はてなキーワード: 郵政選挙とは
それは、「政府が無駄が多い、非効率だ」というケインズ主義批判に遡る。
だいぶ昔はご存知江戸幕府のようないい王様による治世が良いという考えだった。
それに対して、自由に活動するのが良いという自由主義が生まれて置き換わった。
自由主義の元だと1920年台の恐慌とその後の不況に対処できなかった。
また、政府は競争主義も働かない非効率なものなので、無駄なものが多いと言われていた。あと、ケインズ主義の累進課税は金持ちは嫌っていた。
なので、1970年台のオイルショックを元にケインズ主義批判が起き、新自由主義への転換が起きた。
自民は中曽根、橋本龍太郎、小泉純一郎あたりが新自由主義で突き進んでいた。だが、民主党も新自由主義で、政府の無駄をなくそう、ということで、同じだった。
ただ、もう民主党になる頃には政府の無駄というものもなくなってた。特定財源というのも批判されていた。これは特定用途に特別に税金をとっての事だったが、
けども、フラット税制かはやめない。法人税、累進所得税を下げたい。ということで消費税を上げた。
ケインズ主義者は小泉の郵政選挙あたりで放逐された。2大政党が共に新自由主義で固まってる状況だった。
なお、法人税については、法人税下げの時に企業の資金過不足統計で一気に資金余剰側に触れてるので、いかに貯めこみに回ったのかがわかる。
統計学的には、有権者=国民の半分の6200万人の偏差値は50以下ということになるのだ(投票権のない子供を含むので大雑把に)。
偏差値は正規分布の曲線を描くので、有権者の半分は50以下、半分は50以上である。
偏差値50以下の連中が、投票権という形で政治参加すること、しかもそれが有権者全体の半数を占めていること自体異常ではないか。
毎日通勤電車で東京に本社機能のある大企業のオフィスに働きに行く人間と、休日になるとワンボックスカーで地元のイオンに乗りつける人間が、同じ一票を持っている。
私たちはこれを当たり前だと思っているけど、冷静になると、やっぱりおかしい。
よく政治家が収賄やセクハラで不祥事を起こすと、その政治家自身も当然批判されるけど、「そんな政治家に投票した有権者が悪い」という批判も同じくらい上がる。
私自身も、2005年8月の郵政選挙では自民党に投票し、2009年9月の総選挙では民主党に投票した人間なので、あまり他人のことは言えないのだけど。
有権者が政治家を選んで政治を進めるというのは幻想で、実際に政治・行政を進めるのは官僚であり、政治家の権力チェックを行うのはメディアであり、国民は関係ないのかもしれないんだけど。
言うほど自民党は近年の選挙の度に支持を減らしているのかどうか、衆議院選挙での得票数と得票率を見てみましょう。
第43回:小泉政権が誕生した選挙 44回:いわゆる郵政選挙 45回:民主党が勝った選挙 46回:第2次安倍政権が誕生した選挙 47回:この前の消費税選挙
第何回→ | 43回 | 44回 | 45回 | 46回 | 47回 |
---|---|---|---|---|---|
投票率 | 59.81 | 67.46 | 69.27 | 59.32 | 52.66 |
自民 | 2066 | 2589 | 1881 | 1662 | 1766 |
(得票率) | 34.96 | 38.18 | 26.73 | 27.62 | 37.63 |
公明 | 873 | 899 | 805 | 712 | 731 |
(得票率) | 14.78 | 13.25 | 11.45 | 11.83 | 13.71 |
民主 | 2210 | 2104 | 2984 | 963 | 978 |
(得票率) | 37.39 | 31.02 | 42.41 | 16.00 | 18.33 |
共産 | 459 | 492 | 494 | 369 | 606 |
(得票率) | 7.76 | 7.25 | 7.03 | 6.13 | 11.73 |
みんな | 0 | 0 | 301 | 525 | 0 |
(得票率) | 0 | 0 | 4.27 | 8.72 | 0 |
維新 | 0 | 0 | 0 | 1226 | 838 |
(得票率) | 0 | 0 | 0 | 20.38 | 15.72 |
というわけで、表を見て俺が思ったことは。
・公明党は流石に安定している。
・小泉政権が誕生したのは小選挙区比例代表並立制のおかげ(註:第43回衆院選で、小選挙区の得票は自民>民主)だが、むしろこの頃は「小選挙区は自民、比例は民主」という投票行動を取る中道層が多かったのではないか。
・郵政選挙以来、風の吹いた側が圧勝しているように見える。が、実は第46回衆院選で自民は圧倒的に勝っているわけではなくむしろ維新やみんなの分立に助けられた感が強い。
・第46回衆院選で維新やみんなに投票した人は、第47回選挙では約半数が継続して維新に投票し、100万人ほどが自民支持に流れ、民主支持にはほとんど流れず、700万人ほどが棄権した(結果投票率が下がった)
んー。なんというか。わかりやすくしようというのはわかるんだけど、それゆえにどうしてもすきになれない。描かれているすべてが既知すぎる。ワクワクしない。
「わかってること」を繰り返し説明してるだけのように思うし、単純戯画化がすぎる気がする。
実際の日本と違って直接民主選挙やってたり中抜き構造になってるから単純比較するのは間違いなのもわかってるけどそれにしても、国家というものを描くにしてはチープすぎる印象がある。ネットの、しかもかなりレベルの低い層の描写を国家全体として描いているような気がしてどうも気分が良くない。 いろんな要素入れようとしてすべての描写がどれもスッカスカになってる感じがする。
5話の感想で「郵政選挙の頃まで時代が逆行しちゃってるけど、ここから新しい話作れるの?」と書いた。あまりにも郵政選挙まんま過ぎて、こいつら新しい何かを提示するつもりがあるのか?ってげんなりした。今何年だとおもってんの。この作品を作ってる人たちは、あのあたりに元凶があると思ってたりとか、今もあの頃も全然変わってなくて、あの事件が象徴だと思ってるのか、そのあたりも未だによくわからない。
クラウズの問題点もさ、こんなにリスクでかすぎるものをいきなり国家のシステムとして取り入れるとか菅山首相はアホかという話は1期が終わった時に散々文句言った。そのリスクの顕在化というか、当然のように起きると予測された反動を延々と9話まで描いてきてるわけだけど、それって話が全く先に進んでる感じがしないじゃないですか。
1期っていろんな問題を踏まえつつ、それでも信頼や情報公開を武器とするとして前に進もう、未来の可能性を考えようという信念が感じられたからワクワクしてたのに2期になって話はひたすらに後退していってる。1期終了時点から当然のように想定できたことが想定通りに起きてるだけ。 こんな既知の問題の説明だけ丁寧にやられても、それだけなら教科書読んでる方がよっぽど情報量多いし、正確だしで楽しいよ。 これは教育アニメじゃないんだから、アニメにしか描けないことをやってほしい。エンタメとして、何かワクワクさせてくれる要素がほしい。未知のなにかが欲しい。
443 ソーゾー君 [] 2014/08/15(金) 21:48:01 ID:pX/U.cOY Be:
北朝鮮の目的は国交正常化=国益だから莫大な慰謝料=支援が貰えるなら
国交正常化が前回と同じで口約束で後に反故にされても金が貰えるなら前回よりまし・・
北朝鮮政府がどう判断するかだ・・前回のように目先の利益で行って僅かばかりの金を手にするか?
先を見越してガッツリ交渉して日本政府が逃げられないようにするか?
どう判断するかな?
先の平壌会議の日本政府の手のひら返しで日本政府が日本国民の国益なんか何一つ考えてないのが解ったと思う。
そりゃそうだわなw原発再稼働と消費税のさらに増税を成しあげなきゃならんからなw
北朝鮮が目先の利益を望まず未来を望めば日本国民に未来が開ける。
日本政府は数十兆~数百兆ぐらいは積むと思うから目先の利益と判断できねーわな・・
「日本政府が数十兆~数百兆円を北朝鮮に渡して拉致を認めさせて解決」
↑これで解決と言えるのかねぇ・・でもこれで行くんだろうな・・
消費税をさらに増税して原発を再稼働しなきゃならんからこれぐらいはやるだろうな・・
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1388615873/
443 ソーゾー君 [] 2014/08/15(金) 21:48:01 ID:pX/U.cOY Be:
手のひら返しで「消費税を増税して、8じゃ足らん!10%にせにゃならん!」と言って
おまけに原発推進派になってるから選挙対策は拉致しかないわなw
原発ネタも消費税ネタも次の選挙はタブーw拉致ネタ一色にして選挙に突入する計画だろう。
拉致ネタを求心力にして原発推進派と消費税増税を正当化させる計画だろう。
なんか大きなパフォーマンスをやらかす気だろう。
日本政府=自民党の拉致の解決ではないからな・・小泉見りゃ解るわなw
日本政府=自民党の目的は「原発再稼働」と「消費税さらに増税」だろ?
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1388615873/
東京都港区のホテルに設けられた民主党の開票センター。立候補者の名前が書かれたボードが用意されたが、あまりの惨敗からか、当選者名の横にバラの造花を付けるセレモニーは見送られた。
幹部らは代わる代わる壇上に上り、テレビの中継に臨んだが、政権交代の熱気に包まれた前回とは異なり、疲れは隠せなかった。細野豪志政調会長は代表選に質問が及ぶと「個人でどうこうというレベルではない」と厳しい表情。輿石東幹事長は会見で口を真一文字に結んだ。午後11時20分には、野田佳彦首相が会見し「痛恨の極み」と代表辞任を表明。その後は予定されていた幹部のテレビ出演もキャンセルされ、カメラが次々に撤去された。【長谷川豊】
前半太字部分、苦戦を知りながらも投票したり立候補した人達に対してこれほど失礼な事って無いと思うんだよね。
当選者にとって、自分の名前の横に飾られるバラの花は最も待ち望んだ光景だったはずなのに、みっともないからやめます、じゃああんまりだよ。
後半太字部分、敗北する自分達の姿をカメラから遠ざけようとするのも、端から見れば「しっぽを巻いて逃げた」としか受け取られない。
惨めな姿を敢えて晒し、歯を食いしばって捲土重来を期する、という事が出来ない。
思えば民主党政権はこの三年間、一事が万事こんな調子だったし、だからこそいざ政権与党になった直後、郵政選挙よりも無様な姿を晒す羽目になったんだろう。
千葉4区は、イコール、船橋市であり、人口は約61万人、有権者数はだいたい48万人です。ここしばらく、一票の価値が最も軽い選挙区として知られています。本当ならば船橋市から2名、代議士を送り出してもいいはずなんですね。解散ギリギリに「ゼロ増5減」の衆議院の一票の格差是正に手を付けた野田首相にとっては、まさしく自分の選挙区のことなので、他人事ではありません。ただ、いかにも朴訥な野田先輩らしいなあと思うのは、定数を増やすことをあくまで拒否して、削減に拘ったところですね。衆議院の定数は現在480議席ですが、一番多い時で511議席だったので、それから比べれば5議席くらいは増やしてもなんというほどのことでもない。議席が純増すれば、当然、船橋市には2議席が与えられますので、船橋を地盤にする野田首相にとっては有利なんですよ。
有利なんですけど、議席を増やすのではなく、減らす方向で一票の格差を是正しようとしています。そうなれば船橋市は議席は増えなくて、たぶん鳥取とかあのへんの議席が減るんでしょう。地味に、自分の利益を度外視して、「国民に負担を求める以上、政治家は身を切るべきだ」という信念を実行しています。
私は有権者として、船橋市民として、高校の後輩として、野田さんをずっと見てきていますけど、いかにもそういうところがある人です。青っぽいと言えばそうなんですが、野田さんが選挙に強いというのは、何も駅前で挨拶しているからだけではありません。そういう活動を通して、たくさんの市民が野田さんのお人柄に触れて、とにかく信用されているからです。
民主党への逆風が吹く中、選挙予想屋は野田さんも案外厳しいのではないかと言っていますが、私は順調に野田さんが圧勝するだろうと思っています。
船橋市では、小泉郵政選挙の時に、比例復活で当選した自民党の元職・藤田幹雄さん(武部勤元自民党幹事長の息子の妻の兄です)が出て、新党未来から、というよりも小沢ガールズとして、埼玉から鞍替えした、スペランカー三宅雪子さんが出ます。あと共産党の女性候補。
三宅さんが船橋市から出るなんて、ちょっと悪い冗談ですよね。この3年の民主党政権のていたらくにはむろん、船橋市でも批判はあるのですが、鳩山さんや小沢さんへの怒りはあっても、野田さんは火中の栗を拾っただけとみている人が多いようです。もともと左翼が強い地域ではあるので、野田さんの優位は動かないでしょう。
藤田さんがぎりぎり比例復活になるかどうか、他の選挙区では自民党が強いので、比例枠に余裕が出て、たぶん藤田さんも比例復活するでしょう。そうすれば船橋市からは代議士が2名出ることになって、一票の価値が低いなりにまずまず、船橋市民としては満足のいく結果になるでしょう。
こちらの記事に次のようなことが載っていた
橋下徹の良さを説明できない橋下支持者
http://h.hatena.ne.jp/shigeto2006/243603298512464724
もう一つ気になったのは、橋下支持者のコメントの多くが「橋本」と誤記しているのですね。自らが支持している政治家の名前も正しく書けないというのは理解に苦しむことですが(※)、つまり、彼らの橋下に対する理解というのはその程度のものということでしょう。彼らは橋下を正しく理解していないがゆえに橋下を支持する。むしろ、橋下をよく理解している人間のほうが橋下を批判しているのだから皮肉なものです。
「ほんまかいな?」ってことでこちらのブクマから支持派、反対派それぞれの「橋本」の表記回数を調べてみた。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111127-OYT1T00554.htm
結果。
橋下支持派 6人
橋下反対派 1人
「橋下徹の良さを説明できない橋下支持者」。これは全くその通りで、「大阪都構想」が何たるかもわかっていないし、彼がどういう政治を大阪で行おうとしているかもわからない。
ただ、
「大阪をよくしてくれる」
「既得権益層を追い出してくれる」
「老害を排除してくれる」
だが、彼の正体は、財界を中心とする、今よりもさら巨大な既得権益層が大阪に喰らいつくための為政者だ。彼はこれから、バスと地下鉄の民営化をし、ありとあらゆるサービスの民営化、コストカットを行っていくらしい。これはまさに小泉改革でやったことと同じだ。思い返せば、郵政選挙の時も 小泉派は「既得権益層をぶっ潰す」と国民に宣った。その時、報われない若年層、中年層を中心として「既得権益排除」が叫ばれ 小泉一派に票が集中した。その後の政治で、格差は急拡大し、多くの日本固有の資産が外資に奪われることになった。
彼は高校の先輩にあたるが、面識はない。ただ、駅頭によく立っていたことは覚えている。
一度落選したことがあるせいか、ある程度、知名度をあげてからも駅頭挨拶をかれはよくしていた。2005年の総選挙では首都圏の民主党は壊滅的な打撃を受けたが、南関東で小選挙区の議席を守ったのは武蔵野市の菅直人と船橋市の野田佳彦だけだった。結局、選挙に弱い政治家には指導者としての説得力が欠ける。彼が急速に民主党内で頭角を現したのはあの小泉郵政選挙を経て生き残ったからだろう。
私が普段利用している駅は船橋市と習志野市の境にあり、政治家はよく駅頭に立っているが、国会議員で野田ほど、頻繁に見かける人は他にいない。習志野市は例の堀江メール問題で自殺することになる故・永田寿康の選挙区だったが、彼なんかはまったく見かけることはなかった。
船橋市にあっては野田は県船の卒業生で、一見、学縁があるように見えるけれども、もともと船橋の人間ではないため、後援会活動もそれほど活発とは言えない。野田が持っている選挙の強さは地道に市民に語りかけてきた結果である。東京から1時間かからないという地の利があるにせよ、幹事長の時もよく駅頭にたっていた。内閣に入ってからはさすがにその頻度は少なくなったが、それでも稀に見かけた。
私は選挙権を得て以来ずっと野田佳彦に投票してきたのだが、2005年の総選挙の後、一度だけ街頭に立っていた野田に声をかけて、県船の後輩であること、ずっと投票してきたこと、今回も当選で来てよかったですねということを伝えた。彼は例のにこやかな顔で、ありがとうございます、本当にありがとうございます、と言った。そう言う時でも、普通の政治家のようには両手を握って挨拶はしないのだなと思った。
ずっと野田に投票してきた私だが、実は野田の政策はほとんど知らない。野田は政策は全く語らないからである。
「いってらっしゃいませ。野田佳彦です。よろしくお願いします」
支持者が言うのはそれだけであり、野田はそれすらも言わない。微笑みながら何度も何度もお辞儀をするだけである。ただ景色のように、そこにあるのがあたりまえのように、鎮座する大仏のように。
早大の政経を出て、松下政経塾を出た彼に政策や見解がないわけではないと思う。ただ、主張は必ず敵を作る。選挙活動家としての野田は、「とにかく船橋市は野田」というイメージを市民に与えることのみを留意して、政策はまったく語らなかった。船橋市民で野田に心酔する人はほとんどいないだろうが、彼を批判する人はまったくいない。熱狂はないが好感がある人を野田が目指したのならば、それは成功した。
政策的には野田は財政再建派として知られている。しかし彼は政策提言者である前にまず野田佳彦なのであって、市民はそれはそれとして、例えば息子がロックに凝っているとしてもロックは嫌いでも息子は息子であるように、野田は野田という印象を持っている。これは政策党としての性格が強かった松下政経塾的な時代の民主党の中では特異なことであり、それが野田の選挙力につながっている。
右だ左だ増税だ景気対策だと政策対立でまとまらない時に、野田のような人は案外、首相に向いているかも知れないと思う。
右だ左だ与党だ野党だと言う中で実利をひたすらとってきた野田はうすぼんやりとしながら、なんとなくひとつの方向性を出してゆくのではないだろうか。
やるかもしれない。やらないかもしれない。
しかし、被災者には申し訳ないんだけど、非被災者にとって原発問題って、今も解決されていない、
ワーキングプア、待機児童、リーマンショック以降の中小零細企業の経営、
宮崎県口蹄疫で家畜を死なせなければならなかった畜産業者、沖縄県基地問題、その他その他の問題に泣いている人達に
「あなたたちの苦しさよりも反原発のために管民主党に投票してくれ」と言うのだろうか?
小泉政権下の郵政選挙になぞらえる向きもあるけど、あのときはさまざまな問題を後回しにする余裕があった。
今報道や井戸端会議で“忘れられている”人達に、反原発を理由に管民主党に入れてくれと言うのだろうか。
それとも上記問題を抱えている人が率先して反原発選挙で菅総理が圧勝したら、自分たちの生活がよくなるかのように
選挙を待ち望んでいるんだろうか。
注目を浴びている?のかよくわからないが、今日は夕張市長選の投開票日。
各候補者への個人的な印象を書いてみる。
郵政選挙と呼ばれた第44回衆議院議員総選挙で地縁のない北海道10区から刺客として出馬。だが刺客の役割を果すこともなく、かろうじて比例で当選。
翌第45回衆議院議員総選挙では比例で優遇されず大差で敗北。結局1期で終わる。
いったいこの人が議員として何をしたのか、まったくもって不明。
市職員や一般市民と対立しゴタゴタを起こすようなタイプに見受けられ、有権者としてはダメ元・発狂覚悟での投票が必要。
これでも候補者の中では一番まともな印象を受ける。
若さ故に、年長者を尊重しつつ、自分の意見を申し述べることが出来そうな予感あり。こっちこちに凝り固まったジジイよりはマシ。
東京都の支援協力をどれだけ受けることが出来るか現段階では未知数だが、東京都と言うコネを持っているだけ有望。
何が出来るのかよくわからないオバさん、単なる地元のど素人、普段何をしているのかわからない選挙マニアの3人と比較すれば、
同じように見えてこない若者ではあるが、まだ若いだけ望みがあるような気がするなぁ。
自民党は2001年に不人気森をおろして小泉に首挿げ替えるアンパンマンやって参議院選挙圧勝したり、郵政選挙で論点を郵政民営化賛成反対のみにクローズアップさせて野党を埋没させてたけど、今回民主はその両方を同時にやってる。
選挙直前に鳩山総理をやめさせて普天間やら脱税やらの不祥事は終わった事にした上に左翼の菅にすることで左派浮動票が共産に流れるのを防止し、マスコミに叩かれまくってる小沢幹事長を反小沢系に入れ替えることによってマスコミが新執行部を叩きにくくなり、世論を親小沢・反小沢に二分して、そのどちらも民主党に投票せざるを得ない状況にした。
参院選で民主党が惨敗すれば、新内閣を主導する反小沢勢力が責任を取る羽目になり、衆院選および前回参院選は小沢主導で候補選びからやってるので、衆院と非改選参院は小沢系が多数派。だから9月代表戦で小沢本人あるいは小沢傀儡政権が3年間続くことになっちゃう。しかも反利権構造改革な反小沢勢力は政策的にみんなの党に近いから、この層は民主に流れて、第三極つぶしも兼ねてる。
一方で労組やら業界団体やら利権勢力親小沢は当然民主党に入れる。今後3年間選挙がないのにわざわざ野党に入れない。もちろん選挙で勝てば菅政権はしばらく続くことになるわけだが、比例は組織系ばかりだし選挙区の候補者は小沢幹事長が決定済みでいまさらひっくり返すこともない。つまり新人候補は親小沢ばかりで選挙に勝てば必然的に増える部分は小沢系。
小沢派の比率は前者であれば相対的に、後者であれば絶対的にも増える事になり将来的な発言力はさらに増す。どちらにしろ小沢にとって悪くは無い結果だ。
※トラバはしてますが話題はマイコーじゃないです。マイコーにハマった若者のちょっと迂闊だったかなって発言に対して、ちょこちょこ考えてみたって文章です。ちなみに私自身は、マイコーは大好きです。
http://anond.hatelabo.jp/20091107102619
そもそも「マスゴミ批判」っていうのがあまりにも短絡的なんだよね。もちろんマスメディアがアレなのはみんな知ってるけれども、じゃあ無かったらどうなる?ていうかマスコミ以外はゴミじゃないの?それって、庶民の第四の権力に対するルサンチマンじゃね?とかとか、いくらでも(一定以上教養のある)オトナは考える。
ニコニコのマイコー動画を観ると「マイコー=神」「マスコミ=神に対する反逆者、ゴミ」という安直なコメントが目立つけれども、あそこのサイトは年齢層が下がるほどアクティブユーザー率が高いので(そもそもニワンゴの親会社であるドワンゴはガキんちょに着メロ買わせて儲けまくって会社だった)、教養ある人は苦笑いで見てます。
そして、その賢い人たちはニコニコが非同期型コミュニケーションであり議論が成立しえないことは理解しているので、それに対する苦言は動画上ではしません。荒れるだけだって分かってるからね。よって、あそこには声のでかい極論ばかりが残ることになる。
マスゴミって単語そのものが2ch内でも痛いとされている板、それをコピペしてるアフィブログ、ニコニコ、それぐらいでしか盛んに使われていないので、気をつけた方がいいです。教養ってもんは文章内の単語のはしっこから判断されます。
国語のテスト(笑)とか言ってたんで中高生かと思ってたら、大学は通ってんのか。うへぇ。
ブコメへ。
「国語のテスト」と表記するのは高卒がいるからだと思う。現に私は高卒。 / 一般的人に教養はいらないような気がする。配達員が大学の資格持っても……あればいいけど、使うことはない。大卒資格よりも免許の方が大事
なんていうかな、決してあなたをバカにするわけじゃないんだけれども、ああ高卒の友人に「教養」を語るとこうなるよな、と懐かしい思いがした。(最近は大卒でもそうなんでホント学歴差別で言ってるんじゃないです)
まず前提として、「教養」ってんのは純然たる知識量とは比例しないんで、「大学教育を受ければ教養人」「院卒なら教養人」「読書人なら教養人」ってんのとは違うんですね。
具体的に名前を挙げると失礼かもなんですが、小飼弾さんとか私の数倍本を読んでいるし、先日出された本では「IT界の知の巨人」などと言われたりしていますが、率直に言えば彼は無教養なんですよ(多分ですけどいわゆる教養人はみんなそう思っていると思います)。無論それは彼が大学中退だからとか、最終学歴は中学だからとか、そんなことは問題じゃあないんです。端的に言うと、彼は「いくら本を読んでも学ばず、知識量そのものが増えつづけるだけ」のマシーンのような方でして、特に社会科学、人文系に関する発言はそれはもうボロボロです。
小飼さんを馬鹿にしても意味がないし、彼はオープンソースだのPerlの世界だので頑張ってるから後の戯言は笑って聞き逃してやれよとも思うので話題を戻すと、じゃあ「教養」とか「知(知識、ではないよ)」とか「常識」ってなんなの?っていうと、一言で表現するならば「だまされない力」「主体的に判断できる力」「他者の意見を受け入れて、それの薫陶を受けつつも、鵜呑みにはせず、考えを止揚させていける力」といったところでしょうか。
つまりですね、「マスゴミは糞だ、信じるな」と言われて「そうだな、糞だ!」と言ってるようじゃダメなんです。いわゆるメディア・リテラシーといってマス・メディアの情報の真偽を自分で判断する力を、増田さんはロクに持ってないですと暴露してしまっているんですね。
ネウヨの話をもうひとつ挙げるならば、「民主なんかが政権を握ってしまった、日本オワタ」「麻生さんがよかったのに」ってんのも、全然ダメじゃないですか。けれども、じゃあ民主があの支持率通り素晴らしい政党かといえば、それも違うじゃないですか。
あなたは教養なんていらないと言ったけれども、残念ながら間接民主制において経済学の知識と政治学の基本、各政党、政治家の特徴に関する知識が皆無なまま生きていくのは、実はかなり危険なことなんですね。私は高卒でも中卒でも、職人のような技ができたり、人望があったり、そういう人間は尊敬しています。が、そういう人だとしても、教養なんか無意味かというと、そりゃあった方がいいと思うんですよ。
年収200万代の知り合いが小泉の郵政選挙で自民党に票を入れたとき、「おいおいお前は共産党に入れた方が絶対に得すると思うぞ」と思いました。私はその時は自民でしたけど、それは率直に言えば金があったからであって、彼の場合左翼政権下の方がとりあえずうまい飯は食えるってことが分かっていない。
何度も言うように「知識」があっても考えられないやつはバカなんですが、「考えるために必要となる知識」はないと困るんですね。本来「教養」とは、よりよく生きるため十分条件ではないですが、必要条件ではあるのです。(必要・十分条件をもしご存じないならばググってください)
話が散漫になってしまい、申し訳ない。「教養」という言葉に関する認識が違ったようなので、できるだけ多めに例を挙げてみたのですが、うまくいったとは言いがたくてごめんなさい。
もちろん勉強することと他のことをするのはトレード・オフ(知らないならググってください)の関係にありますので、そこらへんの兼ね合いは各自にまかせればいいと思っていますが、ある程度は勉強、した方が得だと思いますよ。やっぱり。
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/10/post_191.html
なぜなら日本の「保守」は戦前から一貫して「社会主義的経済政策」を推進し、戦後はまるで官僚と一体化して、ソ連や中国もうらやむ社会主義的成果を作り上げてきたからである。
これが当てはまるのは55年体制までと思う。
それ以降は小泉や橋本内閣の構造改革とか明らかに官僚の権限を減らす方向だったはず。
それ以前でも中曽根内閣が規制緩和や民営化してた殻一貫して保守がそうだったとも思えないけど。そもそも公務員数や税負担率とか見ても日本は先進国最低レベルだし、規制の強さも並程度だったはずで戦後日本が官僚主導で成長したってのは怪しい。
この人はhttp://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/08/post_203.htmlでも日本は人物本位の選挙とか言うけど、小選挙区制になって以降郵政選挙も今回の政権交代も明らかに政党本位になってるのに。日本の政治の現状認識が全然アップデートされてないんじゃないかという気がする。
郵政選挙でも似たようなことあったな。マスコミもたくさん小泉批判してたのにマスコミが小泉の味方をしてたかのような思い込みをよく見かける。ただ気になるのは今回はテレビ視聴時間が長いほど民主支持が増え、前回はテレビ視聴時間が長いほど自民支持になったとかの世論調査があることを考えると、明確な偏向報道をしなくても世論誘導することはできるのかもと思う。
選挙後10日ぐらい経って、ニュースとかワイドショーなんかで「民主党政権になったら」っていう特集をよくやってる。
その手の話題の後の、割とお決まりの締めゼリフ
マニフェスト解説では「我々は巨大与党となった民主党がこのマニフェストを本当に実行できるか見張る必要がありますね」とか
連立がらみでは「難しい舵取りをどれだけ早急に進めていくかですね」なんてのや
小沢一郎の幹事長就任決定あたりからは「二重権力になることだけは避けて欲しいものですね」て感じのも。
まぁ気持ちは分かるし、どうせならできれば”早急に実現”して欲しいとは思うけどさ。さすがにちょっと民主党可哀想になる。
巨大与党って言われても、4年前の郵政選挙の時の自民の議席数の方が今の民主の議席数より多かったわけだし。
4年前の自民党勝利後に、掲げたマニフェストがどのぐらい実現可能なのか、あら探し的な特集なんてしてなかったと思う。
安全保障(ひいては自衛隊・九条がらみ)での意見対立を10日で手打ち出来ると、本当にマスゴミの皆さんは思ってるのかな。
二重構造とか言い出したら今までの自民党はいったい何重構造なんじゃい、っていう感じだし。
そもそも日本の政治史を見ても権力が二重になってない時期なんて、ほとんどないじゃん。
今まで長い時間をかけて作られてきた世の中の仕組みが、そんな、2週間で変わるわけないし、4年で変わるとも思わないんだけど。
こういうのって、自民政権が悪かった、とか民主政権になったら改善される、ということじゃなくって、
日本人の国民性がそもそもの原因なんじゃないかと邪推してるんだけど。
勝ち馬に乗る生活行動がすっかり板に付いた感じで(いくら小選挙区制になったとはいえ、なかなかの衆愚的結果だと思わないでもない)
オウンリスクを取ってまで大きな変革を望んだりはしない(小泉改革で掲げた”痛み”の意味を理解して当時自民党に投票した人がどれだけいるか)
取りあえず安全な暮らし、が何によって維持されてきたかなんて考えたことがない(いいたかないけど百姓根性っていうか)
そういう国民性の方が、政治を誰がやるか、ってことよりも原因として大きそうな気がするのだ。
まぁいくらなんでも、そんな切り口でワイドショーの特集組むわけにもいかないと思うけども。
そもそも、バカかと思われたくないので友人知人にもこんな話できなくて、増田に書き込むしかないぐらいの邪推・暴論ではあるんだけども。
個人的な主義としては、日本の経済状況も世界の流れも、高度資本主義に両足ずっぽし入っちゃってる以上、
こっから4年間が民主党的低成長になるとしたら、ちょっと厳しいなーと思ってたりするのだが。
とはいえ、せっかく変わってしまったのだから、せめて改善できるところはして欲しいと思う。