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2008-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20080513215701

元増田です。

酔って書いたので、ちょっと過激な書き方になってすまんかった。

でも本当に彼らは農薬使うぐらいなら感染症が広がるぐらいどうとも思ってないんだって。

北米ウエストナイル熱が上陸したときも、反対にあって空中散布ができなかった。

そのせいで、ウエストナイル熱は北米に広がり、年間数百人が北米で死んでる。

日本でも空中散布に反対する人たちなんていっぱいいる。

http://home.e06.itscom.net/chemiweb/ladybugs/kiji/t14101.htm

6月2日付けの読売新聞に衝撃的な記事が載りました。厚労省西ナイル熱対策として蚊駆除を徹底するというガイドラインを策定したというのです。患者発生時やカラスなどからウイルスを検出時は、まず10キロ四方を目安として下水管や木の茂みなどに殺虫剤を撒き成虫を駆除。空中散布も検討するというものです。

 この指針を6月13日までに都道府県に配布するということだったので、化学物質過敏症患者や、生活環境での殺虫剤規制を求めている団体などが仰天して、直ちに情報収集に当たり、賛同団体を集めて厚労省に要望することにしました。

実際に年間数百人単位で死ぬ危険性のある西ウエストナイル熱よりも、実際に死んだ人はいない化学物質過敏症患者のほうが優先されるらしい。

殺虫剤を練りこんだ蚊帳の、アフリカでの普及活動でさえ反対する。

http://www.kokumin-kaigi.org/kokumin03_51_03.html

日本政府は、合成ピレスロイドのペルメトリンを練りこんだポリエチレン繊維で蚊帳を作った住友化学の提案に乗って、ユニセフの「マラリヤ撲滅作戦」の一環として、アフリカでこの蚊帳の普及に乗り出しているが、ペルメトリンは、乳幼児の脳の発達を阻害する可能性があると、富山医科薬科大の津田らによって報告された論文7)を引用して、黒田洋一郎氏は警告している。蚊帳に付けられている「触れたら、手を洗うように!」という注意書きはアフリカ現実の中で意味をなさない。農薬入りでない普通の蚊帳の普及にこそ、日本国際協力予算が用いられるべきであり、農薬汚染の輸入食品による中毒の再発を防ぐためには、日本の食糧自給率を上げると共に、中国を含めたアジアアフリカなどの諸国に、農薬依存しない有機農業の普及という面で、日本国際協力が行われるべきであろう8)。

論文も読んでみたけど、こんなエビデンスレベルの低い研究に拠って不確実なリスクを削減するよりも、マラリアリスクを削減するほうがどう考えても優先されるだろう。

 
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