいつは、ほぼ手伝いをすることもなく、まったりと1人につき7千円のメニューを堪能していた。烏龍茶無限にグビグビ飲んで、二時間半の飲み会が終わると、上司の目を盗んでサーっと消えて行った。



あい自己中心的なヤツを見ると、マジで職場から消えてくれねーかな、と思う。ああいうのが年配になると、いわゆる老害職員になる。職場歴が長いからって、偉そうな顔をして職場で好き放題に自己ムーヴを取るのだ。

それで、若い子がそういう連中と接して、仕事が嫌になって、東京にあるイマドキな会社転職していくんだよな。これまで見た限りだと、大学高校事務職員とか、リクルート関係の分社とか、フリマアプリ会社とかだ。有能な職員が消えていくのは悲しい限りである

私は今、四十代だ。これを読んでいるあなたはどう感じただろうか。もしあなたが、会社飲み会に参加して数十年とかだったら、ぜひ感想を聞いてみたい。

正直、「頂き女子りりちゃん」に騙される側だからロマンス詐欺女に恐怖している

私は、ずーっと、勉強とか仕事とか趣味ばっかりで、録に恋愛とかしたことなかった。だから稼ぎだけは良い。その分趣味お金をつかってて。

けれども、恋愛に興味がないとか、結婚願望がないとかそういうわけではなかった。諦めていただけで。

から、たぶん、りりちゃんみたいな人が急に私の前に表われたらコロっと騙されると思う。

どうやったらりりちゃんに、騙されないかと考えてみた。まあ一言で言えば「夢」を見なければいい。

考えてみれば、他の多くの詐欺だってそうだ。簡単投資大金を稼げるだとか、簡単に痩せられるだとか。

そういうのを簡単に信じてしまバカにならなければいい。それだけなんだろう。

うまい話はない。たぶんそれはみんな分かっている。けれども、話のうまい人は簡単に夢を現実のように錯覚させる。

りりちゃんみたいな女性は、たぶん私のような男の心理を把握してこれまで一度も恋愛に上手くいったことがない人間に対して心をつかんで、惚れさせて、相思相愛だと思い込ませるのに長けているんだろう。そして、上手くお金を引き出させる。

正直言って、恐怖だ。恐怖でしかない。

私のように恋愛したことがない人にとって騙されない自信がまったくない。

そして、そうやって人間の心をもてあそんで、平気な顔して騙してくる女性がいることが怖い。

そして、もし騙されたらと思うと怖い。

本気だと思った相手が本気じゃなかったとき絶望感はどれほどなものだろうか。

そしてそのとき誰にも相談できないと私は思う。恥ずかしすぎて。

騙すほうが悪い。けれども、騙されるのは愚かだ。詐欺被害に合うのは自分が愚かだという証明になる。それも精神ダメージが大きい。

恋愛詐欺に合うとそういう自尊心は木っ端微塵に吹き飛ぶ。身の丈にあった恋愛をしてこなかった良い大人になれなかった野郎だって証明することになる。

私はもちろん良い大人だと思ってはないが、たぶんそういう恥ずかしさで誰にも相談できないだろう。

「夢みさせてもらったから良かったじゃないか」という人がいることに絶望する。たぶん「恋愛できなかったもの恋愛できる経験」ができたから良かったじゃないかと思っているんだろう。そして、「相手からも好きだと思ってた人がそうじゃなくて単にお金目的だった」ことを思い知る落差を想像できないんだろう。そういう意味でも、軽々しく人に言えたもんじゃないなと思った。

自分を守るために「そういう甘い話はないんだ」と言い聞かせるしかない。ああいうのは漫画ドラマアニメ世界だって

諦めるしかないんだと。

けれども、そう強く思っても、やっぱり騙されない自信が全くない。

「頂き女子」みたいなロマンス詐欺師がこの世からいなくなることを切に願うしかない。

すくなくともそういう巧妙な詐欺師が私の前に出現しないことを願う。

2024-04-25

anond:20240425193408

あなた自由意志だと思ってるもの錯覚です。

少なくとも量子より上のスケールでは世界計算式で表現可能法則相互演繹しあって動いています

生きづらい哀れなオス

29歳男性のこじらせ日記。よかったら読んでって。


直近こじらせたきっかけは多分2つ。

1つめは大学来の親友結婚報告を受けたこと。

2つめは飲み会の場で男も女も下心丸出しで異性にべたついているのを見て、なんかいろいろ気持ち悪く見えてしまたこと。


それぞれのきっかけと自分精神状態思考方法思想、そういったものを絡めながら言語化していく。


大学来の親友結婚した。彼がもうすぐ結婚するであろうことは、なんとなく察していた。

洗面所にはずっと歯ブラシが2本あったから、半同棲をしていたんだと思う。

そいつ彼女いるかは聞いたことがなかった。そもそも自分は、友人に恋人がいるのか聞くことが割と苦手だ。

から聞かなかったけど、長いこと付き合っている風だし、もうすぐ結婚すると思っていた。


先週あたりにその連絡がきた。普通にしかったし、本当にめでたいことだと思った。

ただ、恋人がいない自分のことをやはりネガティブに捉えてしまう。「結婚」というワードは、いまだに自分に対して大けがを負わすらしい。


匿名で書き込んでいるか説明しておくと、私は一昨年末離婚している。当時27歳だった。

1年保たずに空中分解した自身の情けなさに対して、当時は大いに病んだ。

そこから恋人はいない。結婚願望が自分の中にあるのかは正直分からない。


ただ自分あさましいというか、自分が叶えられなかった幸せ他者が、それも境遇が近いような人が掴もうとするその姿を、100%の祝福で見ることができない。

どうしても羨望とか嫉妬とか、そういう感情コンタミする。それに端を発し、また自己否定フェーズに入る。


我々はそれなりにいい大学卒業した。もっと自分留年して学部卒、友人は修士卒なんだけど。

学歴至上主義否定できない現代日本で、母校の新卒カード結構な効力を持っていることを、今なら知っている。

ただ当時はすべてがアホらしかった。ガクチカとか資格とかTOEICとか。自分は専門を活かしつつ、会社雰囲気が良い小企業入社した。

社内環境には本当に不満はない。同世代の全国平均以上の給料ももらえているし、友人と飲みに行ったり遊びに行ったりするくらいの余裕はある。恵まれている自覚はある。

ただやはり、新卒カードを上手に切った同級生たちは、名だたる大企業就職して、それなりに稼いでいる。

経済的に羨ましいとは思うが、努力した彼らとそうでない自分の差を無視し、一方的に羨望することはお門違いだと承知している。だから他人を呪ったりはしていない。

ただ、自分生き方の下手さにほとほと愛想が尽きて泣きたくなる。

社会人になってからは、老後とかも見越した資産運用を始めたりしたが、学生の頃は本当に刹那的に生きていたと思う。その結果を今になってまざまざと見せつけられているに過ぎない。生きるのが下手くそすぎる。


からそうだ。

第一子として生まれて、親との喧嘩も何度もしてきた。言葉を文面通りしか捉えられないような節があることも自覚している。愛想のよい会話も苦手で、可愛げがないと何度言われたことか。

弟はそのあたり非常にうまくやっている。ユーモア大人を笑わせ、親が望むような労いの言葉を見逃さずにかける。そういうのを見るたび、やるせなさが募る。


幸い、頭だけは良かった。特に物事法則性を見出す能力に優れていると思う。まあ、自分より優れた人間なんて掃いて捨てるほどいるんだけどさ。

から勉強には困らなかった。自分の身の丈に合った環境に身を置くことが幸福につながると信じていたから、特に苦労しないで入れる高校大学に進学した。

そこで出会う友人たちは、どことな自分と同じところがあった。頭のデキとか、公立故の家庭環境とか。そんなに大差ない半生を送ってきたんだろうなって。


ただ、社会進出孤独だ。それまでの半生の判決が下されるような感覚

特に何もなさなかった自分と彼らの差は、いったいどこで決定的になったのだろう。

俺は知らなかったんだ。そんな判決が下る日が来るってことを。

頭がいい友人はみんな気が付いていた、早い奴は高校生のころから気付いていたと思う。そのあたりは、本当に馬鹿だなって今でも思う。


自分にもポテンシャルはあったはずなんだけど、どこで失ってしまったのか、または持っていると錯覚していただけなのか…。そんなことを考えて少し病んだ。

まあ、優秀な同級生自分の対比はよくやってる内省テーマから、大きくこじらせることはないはずなんだけど。





続けて、先日の飲み会の話。

その飲み会には酒癖が悪い女の子が来ることになっていた。みんなそのことを知っている。

酔っぱらうと、男との物理的な距離ゼロになる。

自分飲み会の前までは、隣にその子が来てベタベタされたらラッキーくらいには正直思っていた。

ただ席が割と離れたので、なんとなくその子の周りを見ていた。


案の定、男が寄って行った。男がトイレ等で席を立つたび、他の男が代わる代わるやって来た。

それが素直にきしょいと思った。彼らと同じことを考えていた自分もきしょいと思った。

どいつもこいつも、「自分は介抱しているだけで、下心なんてありませんよ」みたいな顔して近づいていく。なんかそれが無理だった。

もうおっぱい揉んだりキスしたりしろよ。その方が素直だよ。もっときしょいけど。

自分よりイケてない(と自分勝手に思ってる)やつが、その子イチャイチャしてるのを見て、なんか正解が分からなくなった。恋愛とか人生とか、そういうのの正解。


の子彼氏いるんだけど、なぜこんな行動がとれるのか。

たまたま先日開いたまとめサイトで、「外国人日本人の女をスケベだと認識している」というレスを読んだ。

この女もスケベか。じゃあこのスケベ女にも相手にされない俺はもう終わってますね??(謎理論

自分は、女は淑やかであるべき、みたいな思想を持っている。割と封建的昭和チックな価値観を持っていると自覚している。

からこそだらしない女を見てるとウザイなと思う反面、「ヤレそう(ヤレない)」とも思うし、その自己矛盾気持ち悪いし、そこに群がる男もきもい


うーーーーーん、わからん。べつにその特定個人から好意を持たれたいわけじゃない。


他にも夫子持ちの既婚女性が叫んでたり、恋人がいる男女がなんか楽し気に盛り上がっている様を見ながら、理性とか本能ってなんだろう…と一人沈んでいた。

なんか矢印がいっぱい見えちゃって非常に疲れた。という話。








最近は金の事ばかり考えている。なぜか。

やはりモテる男は顔がいいか金を持っていると思うので。

ならば自分モテたいのか?自分の性欲を直視するのが気持ち悪くて、そのあたりは考えないようにしている。でもこれを直視しないといけない。


モテたい。もっというとセフレが欲しい。

離婚してから性風俗以外で性行為をしていないが、セックス普通に好きなので。

自分セックスに対するコンプレックスもあるが、最終的にヤリたいに帰着する気がする。


恋人とか新婚夫婦って、ほぼ確実にセックスしてるじゃないですか。

死ぬほど羨ましい。そういう愛の確認がしたい。愛がなくてもいいけど。

同棲してます」は、「昨日もセックスしました、今夜もします」にしか聞こえないし、

結婚します」は、「今までいっぱいセックスしました」にしか聞こえないし、

子供が生まれました」は「NNしました」にしか聞こえない。


おかしくなるって。いやもうなってる。なってるからこう聞こえてるんだって

どこでこんなにこじらせた??????

男子中学生レベル100か???

男子中学生男子高校生も、ここまで人生観やライフステージ愛について解像度は高くないと思う。

からこの拗らせ方は、セックスコンプレックスを持った哀れなオス特有のものでは。


風俗行けや」と思われるかもしれないが、安い店はそれなりの嬢しかいないし、それなりに高い店は経済的に厳しい。

からこそ、セフレを作って性的にも経済的にも得をしたいと考えてるんだけど、これは異常者の発想なのだろうか。


言語化しなくても気が付いている自分本心直視するのが本当につらいんだ。なんやこのバケモン。

から漠然と「モテたい」と、万人にも分かる言葉で言い直す。


色々努力したつもりなんだ。

元嫁にはそういった「努力」が足りなかったから見放された節があることも分かっている。

そのへんの1000円カットからカットパーマで15000円する美容院鞍替えした。

眉毛の処理は欠かさずするようになった。

爪磨きを買って爪を磨くようになった。

風呂上りには化粧水とか美容液を付けるようになった。


こういうのを当たり前にできる人もいるんだろうけど、自分はできていなかった。だから努力の一歩目を踏み出した。

ただまあモテない。顔が悪いか会話が壊滅的に下手か金がないか。まあ全部か。

結局、自分でもコンプレックスがある金にとりあえず行き着く。


マッチングアプリモテてる男を見てみると、盛ってるのかどうか知らんが、同年齢の連中は軒並み年収1000万を超えている。勝てないって。

女さんサイドもなんでそんな男がアプリやってるのか考えろよ。よほどの異常者かヤリモクの二択だぞ。

ヤリたいなら知らん。マザーファ●カー。


…で、ごく平均的で顔にも金にも取り柄のない自分は、埋もれていくしかない。

自分が好きになるような同年代女性の大半には彼氏がいる。

正直この歳で彼氏がいない女は、別れた直後かよっぽどヤバいしかいない思っている。

からこそ、自分はよっぽどヤバい奴だという論が成立して萎える。

そしてそのヤバさを自覚できていないから、方向性修正仕様がない。

もしくは高望みしすぎか。





学もある。職もある。顔も終わってない(はず)。

ただこの普通過ぎる男でも、「つまらない」という理由で、加熱した恋愛市場では全く相手にされない。狂ってないか???

というか、自分モテなさを棄却しようと色々論じてるのが情けなさすぎる。

なんのために「努力」してきたのかもも分からん。ぶつかりおじさんになった方が幸せである


弱者男性言動思想を追っているうちに、えっげつないエコーチェンバー引き起こして、思想汚染されている自覚もあるが、生きづら過ぎる。

自分の性欲が本当にノイズしょうがない。ヤリたいのにヤレない哀れなオスでいることが精神的にきつすぎる。

去勢したら楽になれるのか。ただ、生命活動の一端をそこで止めてしまうことのリスクがあまりにも大きいことも確かだろう。

なんかもう詰んでね?


追記

書き方が悪かったせいで、自分と学友のBLを想起する人が少なからずいたため、該当箇所を修正しました。

ブクマコメント言及の中で、特に結婚離婚の話が薄いみたいに言われていたが、確かに離婚の話は自分コンプレックスであって、それはそれで大いに病んでメンクリにも通った。

ただその話は今回の題意にはそぐわないと思っているし、破局原因をすべて言語化することを拒んでいる自分がいることも自覚している。

から離婚の細かい話について、ここで掘り下げて共有するつもりはない。

勝手な推測でグチグチ言われるのは心地いいものではないが、それも匿名性のある意味よさだと思うので、やめてくれとも言わないけど。

それから、一部「本心全然書かれていない」的な意見散見された。

これが本当に分からない。自分でぐちゃぐちゃ書かれていることをなるべくゲロ吐いたつもりだったんだけど、本心ってなんだ。

自分軸で生きてるか他人軸で生きてるか的な論?かと考えたけど、そういう話?

まあ壊滅的に他人軸で生きている自覚はあるよ。

そもそも人間は少なから他人から評価を優先して生きてるっぽいですよ(ソースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000030921.html


いくつもあった励ましとか、匿名性ゆえの叫び評価してくれた人には改めて感謝を。

みんなの言語能力が高くてちょっとビビる読書量の差を感じた。

書くことでストレス発散できることを知ってるからぶつけてみた。だから今日は割と元気。

今日も無害な市民を演じて生きています

2024-04-24

anond:20240424230402

錯覚なんだけど

 

10万円が10万円のままだからiPh〇neが値上がりして買えなくなるなーって思うのと

証券会社あなた資産150000円です表記をみてニヤニヤしながらこれを売ればiPhoneいつでも買えるって高揚感が

 

日本企業の株15万円が10万円に暴落するのと違っ て株価自体はかわらないのに

 

100000円になってこれを売っても買えなくなるって多分心理的にだいぶ違うんじゃないか

田舎にいるとグローバル化が進んでいないかのような錯覚に陥る 実際は輸入品が多くてほぼ輸入品なんだけれど外資系チェーンの小売がなさすぎてそういう錯覚が出てくる マクドKFCすらない

2024-04-23

球場臭すぎ問題

カードゲーム好きな奴と電車好きな奴、いわゆるチー牛っぽい奴は臭いという説が世に定着しつつあるが

野球好きな奴も臭いということを私は訴えたい

ここで言う「野球好きな奴」とは、ただ野球が好きで趣味として球場に観に来ているという人のことではない

いわゆる野球オタク(≒なんj民)のことを指している

具体的にどんな感じの人がいるのか?

外野席に来れば分かる。

臭いから

マジで臭いカードゲームショップかここは?と試合中に錯覚するほど臭い

内野席は家族連れやライトファンが多いのでそうでもない。しか外野席は本当に臭い臭い人がいる上に熱気が凄い+座席が狭いので本当に臭い

球場ではお酒を飲んでいる人が多いので、隣の人が酒臭いのはもうしょうがない。

自分が飲んでいるときもあるだろうし、お互い様から

臭いのもまあしょうがない。夏場はめちゃくちゃ暑いし、座っているだけで汗をかく。しょうがない。

でも臭い人が隣にきたときの臭さはそういうレベルじゃない

汗とか酒とかそういう分かりやすい臭さじゃない。近くに来た瞬間に「くっさ!!!何の臭いこれ!?」となるレベルの臭さ。

私も野球好きだが、せいぜい年に数回しか試合を観に行かない。

しかし、臭いと感じることが異常に多い。ほぼ毎回「なんか臭かったな…」と思いながら帰っている。

友達と行った時も毎回臭い。「めっちゃ臭かったなwww」と笑いながら帰ったことも何度かある。

もう何年もそうだし、友達も似たようなことを言っている。

やっぱ球場臭いんじゃないか?換気が悪いせいもあるけど。

においに無頓着な人(もしくはどう頑張っても臭くなる人)は野球に引き寄せられるのかもしれない。

野球部が臭いと言っているわけじゃない 野球を見るのが好きな人臭いことが多いと言っている)


というわけで、野球観に行く人はせめて風呂には入ろう。

もうどう頑張っても臭いときは仕方がない。球場に来るなとは言わない。

でも風呂ぐらいは入ろう。服は定期的に洗おう。

横に臭い人が来たとき絶望感が凄いんだ。

えっ9回までこれ我慢しないといけないの?もう当日券ないよ、席変われないよ。

内心冷や汗をかきながら応援してるんだ。

みんな、においには気を付けよう。

ロマンティックじゃない?って言われた

【アロマンティック=恋愛感情を抱かない人のこと】

アラサーオタク

微妙トキメキとかわからんなと思ってたのが

この前知人に「アロマンティックじゃない?」と言われた。

恋愛感情って、性欲と執着のことだと思ってたんだけど、どうやら違うっぽい?

性欲があるのに恋愛がわからないって

なんだかすごく不誠実で薄情な感じがする。

少女漫画ちょっと苦手。BLは好き。

(BLには性欲と執着を描いたものも多いので楽しい。)

友達の延長や、家族愛尊敬の延長で

相手を尊ぶ事のほうが、私にはしっくりくる。

恋愛感情ってそもそも何?と思い

恋愛感情】とされているものの有無を考えてみる。

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相手のことを逐一知りたい

→ない。その日何食べたとか自撮りとか、好きだよとか会いたいとか言われると、「この人恋愛している自分に酔っているようで気持ち悪いな」と感じる。

できれば放っておいて欲しい。

独占欲

→他の人と二人きりで会わないでほしい≒

身体関係を持たないでほしいという気持ちはある。

不貞倫理的に道を踏み外しているし

舐められている、軽んじられている気がするから

性病うつされるかもしれないから。

私以外の人を好きにならないでね、はあまり思わない。

人の気持ちは変わるものだし、もしそうなったらお別れしようねという気持ち

仕方ない。さようなら

もっと一緒にいたい

→盛り上がった飲み会や打ち合わせの後のような

「話し足りないからもう一件いこ!」はある。

あとは性欲に基づく「この後ホテルに行きたい」もある。

何も話さないし何もしないのにもっと一緒にいたい、はない。時間無駄

相手を思うとドキドキする、ずっと相手のことを考える

→ない。会ってる時は楽しい友達家族のことを考える頻度に同じ。

セックスの時は心拍数が上がる。

相手自分理解してほしい、わかってあげたい

→あまりない。私は私であなたあなた他人

でもなるべく、価値観の違いで不必要相手を傷つけたくはないので、伝え方には気をつけようと思う。無駄な争いは避けたい。

相手特別になりたい

→できればなりたい…かも?

友達関係でも、相手にとって親友枠だとちょっと嬉しい。

でも特別すぎると重い。2番目の親友くらいでいい。

恋人という枠は特に頑張らなくても

比較特別存在になれたと錯覚やすいので良い。

そして恋人って親友より重すぎない。

別れたら一生会わないし。

・手を繋いだり、キスハグがしたいか

→したい。しかしこれはトキメキというより性欲に基づいたものでは。

相手の事を深く知りたい

あんまりない。

知らなくてもいいことの方が多いと思うから

知りすぎても知られすぎても、なんか冷めちゃう

性的魅力が半減する。


〈補足〉

恋人が欲しい理由

①定期的にセックスができる。

②一応マナーとして見た目を気にするようになる。身綺麗にしていない自分では恋愛市場勝負にならないから。

③誰かの「その時の一番」になった充実感がある。

④「恋人がいる自分」に安心できる。

セフレワンナイトではダメなのか?

セフレがいるオタク女」になるのが嫌。(見た目がよければ様になるだろうが、私はそうではない)

「長く付き合った恋人がいる女」、の方が客観的に見て愛嬌があって可愛い気がする。

ワンナイトは毎回初対面というのが面倒。

あと単純に性病リスクが高い。

セフレワンナイトをするようなタイプ人間が好みではない。

社会規範の内側にいるのが好き。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

これって恋をわかってない?

私のような人間はアロマンティックというもの

分類されるのだろうか。

違ったら教えてください。

ただ薄情なだけだろうか。

皆どんなふうに恋してるの?



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【2024/4/25/00:16追記

何気ない呟きにたくさんのコメントありがとうございます

皆ひとりひとり違うのだから、むやみにカテゴライズしなくてもいいのかもしれませんね。

ロマでも、コメントにあったようにASDだとしても、

現状それで困っていないのなら/他の人を困らせていないのだとしたら、

このままで良いのかもな。

ASD特性の方は、何か支障が出てきたら病院に行ってみるけど

今は楽しく生きているので様子を見てみます

自分楽しいだけで周りに支障が出ていたらどうしよう)

割と自分と似たようなスタンスの人と

お付き合いをさせていただいているので

ありがたいことですね。大切にします。

また、自分のこういった思考が私と関わる誰かを

傷つけているかもしれないと思い至るいい機会でした!🙇

友達や、家族や、恋人幸せだと嬉しいし

悲しい目に遭わないでほしい、

この世が辛いものだと感じないでほしい、

とは勝手に思っているのでこれが私の愛情と思うことにします。

でも相手幸せにしたいとかは、幸せってその人の主観なので

自分にはどうにもならない所に私が干渉しようとするのはちょっと怖いです。

コメントにあった、【何かをしてあげたいというのが愛】というのは確かに

友達が好きな香りや色のコスメがあったら、その子プレゼントしたい」はあります

「あげたいけど、私が勝手にそう思っているだけであの子は貰ってもうれしくないかな」

と一瞬思い、結局あげることが多いです。

これは、エゴであり愛なのですね。

(という定義すら、決め切らなくてもいいのかもですね)

肯定してくれた方々もありがとうございます

似たような方がいて嬉しいです。

2024-04-22

anond:20240422223531

ネット上で政治的表明をする人間は少数派で異端やで

自分たち多数派だと思うのも、自分たち意見はまだ広く知られていないが認知されれば必ず共感されると確信するのも、錯覚というもんや

anond:20240422195759

男は男に抱かれないといつ錯覚した?

男に生まれた悦びをまだ知らないようだな

ネットを通して多様な意見を知って

偏見が少なくなる、なんてことを昔の人は思っていたわけだけど、現実は異なっているように思えてしまう。

ここなんかでも過剰なフェミについてや今の時代女尊男卑なんて声高々に叫ぶわけだけど、現実にはそんな状況は希だし、たいていの人は常識人で、他人に思いやりがあり、付き合ってみるといい人だ。

何を当たり前のこと言ってんだ、と思うかもしれないが、こうした当たり前を当然のことだから無視しているのかそれとも本当に知らないのかの判断が難しいような書き込みはなんだかんだで散見され、そういったものを見かける度にもやもやする。

ブルーハーツが歌っていたようにこの世は「いいやつばかりじゃないけど、悪いやつばかりでもない」。

普通に考えれば不満がないときはそのまま流すので、熱意のある書き込みというのはある程度の怨恨を挟むものであり、そういった熱意に引き寄せられてそうした書き込みを生き生きしたものに感じ、そうなのかと深く納得する。

たいていの人はそれが非常識であり世間の非日常であることは分かってる。でもごく稀にそれが世間日常だと錯覚してしまう人がいる。

それはすごくもったいないことだし、無為に世を恐れるきっかけとなってしまっては悲しい。

からそういった人にはホットミルクでも奢って、諭すように教えてあげたい。

世間は、暖かいものなんだよと。

奪われたものを取り返すぞ

若い日々を自己肯定感低く過ごし、機会を逸し続けてきた。「あいつらのせいで」とは今さら思わないが、失った青春を取り戻そうと無理をしてきたところ、数年前にその全てが祟りパートナー仕事上の立場人間関係を失った。しかし、休職期間を経て再起を誓い、丁寧な努力を積み重ね、半年くらい前には何もかもがうまくいき、全てを手に入れたような錯覚を覚えていた。ところが、人間関係ミスがあり、再び全てを破壊し尽くされた。もう奮起できない。今後は頑張っても過去の失敗に足を引っ張ら続けるのだろう。希望のある人生はここで終了。もうだめだ。

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