はてなキーワード: 角栄とは
インターネット上では、『1989年の宮崎事件の後に長い間、オタクは差別されてきた』と主張する者がいる。
確かに、宮崎事件の後にオタクに対するいじめ、不当な扱いがあったのは事実だろう。そこを嘘松と否定するつもりはない。
それを言うならば、1995年からしばらくは、『名字が朝原だから』『名前が翔子/祥子だから』という理由でいじめられた者がいただろうし、
1997年には『名字が榊原だから』という理由でいじめられた者も間違いなくいただろう。
有名な犯罪者と同じ名字や名前だから・同じ属性だからいじめられるなど昔からよくある話であり
─かつては田中角栄にあやかって息子に角栄と名付けた者が、『角栄が逮捕されていじめられるようになったから』と改名を申請し、裁判になって認められた事例もある─
花角英世が日本海縦貫新幹線とかぶち上げていたという話があったが、
その辺でもう少し何か言っても良かったかなとは思う。
どうせ石川や富山のような他県と組んで税金使わされるんだろうけど。
(失礼。でもそういうのって自治体じゃなくて国が全額予算出すべきだと思う)
新潟の経済界は角栄の絡みで昔からそういうことを言っていたんだが、
ネット右翼も侍らせて言っていることがよく判らない。
原発に関しては実は泉田裕彦も米山隆一もよーく読むと原発を追い出すとは言っていない。
福島の事故と健康被害、避難計画を検証する、と言っているだけで賛否を明らかにしていない。
しかも検証委員会は知事が検証結果を無視して再稼働を行うことも容認している
(というか知事に意見することは有り得ても拘束する能力はない。
鼻血や甲状腺がんを恐れる支持者の声に池田が賛同し、たとえ当選しても、
すぐそれを県政に持ち込めていたわけではない)
財務次官のテレ朝記者へのセクハラ騒動に関連して、産経新聞の元女性記者だという人が、新聞記者の取材とはどういうものかをツイートしたのがまとめられて、はてなでもホッテントリにはいっている。
つまりは、重要人物の懐に入り込んでから情報を聞き出すのが仕事である以上、そこには篭絡、恫喝、バーター(取り引き)といった手段が用いられており、今回のセクハラもその延長線上で起こったことと言いたいようである。
平たく言えば、朝日がエロ事務次官からネタを引き出すために、女性記者を送り込んでいたんだろ?ということを匂わせたいのだろう。
現実のところ、この見立てはかなり確度が高いと思うけれど、と、同時に旧態依然とした、悪い意味での記者だなあ、という感も深い。
業界の片隅に身を置いていた一員として言えば、たしかに、「そういう記者」はある程度の成果をあげて、社内政治も上手だから、出世も早いのである。
ただ、そういう記者が尊敬されているかというと、必ずしもそうではない。
本当にすごい記者は、恫喝だのバーターだのしないでも、すごいスクープを放つのである。なぜか? 地道な取材と知識の積み重ねと、そしていざという時に信用される人間性があるからである。
なお、ここでスクープというものには二種類あることに注意しておいていただきたい。
一つは「いずれ明らかになることだが、どこよりも早く伝える」という速報性のスクープである。
一般的に新聞記者が追いかけるのは、こちらであることが多い。で、こっちの場合は、とにかくネタ元に食い込むのが一番早い。だから、セクハラをものともせずに女性記者を送り込むことにもなる。
ところが、世の中にはもう一つ、「報じられなければ真実が隠されてしまう」という独自性のスクープがある。
こちらは、実は恫喝だのバーターだのは、あまり通用しない。地道な調査報道の結果や、義憤に駈られたリークによってもたらされるからだ。
「このままでは真実が埋もれてしまう」という情報を新聞記者に、託すとき、必要なのは信頼関係である。人として信用できなかったり、権力に近すぎて真実を揉み消しかねない記者にリークするアホはいない。
人間というのは、こうみえて案外「良心」を持っていたりもするもので、真実が報道されないことに憤りを感じ、本当のことを話したい人というのはいるのである。
そういう人は恫喝しても話してはくれないが。
古い話で恐縮だが、田中角栄を退陣に追い込んだ「田中角栄研究」が書かれたとき、筆者の立花隆と文春の取材班は角栄にあったことはなかったそうである。
あのレポートは、地道に登記簿謄本を取り寄せて角栄の土地取引の履歴を追うなど、調査報道のお手本ともいうべきものだ。
森友の土地取引は、豊中市議が建築予定の看板に感じて情報公開請求したことから始まるそうだが、こういう人の訴えも掬い上げる記者かいなければニュースにはならない。
「独自性」のスクープは「速報性」のスクープに比べて、手間もかかるし記者の力も試される。
だから、普通に報道機関に属する記者が追いかけるのは「速報性」の方が主だ。
しかも、「特ダネ」をとって誉められること以上に、「特落ち」をやらかして怒られることの方を気にしなければならない組織が多いから、記者はせっせとネタ元とのお付きあいにはげむことになる。
情報公開なんて意識が希薄で、情報伝達に時間がかかる時代なら、記者がお偉いさんに取り入って話聞いて、それをまとめて伝えることに、意味もあっただろうが、いまや、ニュースがでるとなれば、先手を打ってネタ元自体がネットでいくらでも発信できる時代である。
となれば、自分は記者のフィルターを通した速報なんぞより、独自のスクープを読みたい。
だが、ジャーナリズムが、ほんの心の片隅にでも「キレイごと」を忘れてしまえば、それは単なる「情報ゴロ」にすぎない、と思う。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 84 | 16765 | 199.6 | 82 |
01 | 58 | 8699 | 150.0 | 61.5 |
02 | 26 | 2949 | 113.4 | 51.5 |
03 | 15 | 3559 | 237.3 | 99 |
04 | 14 | 4045 | 288.9 | 115 |
05 | 14 | 1453 | 103.8 | 43 |
06 | 13 | 1168 | 89.8 | 56 |
07 | 41 | 4439 | 108.3 | 50 |
08 | 56 | 6051 | 108.1 | 62 |
09 | 75 | 6661 | 88.8 | 38 |
10 | 73 | 6503 | 89.1 | 47 |
11 | 111 | 10954 | 98.7 | 47 |
12 | 145 | 11374 | 78.4 | 44 |
13 | 91 | 10102 | 111.0 | 63 |
14 | 62 | 6881 | 111.0 | 47.5 |
15 | 97 | 13456 | 138.7 | 53 |
16 | 122 | 12158 | 99.7 | 56.5 |
17 | 81 | 13881 | 171.4 | 61 |
18 | 97 | 12684 | 130.8 | 46 |
19 | 129 | 18486 | 143.3 | 46 |
20 | 129 | 22814 | 176.9 | 52 |
21 | 140 | 14300 | 102.1 | 45.5 |
22 | 143 | 16007 | 111.9 | 49 |
23 | 96 | 12600 | 131.3 | 54 |
1日 | 1912 | 237989 | 124.5 | 51 |
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いまじゃ信じられないほど、そのころは朝日新聞って権威があったの。
で、朝日新聞よむと、そりゃもう自民党政府ってのは国民をいじめるひどいもんだみたいなことがしょっちゅう書いてあるの。
俺が新聞を多少なりとも理解して読み始めたころは、中曽根って人が総理大臣してたけど、中曽根って人は意見がころころ変わる風見鶏で、実は大事な大事な、日本の平和を守っている日本国憲法を改憲従ってる人で、あのにっくき金権政治の権化・田中角栄の派閥に頭を下げて総理大臣になった人で、初期のころは「田中曽根内閣」なんていわれてた。
そういえば、中曽根は、アメリカを助けるために日本を太平洋の「不沈空母」にするとか言って、たいそう新聞にたたかれてたこともあったな。
そうそう、最近の若い人の中には「田中角栄はロッキード事件で失脚した」とか思っている人がいるけど、それはちょっと違うみたいだよ。
田中角栄は、確かに「金権問題」で総理大臣やめたけど、それはロッキードとは別の話。
しかも、もともと、オイルショック後の経済政策がうまくいかなくて、支持率がどんどん下がってて、自民党の中にも田中を引きずり下ろしたい人がたくさんいた。
そこを、「金権疑惑」をネタに「文春砲」で狙われて引きずり起こされただけ、というのが真相らしい。
そのあとでロッキード事件が明るみにでて、田中角栄は逮捕されるんだけど、それでも国会議員を続けて、中曽根が総理の時も自民党で最大の派閥の親分だった。
田中逮捕とか、起訴とか、初公判とかのたびに、新聞もテレビも大騒ぎして、「田中角栄に象徴される自民党の金権政治を止めなければ日本の未来はない!」とか「田中派による支配を止めなければならない」って言ってたけど、それでも自民党政権は続いてたし、田中角栄が選挙に落ちることなんてなかったし、田中派ってのは自民党ですごい力を持っていた。
結局、派閥の部下に裏切られて、ウイスキーの飲み過ぎて脳梗塞で倒れるんだけど、それでも角栄は選挙に負けなかった。
中曽根の後に総理になったのがDAIGOのじーちゃん、竹下登。
この人は「言語明瞭・意味不明瞭」とかいわれてて、結局なにがいいたいのかよくわからんおっさんだたけど、なんだかんだで日本で初めて消費税導入に成功しちゃった。
朝日新聞なんて、そりゃもう消費税に大反対だったし、「何を買っても税金とられる」なんて、なんてひどいんだとみんないってたけど。
そういえば、当時100円だった自動販売機の缶ジュースが、110円になったのは本当に理不尽と思ったもんだ。
当時の消費税は3%だったから、ジュースは103円でいいはずなのに、機械で一円玉が使えないって理由で、110円に値上げされたの。
「便乗値上げ」って言葉を覚えた。
さすがに消費税はその後の選挙に影響して、参議院選挙で当時の社会党(今の社民党)が圧勝して、当時委員長だった土井たか子っておばちゃんがフィーチャーされた。
この人は「憲法を守りましょう!」が錦の御旗みたいな人で、「山が動いた」なんていってたいそう朝日新聞に持ち上げられてたけど、結局、その後社会党がそれ以上力を持つこともなく、社民党と名前はかわり、そのころの勢いなんて見る影もない。
新聞はこんなに「自民党はひどいひどい」って言ってるのに、選挙すると結局、自民党の政府しかできない。
なんでだろ?
大人も先生も、新聞をちゃんと読むのはいいことだっていうけれど、言ってる自分たちは新聞読んでないのかな?
http://anond.hatelabo.jp/20170209010308
古い記事に反応しても見られない気もするが、まあ民営化30年記念で書いておく。
まず、競争起きまくってる。なんで京阪神にしか目が行ってないのかが疑問(京阪神に住んでて、他の地区のことに興味が無いのか?)だが、例えば豊橋-名古屋-岐阜での東海と名鉄の熾烈な争いとか、福岡での九州と西鉄の争いとか、私鉄との争いは激しい。それと、航空機やバス(そして何より自家用車)との競争がある。バスとの競争という考えがないの、いかにも都会の人間(都会ではバスは補助輸送機関だしな)という感じだが、地方ではバスはかなり強い。JR北海道が一時期特急のスピードアップに血道を上げていたのは、そうしないと高速バスとの競争で優位に立ちようがなかったからだし、この前廃止された留萌線の留萌-増毛間は沿岸バスとの競争で完全に負けてた。留萌-増毛、JRが勝ってたのは運賃が数十円安いことだけで、本数や所要時間、停車位置(駅があるのは町外れ、バスは高校や病院の目の前まで行く)などその他の全てでバスが勝ってた。増毛町も、町の高校生が留萌の高校まで通うのにはバスのほうを推奨(バスの定期買うと町が半額補助してくれる)してたくらいだ。特に停車位置の問題ってのはすごいデカい。「お前はお年寄りを駅から病院まで数km歩かせるのか?」という話だからな。
あと、そういう外部以外での競争もある。例えば国鉄はエンジン技術が凄まじく低かった(現代の目から見てではなく、当時の海外メーカーや国内のトラック用エンジンメーカーと比べて。重さの割に出力弱い上に排ガスがひどく、しかも出力全開にすると排気管のオーバーヒートで出火しやすいという安全上の問題まであった)にもかかわらず内製にこだわり続けてたが、民営化したらカミンズ社(アメリカ)のエンジンとかを導入するようになった。これによって非電化ローカル線(特に東日本管内)は随分スピードアップした(国鉄時代の時刻表とJRの時刻表を見比べてみると分かる。というか、こういうふうに、民営化でどう変わったかをちゃんと調べてみたことある?)
しかしこの辺はハッキリ言って瑣末なことだ。根本的なのはこっちだ。
>あれから30年経ち、支線はほとんどが廃線になったり、第三セクターになったり、代行バスになったりで地方は青息吐息である。
赤字ローカル線を廃止(三セク移管も含む)しまくっていたのは国鉄の方。JRになってからは、廃止は圧倒的に抑制された。Wikipediaあたりでいいから、いっぺん国鉄・JRの廃止路線の廃止年月日を調べてみるといい(なお、民営化直後87~90年の廃止路線は、三セク会社の設立や代行バスの準備の都合で民営化後まで実施がずれ込んだもので、廃止を決定したのは国鉄)。
国鉄のローカル線廃止基準は「輸送密度(1日1km当たりの利用客数)4000以下」(例外規定がいろいろあり、2000~4000くらいのはあまり廃止にならなかったが)。それに対しJR北海道がこの前廃止を発表したのは「輸送密度200以下」だ。時代の変化などを差し引いても比べ物にならないくらいJRの方がローカル線の廃止に消極的なの。国鉄なら5秒くらいで廃止してた路線をJR北海道(他のJR各社もそう変わらん)はここまで維持してきたの。
お前さんたぶん、市場原理とか新自由主義とかが嫌い(まあ俺も嫌いだが。俺は、地方ではバスのほうが鉄道より交通弱者に優しい場合が多いから、鉄道に使う公金をバスに突っ込むべきと思ってるだけだ。あと介護タクシー・福祉タクシーな。「地方の交通弱者のことを考えて~」みたいなことを言って介護タクシーのかの字が出ない奴、何考えてるんだ?)で、「市場原理なんだから地方(弱者)を切り捨てたに決まってる」と思い込んで、民営化でどう変化したのかとかをきちんと文献やデータにあたって調べる手間をかけようと思わなかっただろ。お前さんはただ単に、新自由主義者よりもさらに地方のことを考えてないというだけだよ。
国鉄時代は「工作局」という内部部署製のエンジンにこだわってた。分割民営化されたら東海が「これでもう俺たちは中央(工作局)から自由だぜ」と言わんばかりに速攻で公開コンペ始めてカミンズを採用し、他社もそれに続いた。北海道だけは国鉄エンジンの換装にそこまで積極的じゃなかったが、そしたらこの前燃えて特急の間引き運転することになった(国鉄エンジンをいまだに使ってる車両を使用停止にしたら車両が足りなくなったため)のは記憶に新しい通り。国鉄のままでもいきなり工作局が干されて公開コンペが行われるようになってた可能性が0%とは言わないけど、まあ分割ないと難しかったのでは。一組織だとどうしても中央の意向が強くなりすぎるので。
70年ごろの「赤字83線」でも結構廃止されてるし(角栄が首相になったために途中でストップかけられたが)、水害で不通になったらわずか1ヶ月後に即廃止(ひどい)の柚木線とかもあるじゃん。だいたい、国鉄は「政治の道具」にならなければ廃止しなかったんだから、自分の意志で廃止するJRより良かった……という話にしたところで、「国鉄のままなら『事業仕分け』的な政治の道具にされてJRよりもたくさん廃止されてた可能性が高いですね。民営化してよかったですね」ということになっちゃうのでは……? 国鉄のままで、そういう政治の「悪い介入」を避けれたはずとするの厳しくない?
・読字および/または書字障害について
石原氏「軽い脳梗塞だった」=後遺症ないと健在アピール - WSJ
「軽い脳梗塞だった」
プライムニュース 20160913 石原慎太郎 X 石井一 - YouTube
「軽い脳梗塞をやったけどね」
https://twitter.com/exstar444/status/723319201776041984
https://twitter.com/TENYUSINJO/status/723689890488012800
TV番組中左手はあまり動かしておらず運動機能障害が残っているようであるが、運動機能障害に起因する書字困難だとすれば「文字を忘れた」とは言わないであろう
一方仮に高次脳機能障害による読字および/または書字障害が万が一あったとしても、少なくとも2016年時点では上記TV番組への出演、2016年都知事選における増田候補の応援演説等、口頭での高度な言論活動を行っており、口頭での証言に支障をきたすほどのものではないと推察できる
・記憶障害について
もし仮に証言の信憑性に影響があるほどの記憶障害をきたしているのならば、先だっての記者会見はそもそもなんだったのか。なぜその際に告白しなかったのか
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/DA3S12838785.html
どれだけ攻め立てたところで無意味。
究極的には(安倍んごにつながる)確定的な物理的証拠が出てこないと意味がない。
でもネットメディアも体力がない。
文春だけがギリギリだけど1社で追うには限界があるし時間がかかる。
なので森友問題はこれでおわり。
新聞側はまるで愚痴を吐くように1年、2年と延々社説や思い出したように記事を出すだろうけど。
あとはのらりくらり回避するだけでいい。
とか言って確定的な証拠が見つかって吹っ飛んだりして。
しかしまぁ、支持率の低下の緩さを見ても経済問題とか労働問題とか色々そっちの方が重要だとなんとなく皆思ってる。
色々やってる今の進行を邪魔したくないんだろう。
(はてな左翼の人はそもそもあべのみくすは無意味どころかマイナスだと思ってるから、容赦なく叩けるけど)
ロッキードと違って、国際的な問題でもないから外圧も期待できないしな。
わすれがちだけど、森友は単なる国内問題に過ぎない。
田中角栄今でも人気あること考えりゃわかるよな。
※皮肉ではない
かつては田中角栄を「金権政治」と批判していた石原慎太郎が、田中角栄の本を書いて、「角栄がいかに素晴らしい政治家だったか」を吹聴して歩いている。
そのこと自体にそれほど関心はなかったのだが、先日たまたま慎太郎が
「角栄は素晴らしい政治家だったのに、アメリカに逆らったから、ロッキード事件で人格まで否定された」といった趣旨のことを新聞紙上でのたまっていた。
アメリカに逆らったからかどうかは置くとしても、田中角栄はロッキード事件で政治生命を絶たれた、というような、雑な理解をしている人は多い。
酷いのになると、ロッキード事件のせいで首相を辞めたのだと思っている奴までいる始末だ。
ちょっと当時のことを調べれば、事はそんな単純な話ではないこと位、すぐわかるのに。
まず、「ロッキード事件のせいで首相を辞めた」は完全な間違い。
今太閤と呼ばれたの田中角栄が総理に就任したのが1972年7月。その時の支持率70はパーセントを超えたという。
その後、日中国交回復を成し遂げたあたりまでは良かったが、その後支持率は降下しはじめる。
なぜなら、自らの主導した「列島改造計画」による地価高騰やオイルショックによって引き起こったインフレ(当時「狂乱物価」といわれたらしい)に
そこに追い打ちをかけたのが、文芸春秋に掲載された立花隆の「田中角栄研究」と児玉隆也の「悲しき越山会の女王」という論文だ。
いわば「文春砲」のルーツである。まあ、こちらは「週刊文春」じゃなくて、月刊の「文芸春秋」だけれど。
ちなみに、そのひと月前には、石原慎太郎の田中角栄批判論文ものっていたらしい。
もともと金権政治家との評判が高かったところへ、事前の期待ほどの成果を上げず、国民の失望を買いつつあった田中角栄は、
「外国人記者クラブ」の会見で袋叩きにあい、その後、辞任を表明する。
アメリカ上院でロッキード事件が発覚したのは、そのあとの話である。
田中角栄という人は、多分、焼け野原になった日本の復興を推し進め、同時にその利益を
雪に閉ざされた故郷新潟に力づくで誘導することで、首相に上り詰めた人なのだろう。
自由主義経済第2位の経済大国を率いていくためのプログラムは、組み込まれてはいなかったんじゃなかろうか。
ロッキード事件があってもなくても、早番行き詰っていたのだろう。
慎太郎は、ロッキード事件で角栄の人格まで否定されたというが、
別にロッキード事件で政界から石もて追われたとか、そんなことがあったわけではない。
ロッキード事件後も、「闇将軍」として自民党で一番結束の固さを誇る派閥を率いていたし、
中曽根康弘なんかは、その内閣があまりにも田中角栄の影響力が強すぎて、「田中曽根内閣」などと揶揄されていた。
以下、個人的な思い出になるが、田中角栄がロッキード事件の第一審で有罪判決を受けたころのことは
幼心になんとなく覚えている。
「元総理の現職国会議員が有罪判決を受ける」という、日本憲政史上初めてのニュースにテレビは沸き立っていた。
一方で、田中角栄という人は、選挙で絶大な強さを誇り、新潟三区でトップ当選し、選挙民が万歳する様子も
必ずニュースで放映されていた。
自分の父親は、朝日新聞を信奉して世の中をみる昭和のインテリ気取りだったから、
こうしたニュースを苦々しくながめ、
「ああいうのが日本を悪くする」「新潟は田舎だから、あんな奴がいつまでもトップ当選するのだ」などと言っていた。
田中角栄にとどめを刺したのは、ロッキード事件でもアメリカでも文春でもなく、
闇将軍の下についていては、何時までたっても総理大臣になれないことに不満を持った竹下は、
配下の裏切りに心乱れ、毎晩オールドパーを浴びるほど飲んでいた田中角栄は、創政会立ち上げの20日後、
脳梗塞に倒れる。
脳梗塞で言語障害が残った彼に、その力を再び発揮するのは不可能だった。
石原慎太郎という人は、まさに同時代を政治家として生きていたのだから、こうした経緯を知らないはずはないのだが、
意図的なのか、都合のいい忘却体質なのか、こういうことを全て無視して適当なことを言う。
本人が言うだけならいいのだが、それをありがたがって拝聴するバカがいるからタチが悪い。
歴史のねつ造、というのは、主に第二次大戦以前のことについてよく言われるワードだが、
石原慎太郎の角栄に関する発言を見ていると、「ああ、こうして日々新たな歴史がねつ造されていくのだな」というのが良くわかる。
国鉄・JRの廃止路線と廃止年月を調べてみれば分かるが、国鉄は(角栄時代からの数年を除けば)一貫して赤字ローカル線の廃止に積極的だったし、分割民営化して以降はローカル線の廃止は比べると相当抑制されてるんだよ。
あと、東海や東日本からは、直接渡すスキームではないが北海道に金が渡ってるんだよ。あと税金もかなりつぎ込まれてるんだよ。それでも北海道はああなんだよ。
現状の北海道のローカル線、国鉄の廃止基準(勘違いされがちだが、ローカル線の廃止基準は赤字額や赤字率ではなく客の数)の10分の1以下の客しかいないようなのがゴロゴロだ。
そして、その最大の原因は「地元客が車に乗るので、鉄道に乗りたがらない」からだ。もちろん人口が減っていることもあるが、ローカル線利用客の減り方はそれだけじゃ到底説明がつかないレベルだ。
たとえ民営化されてても、鉄道は「儲からない」という理由では廃止されん(それだけが理由なら補助金だって出る)。「地元が必要としてるとは思えない利用状況になってる」という理由で廃止されるんだよ。
いくつか思うことを備忘録代わりにここに書いておく。
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都知事という政治案件で政治の了承なしに情報がもれるとは考えにくい。徳洲会の内紛がきっかけとはいえ、いわゆる国策捜査なのだろう。その背景には毎度のことながらアメリカ政府と日本政府の阿吽の呼吸があるように思われる。
特捜部とアメリカ政府の関係は公然の秘密。田中角栄や平成研、小沢一郎が刺されたのも、背景にはアメリカ政府があったのだろう。角栄ー竹下ー金丸ー小沢は中国政府に近づきすぎた。
また、清和会、宏池会とアメリカ政府の関係も長年に渡り強固なものがある。岸信介、福田赳夫、宮沢喜一、小泉純一郎、その関係は極めて強い。
それは尖閣諸島問題のケジメをつけるためではなかろうか。
尖閣諸島問題の端緒となった国有化は、東京都の尖閣諸島買収問題の解決のためであった。当時の東京都知事石原慎太郎の指示の下、当時の副知事猪瀬直樹が尖閣諸島を東京都が買収するという話が上がり、追い込まれた当時の野田政権が国有化で一応の解決に至った経緯がある。
これが中国共産党政府の逆鱗に触れたわけだが、その最初の石を投げた石原ー猪瀬がいつまでも東京都知事であってはこれ以上話し合いが進まないだろう。
石原ー猪瀬を政治的に抹殺してしまうことが、中国共産党政府に対してもっとも誠意のあるメッセージになると考えているのであろうか。
このように妄想していくと、虎の尾を踏むとこうなるんだな、といろいろ納得できるのだった。
どうせ石原と猪瀬は後先考えずに石を投げたんだろうし、ここまで悪化した情勢を解決するには責任をとってもらうのもやむを得ないんじゃなかろうか。
なんだか最近、インタゲやら円安やら、いろいろとうるさいんだけど、円安になったって製造業とか幾つかの業界と特定の企業が恩恵を受けるだけでしょ。それはウォン安でサムスン上層部がウハウハみたいな話で、結局一般人は誰も儲かってないみたいな話だよね?でも広くみると円が安い程度の理由で選択されるようだったら、まーこいつらがちょっとくらい儲かっても俺らの所にはそんな価値は回ってこねーわけさ。
でね、だからといって、生産年齢人口が激減傾向で、貯金しまくってるのに年金をバカバカもらう老齢者が増えまくりでさ、で、その貯金を担保に将来の税金を使いまくって、使うのはいいんだけど、それこそ無駄な事に使いまくって、どうやって日本が豊かになるのか全く見えないかんじで、大体俺の周りの連中とかは、日本衰退確実だからアジアに出ろみたいなそんな論調でさ。まー行ってみりゃこの国はヤバい坂をいまだ転がりまくってる訳じゃないですか。
円安インタゲなんかで何とかなる話じゃないよね?やっぱ経済が発展するってのは価値創造する力が根本的に強くなる事だと思うんだよね。あ、「価値」っていうのは、「①生きるために必要なもの」と「②より良く生きるために必要なもの」の事ね。基本的にこの価値ってやつが全員に行き届けばいいわけ。「じゃ、この先この国では何が価値創造を牽引するの?」って話がなんか大きな視点でできてないと、別にインタゲも円安も関係ないよね。そんなの今だけだって。
そりゃま、瀕死の大日本製造業界だって、この先サムスンをコテンパンに打ちのめすようないい仕事をしてくれる可能性もゼロじゃないし、キャノン・ニコンみたいに為替なんてなんのそので競争力ハンパねーオンリーワン系企業もいっぱいある。個人的にはそれこそトヨタなんか車つくってねーで戦車つくれよって感じなんだけどさ。あ、いや違ったここに書いてるのは全部個人の妄想だった。いや、ま、要するに、日本の製造業がこれからも日本を牽引していくような価値創造が出来る可能性もあると思うけど。でも最近の製造業のオワコン感はパネぇし、それ一択ってわけにはもう行かないとおもうのよね。
それこそ、アメリカのシェールみたいに、もー早くメタンハイドレート実用化したくてしたくて、しょうがない厨なわけよ。俺は。
でね!
いやここまでは前置きでさ。
でね!
世界最高のインフラ、世界最高のエンターテインメント、世界最高の食、世界最高の治安、世界最高の医療、世界最高のサービス。まー。要するに世界中のどの都市よりも、TOKYOがCOOLだぜ!って話にできるといいなーと思うのよ。そう、日本は製造業で食うんじゃなくて、TOKYOで食う感じ。もうちょっとこう、なんていうか、六本木ヒルズ的な?今見ても超カッケーのをがんがんオッタテテもらってさ。世界中からエリートビジネスマンが集まってくるような、なんていうの?一昔前に野心がある奴等が田舎から上京してきたじゃん、あんな感じ。
インフラはさ箱物系ね。まー得意じゃん。首都高なおすみたいだし。でももっと極端にね、角栄の日本列島改造計画の真逆版ね。日本東京集中化計画なわけ。
エンタメはなんだろうね。カジノほしー。あと風俗系がちょっと今一弱いなー。キャバクラのねーちゃんとか、ホテルにお持ち帰りできねーし。外人VIPが東京来たらナオン系はつれてくとこねーもん。いきなりデリヘルってわけにも行かないしさ。キャバクラの女を、今日ホテルに連れて帰れるって何の疑いもなく思ってるからね。東京は普通に接待に困る。これ、なんとかしてくれ。
食は既に最高。ミシュラン最多☆?治安も医療もサービスも、まー、負けねーだろw
言ってみりゃ、わが大東亜共栄圏(ぐれーたーじゃぱん)と世界中のオタクども的にはさ、既にTOKYOは最高にクールなわけよ。日本を嫌いな国は世界中に中国と韓国しかないわけ。それをね、亜細亜圏だけじゃなくて、世界中に知らしめて行きたいわけよ。あ、ちがった。知らしめたいんじゃなくて、実際に実力で上回りたいのよ。NYとかパリとかをね。
で、ただ、その超未来都市の価値を享受できるのが日本人だけだったらさ、んなこと起きるわけないじゃん。だから世界中から人が来やすい街にせないかんとおもうわけよ。
だいたい、東京には両替所がねーことねーこと。他の国だったら、その辺でパパって両替できんのにさ。ま、そったらことも含めてね、世界中の金持ちとエリートが東京に行きたい!って感じにするのはどうかなと思うわけ。
ま、ただ、そのためには、法人税を下げて企業を誘致し、所得税を下げてエリート層がここに住みたいと思うようにせにゃならんけどさ。まったく逆行しちゃって、もうどうしちゃったの?って感じだよね。この国の政治はwバロスwww
あ、あと英語も何とかしてほしいね。日本人英語しゃべれな過ぎてオワタ\(^o^)/レベルだからね…。そういう意味だと教育も位置からたたき直さなあかんね。。。むむむ、遠いな。まー、最低限、看板とか案内の英語訳をさらに徹底してほしい感じ。あ、あと、チャイニーに金落とさせたいから、中国語もね。成田エクスプレスとか丁寧すぎて笑うよね。
日本語のあと、英語、中国語、韓国語の4ヶ国語で案内流れるからね。あれを東京全体でやったらいいと思う。ま、韓国語いらねーけど。
それから、やっぱ、東京五輪は開催すべきだと思うだよね!俺の憧れの超未来都市東京の為にさ。五輪の経済効果と直接コストのP/Lがマイナスとか、そんなん阿呆か!ちゅーねん。そんなP/Lなんて何の意味もない。どっちにしたって未来都市建設には一定のコストがかかるんだからLは確定なのよ。だったら、外国人が落としていく外貨をちょっとでも足しにしてインフラ整備した方がいいにきまってんだろ。まーでも、明らかにいらないモノとか作るなよ。
ちょっとダラダラと思いのたけを書きなぐってみたけどもさ、
まー。要するに俺がいいたい事は、やっぱ六ヒル超カッケーって話。
あ、いや、ちがった。
もうこの際アベノミクスで、六昼みたいの一杯たたねーかなーって話。
佐野はそういう風には書いていないだろう。ただし橋下がそのように攻撃するのも、戦術上は当然の話。
そこの理論武装が出来ていないから、叩かれればひっこめざるを得なくなっただけ。
角栄は、何が書かれようが、公人ならば仕方がないと割り切っていた。角栄失脚の原因となった立花隆のレポートにしても、反論はしても立花自身には敬意を示していた。
いわば前世代のそうした政治家の度量、言ってみれば「品格」に頼り切ってルポルタージュ作家は仕事をしていたわけで、「品格?そんなものは知らん」とちゃぶ台をひっくり返す恥も外聞もない橋下のような政治家が出てくると簡単に手玉にとられてしまう。
それは、結局、佐野を含むルポ作家が、何を書くべきか、どこまでを書くべきか、どう書くべきか、きちんと理論武装と考察を重ねることを怠ってきたから。
だから橋下のような態度をとられると、「品格がない」とかどうしたとか、自分が批判した相手に自分に対して配慮を示すことを求めるような、感情論的な無様な批判しかできない。
それが問題の本質。